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第七話「麗日サロン編②」

足がすくむ、手が震える。得体の知れないものと戦うのって怖いんだな。


「省汰、俺等も行こう。」


無理だ・・あんなの・・・。


「見ただろ、あんな得体のしれない相手・・下手したら殺されるぞ!」


もう帰りたい。思いも涙も溢れてきた。俺にはこの環境を受け止められる度胸も、能力もないんだ。


「省汰・・・。今、お前の相棒はどうしてる。」


俺の相棒・・恵は・・・。


「対等に戦ってる・・・。」


「だよな。きっと、あれが恵ちゃんの本来の力だ。俺等と一緒に戦うときって、多分相当手加減してるよな。」


「加減・・か・・・。」


改めて感じる、遠藤恵という脅威を。だとしたら、なんで俺なんかを助人に選んだ・・・。


「こんな強いんだから助人いらねーよな、絶対。彩花がいても多分同じこと思ってるわ。・・よし、あいつらに俺らが必要って言わせようぜ。一緒に地獄の自己紹介乗り越えた仲だしな。」


「爽馬・・。あーあ、俺も色々考えるのめんどいわ。もう一回地獄乗り越えるしかねぇな。」


元々上級クラスの爽馬と俺だと状況も違うはずなのに、一緒だって言ってくれるだけで元気付けられるんだよな。


「そうだな・・もう話す時間もなさそうだし。」


気が付くと、複数の豚のような生き物に囲まれていた。

まだ正直怖いけど、やるしかない。


「しょうがねぇな、ぶちかますか。」

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