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第五話「サロンへの入場」

「ちょっと、爽馬くん!勝手にやめてよ!」


「ごめん、恵ちゃん。収拾するにはこうするしかなくて・・・。」


少し遠くで恵と爽馬の話し声が聞こえてきた。

俺のせいで申し訳ない・・・。

それにしても、恵が猫被りしない程度にはあの二人仲良くなったんだな。・・なんか胃の辺りがもやもやする・・変なものでも食べたかな?


「はぁ、まぁいいわよ。それにしてもあんたのサロン久々に行くわね。」


「お姉様ならいつでも大歓迎ですわ!」


恵は麗日のサロンに行ったことあるのか。金持ちのサロンかぁ・・緊張しそうだし絶対行きたくねえな。ま、こういうのは爽馬の方が適任だろ。


「うーん、まぁ行くのはいいんだけど・・省汰くんも一緒でいい?」


恵に突然引き寄せられて・・って何言ってくれちゃってんだ?!


「この下民をですか・・・?」


麗日、すっごい怖い顔してる・・やばいってこれ。


「あの俺は・・・。」


「省汰くんは私の助人なの。だからお願い、ね?」


お、お願いするんじゃねえよ・・辞めてくれ・・・。


「はぁ・・仕方ありませんわね。お姉様の顔に免じて、サロンへの入場を許可しましょう。」


最悪の展開だ・・・。


「さて、メンバーはお揃いですわね。これ以降の時間は自習にして欲しいと校長先生にお願いしてありますの。早速サロンへ参りましょう。」

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