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TWO ONLY TWO 唯二無二・唯一無二という固定観念が存在しない異世界で  作者: VIKASH
【魔法学校篇】:ZERO AND AETHER

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212/220

212話 絶対の正解はない

 

―― There is no absolute right answer ――




「まず、大前提として――悩まなくていいんです」


「わたしは……わたしは……」




 自分が人間かどうかすら、わからない。

 悩まなくていい?

 何を言っているんだ。


 問題は対処し、解決しなければならない。

 そうしなければ、前に進めない。


 そんな焦燥感に、ずっと駆られていた。




 ――わたしは、こうあるべきだ。




 弱い自分を守るために。

 余所者を批判し、否定し、自分の考えこそが正しいと信じ込んできた。


 足元が揺らいでいることにも気づかず、

 自分で自分の首を絞めていた。




 あれは、正しくない。

 種族が違うから。

 見た目が違うから。

 性別が違うから。




 ――そんな理由で、切り捨てていいはずがない。




 そんな“しがらみ”に縛られる必要なんてない。

 全部、取っ払っていい。




 ……だって、誰だって怖いじゃないか。




 玉座。

 それはユニムに背負わされた、期待と不安。

 積み上げられてきた希望と夢。


 それらすべての、象徴だった。




 ハッカイが、ゆっくりと近づいてくる。


 ユニムは目を閉じた。




 ――みんなの顔が、視界いっぱいに浮かぶ。




 誰も、どこにも行ったりしない。

 もう、独りじゃない。




 助けを求めていい。

 我慢しなくていい。




 誰にどう見られるかなんて――関係ない。




 大事なのは、

 自分がどうあるか。

 どうありたいか、だ。




 見た目ばかり気にして、何になる。

 ただ、虚しいだけだ。




 水面に映る、空っぽの王冠。




 “海内女王”は、あくまで目標に過ぎない。




 ――本当にやりたいことは、何だ?




 四皇獣に会うことか。

 四権英雄になることか。




 違う。




「……外に行きたい。

 この目で、真実を確かめたい」




「セオドニアって、知ってますか?」




 ユニムは、首を横に振る。


 喉の奥に、何かが引っかかった。




 ――あれ?




 どこかで……。




『妙なことに、マスタングは――セオドニアⒷの長にならなかったんですよ』




 ――あれ?




 記憶が、軋む。




『そして、アレキサンダーにわざと負けた。王位を譲り、繁栄蜂のフリをしている……前任は、マスタングなんです。何を考えているんですかね』




 あのときは、頭が回らなかった。

 ただの作り話だと、切り捨てていた。




 ――マスタングは、どこにいる?




 連絡しなければ。




「あなたに、天王子としての最終試験を課します」




 思考が、過去から現実へと引き戻される。




 ……え?


 今、なんと――。




「私を倒してください」




「改めまして。

 三明賢者のひとり――ハッカイです」




「私を倒せたなら、外へ行けます。

 いつでも、連絡をお待ちしております」






 ――思考電波を使え。

 ハッカイより。




 その言葉を残し、ハッカイは煙のように消えた。




 ……え?




 気がつくと、目の前にエレナが立っている。




「おば……エレナちゃんじゃないか」




「久しぶりね、ユニムちゃん。

 ところで――あなたの氷魔法」




 ユニムは、唾を飲み込む。




「それ、氷じゃないわ」






 ――え?






こんばんは! VIKASHです!


いかがだったでしょうか。


とある作品から影響を受け、なぜ人は批判するのかについて、調べ、考え直しました。


そして、浮かび上がったひとつの答え。


「絶対の正解はない」


私も、批判する人間の一人でした。 


例えば、音楽ならAI音楽を敵視し、あれは音楽じゃないと切り捨て、自分を守るために、受け入れたくないがために、冷静さを欠いて、AI音楽を批判しました。


ただ、その行為そのものが時代遅れであり、数多の企業のトップがAIに参入している中、批判して、否定して、のけものにしてしまうのは違う気がしました。

 

とはいえ、私は現在ではAIによる音楽生成を行っておりません。


便利だから、楽だからといった理由はあると思いますが、やはり現在では、人の作る音楽の方が私には素晴らしく感じます。


新しさを切り開いてきたのは、人間の思考ですので、私も底辺の底辺ですが、音楽にも携わっていきたいですね。


さあさあ、こんなところでしょうか。


複数の意味合いが、この「絶対の正解はない」に含まれております。


実は、大元はタイトルまで、225話まで決められており、タイトルをもとに作成していくのですが、どうも私の胸の内のわだかまりが、批判に対して、理解できず、批判をする必要がないのでは?


という考えに至り、急遽タイトル変更を行い、調和的な平和。

寛大な理解が、広がってほしいな。と、願うばかりです。

 

長くなりました。

この辺にしておきますね。


今回の話について触れようと思います。


まず、三明賢者のひとりハッカイですが、私のなかでもシルエットしか決まっておらず、どんな見た目をしているのか。


どんな素性があるのか。

彼には、どんな人生があるのか。


ユニムちゃんやゼルド君には、考えていて、そのストーリー一つひとつが絡んでくるから、面白いんじゃないか? と、憶測していますが、ハッカイに関しては、この魔法学校篇の中盤に登場させることで、強烈な話のフックになり、あれ? 雰囲気変わった? お、新キャラ? と、良い意味で、読者を裏切れたらな。と、考えております。


実は、ハッカイにはモデルがいるのですが、皆さんわかりましたでしょうか。


コメントで予想してみてください!

コメントお待ちしておりますよ!


はい!

ということで、ここから完全にオフなんですが……TWO ONLY TWO凄いですね。


私は、絶句しております。


めちゃくちゃ読まれているんですね。


本当にもう嬉しいやらなんやらで、感無量です。


みなさん、本当にありがとうございます。


ですが、面白いかどうかを決めるのは読者であり、作者が面白いと思っていても、刺さらない。


ヒットしない。


なんてのは、ザラにありますので、人生何が起きるかわかりませんね。


ここからは、完全におまけなんですが、ポケポケにハマっていて、私はイーブイが好きなんですが、イーブイって鋼がないんですか?


ブイズにドラゴンや鋼などがあったら面白そうですよね。


余談でした。失礼しました。



さあ、今日はこの辺にしておきますね。


皆々様、ここまでお読みいただきありがとうございました。


感想やコメント、評価にブックマーク。


お待ちしております。


どうぞよろしくお願いします。


以上VIKASHでした!

次回まで、お楽しみに!




◀次回のタイトル「錆びる氷」


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