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走り屋の妹(全年齢版)  作者: 浅野 武一
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第百七話 GTカー初戦の準備と緊急修理と

GTカー開幕が近いのに再生で忙しい雅子たち


主な登場人物紹介

ヒロイン 佐野  雅子 26歳 166cm

4月生まれ 峠のバトラー⇒TSカップレーサー⇒GTレースへ挑戦中

家業の佐野自動車販売の中古車販売店副店長兼整備工場の副工場長、整備の受注、部品調達担当の副社長 販売部部長 前職はスーパーの経理兼販売促進課

所有免許、資格;大型2種、牽引運転免許、2級整備士、危険物乙4、玉掛、ガス溶接、救急救命士、巻き上げ機、簿記2級、税理士、会計士、テルミット溶接、クレーンオペレーター、X線技師

レース以外の趣味:

オフロード走行:大型の2軸、3軸総輪駆動のエンジン、サスペンションをいじって自分好みした。

パソコン:プログラム組むのも好きでシステムを自力で組める


僕 佐野  悟瑠(さとる) 29歳

雅子の兄 3月生まれ 妹の雅子より4学年上 家業の佐野自動車販売に就職して6年目、整備工場の工場長 整備工場総括の副社長。

所有免許、資格 2級整備士、MIG溶接機、レーザー溶接機、ガス溶接、玉掛、大型2種、けん引免許、巻き上げ機、危険物乙4、テルミット溶接、クレーンオペレーター、X線技師

カーキチ、スペックオタク、エンジンスワップ大好き。エンジン加工名手 オフローダー


佐野 愛理沙 25歳 旧姓:小笠原 悟瑠の妻になった (第百話参照) 168cm

かつて雅子がいたスーパーマーケットの販売部移動販売課係長

実は創業者の孫でもある(第三十七話参照) 雅子と同じ高校の一つ後輩。スーパーマーケットの主要取引先の小笠原食肉のお嬢さん。 元レディスの7代目総長 2児のシングルマザーだった(第三十六話参照)抜群の運転センス

所有免許、資格 簿記2級 大型2種免許、牽引。危険物乙4、ガス溶接、巻き上げ機、玉掛、アーク溶接、火薬類取扱保安責任者(乙種)、レーザー溶接

TSカーレーサー⇒GTカーレーサー 雅子と組んでクラス優勝を狙う

実は空手で中学の時に全国大会に行った猛者。子供は上の子が哲也、下の子が愛美(めぐみ)


佐野 康晴  57歳

僕の父親 佐野自動車販売の社長、総括責任者。

趣味人 マニ割、エギマニ作りの達人 元整備工で板金も得意。


佐野 康子 55歳

僕の母親 佐野自動車販売 副社長 佐野自動車販売店店長、営業、仕入れ担当


加藤 隆弘 29歳

僕(悟瑠)の同級生で親友。佐野自動車の副工場長、整備工場の専務取締役

専学卒業後家業の内燃機整備工場に就職、佐野自動車販売に事業譲渡でそのまま異動。悟瑠の幼馴染。2月生まれ。

エンジン加工名手、エンジンスワップ大好き 実は弟の隆文が一目置く運転センスの持ち主

所有免許、資格 大型免許、牽引免許、玉掛、ガス溶接、アーク溶接、レーザー溶接、危険物乙4、巻き上げ機、電検2種、テルミット クレーンオペレーター X線技師

趣味:レースカーづくり オフローダー 生エンジン好き


加藤 百合 26歳 旧姓 松尾 隆弘の妻になった (第百話参照) 162cm

雅子の親友、丸松建設のお嬢さん。雅子と同じ高校卒業して同じスーパーに入って家業に転職。

松尾建設運輸担当副社長。普段はおっとりだがスイッチが入ると途端にせっかちとブチ切れになる

5月生まれ TSカーレーサー、GTカーレーサー TSカーカップではトータルで2勝あげ、シーズン3位

旧車好きで父親譲りの速い車好き。オフローダー

所有免許、資格 大型免許、牽引免許、玉掛、クレーンオペレーター、巻き上げ機、ガス溶接、テルミット、アーク溶接、レーザー溶接、危険物乙4、電検2種、火薬類取扱保安責任者(甲種)


加藤 隆文 26歳

整備部長 隆弘の弟。雅子より一学年上だが、3月生まれで実はほとんど同い年。工業高校から家業へ就職。佐野自動車販売に事業譲渡でそのまま異動。板金と排気系を作るのが得意

所有免許、資格 大型免許、牽引免許、玉掛、ガス溶接、アーク溶接、レーザー溶接、危険物乙4、テルミット溶接、巻き上げ機、電検技師

趣味:TSカーレース、GTカーレース、オフロード走行 生エンジン好き


加藤 舞由良(まゆら) 26歳 旧姓:馬橋(まばし) 隆文の妻になった (第百話参照)165cm

雅子と同じ高校の同級生、レディスの6代目総長。運転大好き

加藤運輸に個人の事務所から転職して車両回送ドライバー

所有免許、資格 大型免許 牽引免許 商業簿記2級 危険物乙4

子供はみゆき


加藤 隆義 57歳 配偶者 鈴江 55歳

加藤運輸社長 佐野 康晴の同級生の親友

かつては運輸業、リース業に忙しく趣味の旧車はやめていたが、今は余裕がでて旧車趣味が復活

かつて運営していたエンジン整備部門は、同じ敷地内にある佐野自動車販売に従業員ごと譲渡して運輸専門にした


松尾 譲 28歳

百合ちゃんの兄 、丸松建設の建設系担当副社長。マニ割マニア 実はオリジナル主義、生エンジン好きで速さにはこだわらない ドリフト競技に参戦中、TSカーカップにも挑戦中

所有免許、資格 大型免許、クレーンオペレーター、玉掛、巻き上げ機、ガス溶接、アーク溶接、テルミット、レーザー溶接、危険物乙4、電検2種、火薬類取扱保安責任者(甲種)


松尾 隆 57歳

丸松建設の社長 百合ちゃんの父親 速い車大好き 古いものを大事にする

悟瑠の父親の同級生


松尾 友香 55歳

百合ちゃんの母親、丸松建設資材調達兼外注先調整担当副社長

旧車大好き、かつオリジナル主義


小笠原 哲史(さとし) 28歳

愛理沙の兄。別の会社に勤めていたが家業に転職、製油担当副社長

旧車好きで母親譲りのオリジナル主義だが必要に応じて改造する

所有免許、資格 大型免許、危険物乙4

ドリフト競技参戦中、TSカーカップ挑戦する 愛理沙の元旦那とは親友で同級生(第三十六話参照)


長野 暁(あきら) 31歳。

スーパーマーケットの販売部移動販売課 課長代理。

かつては首都圏のバス会社に居たが欲しいバスが排ガスの関係で住んでいた地域で登録できなくて雅子がいたスーパーに転職。今は愛理沙ちゃんの上司短尺バス好き

所有免許、資格 大型2種免許、牽引免許、危険物乙4 簿記3級

狩野と一緒に走り屋チームの運営していた


狩野 守 31歳

丸松建設の業務課課長 運送会社にいたが首都圏の事業縮小で地方に転勤になった。偶然募集していた松尾建設に転職

所有免許、資格 大型2種免許、牽引免許、玉掛、巻き上げ機、ガス溶接、アーク溶接、危険物乙4、電検2種、テルミット、レーザー溶接、クレーンオペレーター、火薬類取扱保安責任者(乙種)

長野と一緒に走り屋チームの運営していた


河野 優花 23歳  160cm

スーパーマーケットの業務課から移動販売課に異動。大型免許取得して移動販売車で販売する

所有免許、資格 大型2種免許 簿記3級


綿貫 洋平 38歳

スーパーの販売部 移動販売課 課長

大型免許取ったらバスに嵌って自分でも買ってしまった。大型2種も持っていて見学者用のバスを運転する

所有免許、資格 大型2種 商業簿記2級


橋爪 正治 62歳

かつて雅子が務めていたスーパーの社長

雅子や百合、愛理沙に刺激されバス好き、旧車好きが復活

見学者の送迎の為のバスとしてボンネットバスそろえてしまった スーパーマーケットの広告も兼ねている


笠木 徹治 31歳

ウッディパラソルの経営者:悟瑠の父親の先輩(笠木 達也)が経営していたが代替わりした2代目

大型車主体の中古車屋 お店が暇なときは敷地内の笠木工房で作業


笠木 達也 61歳

笠木工房の共同運営者、ウッディパラソルの初代経営者 かつては悟瑠の父親、隆弘の父親と同じ大型車のディーラーにいたが、結婚を機に独立してウッディパラソルと笠木工房立ち上げ、奥さんの地元に移動

お店が暇なら奥さんの実家の農業をやる


植木 桂 61歳

笠木 達也の奥さんの兄

同じく笠木工房の共同運営者 40歳で大型車のディーラー勤めを辞めたのち実家の農業をしながら笠木工房に合流して共同で運営する


矢代 圭一、伸一親子

松尾建設のビル内装工事委託先の経営者

大型ボンネットバスが好きという親子で趣味人


五式(ごしき) 紫陽花(しよか) 19歳 168cm

愛理沙のいたレディスの13代目総長 小5から一つ上の兄とともにカートで走っている。

空手部だったが顧問の意地悪で干されたが、顧問の弱みを見つけて追放。

段位はあえて取って無いが実力は3段以上と言われる猛者。

佐野自動車販売に就職した 五式不動産のお嬢さん

所有免許、資格 準中免許 商業簿記2級 危険物 自動車整備


石川 由香里 20歳 167cm

個人の販売店から丸松建設に転職

雅子と百合ちゃんと同じ高校でレディスの12代目総長

高校では古武道部の主将もやっていた猛者、愛理沙のアドバイスで段位を取っていないが実力は3段以上といわれている

所有免許、資格 大型免許 商業簿記2級 危険物乙4


高橋 六星(むつみ) 19歳 170cm

五式 紫陽花の同級生 新卒で入ってきた

販売が好調で人が不足して佐野自動車に新規採用

所有免許、資格 準中免許 商業簿記2級 危険物


高橋 愛実(つぐみ) 24歳 170cm

高橋 六星(むつみ)の姉 加藤運輸に転職

加藤運輸ではドライバーが不足して舞由良のつてで小規模運送会社から転職

所有免許、資格 大型免許 牽引免許 商業簿記2級 危険物乙4


山口 奈津子 22歳 

個人事務所から雅子がいたスーパーマーケットに転職

元レディース総長 11代目 身長176cmと大柄


高尾 元康

高尾製油所の5代目社長

細々と菜種油やオリーブオイル生産やっていたが小笠原精肉と提携してオーガニックオイル製造に転向して事業拡大

河野 優花の叔父さんでもある 優香の母親の弟

「はい、佐野自動車です」


事務所の電話が鳴る、電話の主はあろうことか高速道路の会社からだった


「はい、救援要請ですか?承知いたしました。まずは大型トラック、それもフルに積んだ車の移動ですね。」


親父は電話を切ると


「悟瑠、救援依頼だ。俺が行ってくる、悪いが石橋君を連れていく、どうやら最新のトラックでレッカーするにしてもパーキングブレーキ解除できないと無理だ。電子機器の名手の助けがいる」


「わかった、石橋君。よろしくお願いいたします。」


親父と石橋君が4軸総輪駆動レッカー(KC-CB55EW改)に乗って事故にあったトラックの救援に行った


「怒涛だなあ。まずは目の前の仕事をはこう」


「おう」


残った僕らは3台のバスの再生の仕事に没頭するのだった

その日の昼過ぎに親父が4軸総輪駆動レッカー(KC-CB55EW改)で事故に遭ったトラックを引っ張ってきた、型式は2PG-FU75HZで追突したらしくフロント周りが破損していたのだった


「悟瑠、これ見積もれるか?現場でザクッとは見て500万円は超えるとオーナーには言ったけど」


「うん、これはキャビン上げないと何処まで損傷したかわからないかも」


「そうだね。オーナーには言ってあるよ。万が一エンジンやフレームも逝ってたら500万はあがるっても言ってある」


「修理には保険は効くのかな?車両入っているかな?」


「効くんじゃないか」


「親父、それなら見積もりするよ。」


僕は全体を見積もっていた。キャビンをあげてみると予想通りで冷却ファンが押し込まれていてエンジンブロックにめり込んでいた

しかも何やらエンジンに硬い棒のような物があたったあとがあり、あたった跡のブロック部分が割れていてオイルが漏れていた

ラジエターも破損していてLLCは全部漏れてしまったようでエンジン側からは今は漏れていないがとにかくエンジン、インタークーラー、ラジエター、エアコンのコンデンサーも交換、しかもレーダーも壊れてて最低でも600万円コースの修理だった


「親父、600万はかかるぜ、エンジンブロックもいってる。さいわいはペラは可動域で逃げ切ったけど」


「エンジンも交換だと?」


「ああ、画像見た限り、バンに積んでた梯子が刺さってしかも梯子が前の車の荷台に刺さったもんだからエンジンを串刺しだよ」


「ああ、確かに橋子は3段折り畳みのめっちゃ重い奴だったなあ」


「そう、画像で確認したけどバンのキャリア見たら室内から貫通したベースが通っててしかも車内にはロールゲージが組んであった」


「そういえは、梯子のせいかと思ったけどロールゲージで生存空間ができたんだな」


「うん、そうみたいだな」


「そうかあ、エンジン交換となるとうちじゃあ厳しいか?」


「載せ替えてとり急ぎの移動のためならフルコンという手はある。取り急ぎの復帰できる。車検どうするか。純正のECUを使わず、ボディアーキテクチャもフルコンなら最低でも走ることは出来る」


「まあそれならそこまでやって後はディラーでキャリだな」


「まずはそこまで直すよ。細かく見積もってオーナーが直してくれって言ったらだな。エンジンはもうあるよ、リビルトだけど、フレームもいってるから修正必要だよ」


「それも良しだな。全部入れていくらになるか見積もってくれ」


僕は交換部品の価格、板金工賃を入れて見積もっていた。

ざっと見た通りの高額になってリビルトでもエンジンだけで100万近いのは予想していたとはいえ高いと思ってしまった

他にも輸入部品が多くて仲間内に在庫が有ったからよかったがなかったら2月もまたせるところだった


「悟瑠、オーナーから廃車してくれと来たよ。車両保険で別のを買うらしい、」


「そうか、それまでは代車はうちので良いのかな?」


「それなんだが、個人のトラック様に代車を持とうかと思ってる。大型4軸でホロだな。今回はウイング積載車(PCG55ZWV改)を貸し出す。車専用の届けにしてないから貸し出せる」


「なるほどね、ホロにして必要なら組み立てて、平ボディ車として使うならホロ関係は降ろしてか」


「ああ、それがいいだろ」


「よしわかった、平ボディ探そう、ウイングでもいいでしょ。低床なら最悪3軸でもいいか?」


「鳥居に固定するタイプなら簡単だ。荷台に8箇所の支柱を取り付けるところを作ってやれば行けるよ。ウイングでもいいよ。もし中古に4軸ないなら3軸でもいいよ」


「OK、ウッディパラソルに発注しておくよ」


「早く見つるといいなあ。修理を諦めたオーナーは買う車種を考えるとか言ってるぞ。発注来たら先輩に頼もう」


「わかったよ」


ウッディパラソルに発注して2日もしないうちに見つけたと連絡がきた、そのトラックはウッディパラソルが面倒見ていた車両ということなので加藤運輸に頼んで取り寄せていた

納車されたのKL-CW55YVXを見ながら整備の段取りを考えていると、修理をあきらめたオーナーが探す車を決めたのでウイング積載車(PCG55ZWV改)で相談にやってきた。

大凡1時間前に入ってきたばかりの代車予定のKL-CW55YVXのウイングをみて


「この3軸車はいかほどで?これ探してました」


「これですか?これはうちの代車にしようかとおもったんですが。400万位ですね」


「これを売ってください。できればエンジンをRH8Fにして」


「いいですよ。エアサスではないですが」


「エアにできますか?」


「ちょっと納期とコストがかかるかもしれませんができますよ」


「ぜひお願いします。追突した自分が悪いのはわかってますが、仕事を止めるわけにはいかないくて、それに13000kg乗るなら仕事上は十分です」


「承知いたしました。エアサスとエンジンですね、エンジンは元々オーバーホールするので納車前整備に代金に入っています。なので追加費用はかかりませんが、エアサスの分は100万位上がります」


「是非お願いします、実はあの会社の11リッターエンジンには辟易していたんです。ターボ効かないと遅くてしかもAMTは意外に融通利かないところがあってイライラしてました。それに故障も多くて。それなんで規制に対応しててなるべくシンプルな車が欲しかったんです」


「そうなんですね。このKL-CW55YVXのウイングもAMTですがマニュアルモードは結構いいらしいです。最後の1年間しか生産されてないミッションですから。F社のKL−は高いですからね」


「助かります。クラッチ無発進もできてオートシフトですね。空荷モードもあるんですね。F社のトラックいいとは思ったんですがやはり高いです」


「そうです、雪道には5以降のクラッチペダル無いやつよりも運転しやすくって、しかも故障が少なくっていいといってます。もっといいことにメンテフリーでこっちがいいという人も結構います」


「日本製ですもんね、海外製の信頼性のなさには辟易です。お手数ですが整備よろしくお願いいたします。」


「かしこまりました」


オーナーは発注書にサインすると代車のウイング積載車(PCG55ZWV改)で仕事に戻って行った


「悟瑠、いきなりKL-CW55YVXのウイングが売れるとは思わなかったな」


「親父、仕方ないでしょ。あの廃車になったトラックのエンジンとミッションの故障の多さには辟易なんだと思うよ。このトラックの後のモデルも日本製のエンジンとミッションの方がいいという人もいるから」


「悟瑠、社長、海外製は整備しててひどいと思う。特に11リッターは見栄えを重視するフランス人らしいよ。あっちはブローバイを廃気に混ぜて出せるからいいけど、日本じゃあ吸気に戻せなんだよ。ヘッドカバーの上にブローバイつけてオイルミストを吸いにくいようにするんだよね。でも実態はなってないからオイルが増えるとブローバイからオイルが吸気に入って暴走する。その懸念は否定できないからね」


「ああ、それでリコール出したもんなあ。それ以来だな暴走するエンジンと評判が悪くなって結構たたかれたな」


「うん、隆弘、H社は同じリコール出したけどカバーデザイン直した、こっちのV社は直してない。暴走の可能性は完全に消えてないんだよな。何らかの要因でオイルの量増えたら同じエンジン暴走が起きるぜ」


「仕方あるまい。陽気なラテン系の設計だ。Fの小型も評判悪いじゃん。エンジンは日本一壊れるエンジンで10万キロもしなうちにタイミングチェーン切れるとか、ミッションも日本一壊れるミッションって評判だぜ。それいったらIシフトも最新のはギクシャクひどいって前の方がいいらしいよ」


「そうだね、使う人の全く考えていないってことだ。ってことはⅣが最高ってことか」


「悟瑠、言う通り、海外製のIシフトもB社のAMTも故障すると修理費が100万単位とか馬鹿高だからねえ。俺は個人オーナーにはMT勧めてるよ」


「それがいいよ。修理で財布が泣くよ。メーカー名からVを一つとるのもいいかも。それにB社は後ろに"ボ"つけるのも」


「ガハハハハそうかもなあ。座布団一枚」


「冗談はさておきだ。KL-CW55YVXのウイングのエアサスやるか」


「おう」


僕らは入ってきたばかりのKL-CW55YVXのウイングをバラしてオーバーホール済のエンジンへ換装、エアサスに変更をやっていた。

この車はいいことにうちの3軸低床積載車(CW55YVX改)と同じなので以前やった改修内容をそのままやればいいので補強のデータもあって楽に進めることが出来ていた

サスペンション用のエアバッグが取り寄せになって来るまでの間に注文をもらっていたTSD40改のバスと由香里ちゃんのK-SKW520改の再生をやっていた。

紫陽花ちゃんのFC80改もFC80C改のデータを使ってボディを仕上げていて後は交換するシャシの入荷待ちになっていた


「悟瑠、このFC80改っていうかこれもこのサイズのタイヤって無いよなあ。7.0の20って」


「仕方ないから、19.5インチにするよ。それならまだタイヤはある。径はちょっと小さくなるけど何とかいけるだろ」


「FC80Cと同じくか」


「うん、ハブはいいことに6穴の物が合うから交換する、増トンにもつかってるやつだから総重量がせいぜい6トンなら十分に行けるよ。FC80C改と同じやり方にする。エンジンとミッションの関係で出すことは無いけど100キロ以上に耐える様にしておくよ」


「そうだね」


「もっともあのディーゼルのクランクって弱いからクランクピンのベアリング幅を狭めてクランクのウェブを厚くして強化した特製品に交換するよ、そうしないとデビちゃん(DB110改)みたいに折れてブロック破壊したら代わりが無いんだよ。これはL型のチューニングでよくやる方法らしいよ。RBはその対策が入っていて折れにくくなってると言ってたなあ」


「そうだな。クランクのここのところだよなあ。フルカウンターってすげえと思ったけどな。もしエンジン壊したら最悪の時はW06E積むしか無いだろ」


「そうだな。僕はフルカウンターはやめて軽量化したよ。軽くしてねじり振動抑えるようにしてるんだよ。その方が静かでいいよ」


「なるほどね、それならいいかもなあ」


「計算上は3200迄回しても壊れない仕様になってるよ。デビちゃん(DB110改)の時もその対策やってれば壊れなかったかもな」


「悟瑠らしいぜ。壊れないこと重視とは」


僕と隆弘がSKW520の再生作業してるとFC80のバスボディづくりの作業していた雅子がやって来て


「お兄ちゃん、困ったことが起きちゃったよ。DC80Cのオーナーが舞由良と約束していた日に緊急の手術入って立ち会えなくなったんだって。それで日を変えてほしいって言われたんだけどその日って日曜日で舞由良がいない日なんだよ。北の方に中古車の引き取りに前泊でいってて」


「そうかあ、その日って日曜日か」


「それなんであたしたちがいくしか無いかな?」


「そうだなあ、愛理沙の予定聞いてだな」


次の日曜日、GTカーのセッティングしたかったが、隆弘たちに任せて僕と雅子は紫陽花ちゃんが買ったDC80Cを引き取りに高速3軸トラクター(CW542HHT改)と2軸車載トレーラー《重量車用平ボ積載車》で引取に行った


「高速代かかるから仕方ないけどね」


「まあな。いざとなったら俺の750psが火を噴くぜ」


「って、お兄ちゃん90リミッターあるでしょうが」


「あはは、その通り。今日はかっ飛ぶ必要も無いただろ。燃費で選んだようなもんだ」


「そうねえ、GTカーのレースでも来たいよねえ」


「そうだねえ、この近くだもんな」


海側の高速道路を通って渋滞を避けて走ること10時間、僕らはオーナーのところに到着した。

大きな敷地にある個人の医院だった


「初めまして、DC80Cを引き取りに来ました佐野自動車の佐野 悟瑠です。うちの会社の五式 紫陽花が買った車です」


「初めまして、同じく佐野 雅子です」


「こちらこそ、初めまして。村瀬と申します。急に日程変更してしまって申しわけないです。勤務医なのもので申し訳ない。日曜日にすみません」


「仕方ないです、お医者様なんですね。お忙しいでしょう。早速ですが車を引き取り致しますので」


「はい、こちらです。準備はしてあります」


案内されたのは医院の裏にある大きめのガレージで中には何台かの旧い車がならんでいた、そこにはマニアなら垂涎のレアな車たちだった。

しかも床下からの湿気を防ぐためにに2重床にしてあって下に空気を通す装置が作動していた


「実はここは親父の趣味車の倉庫です。ここの土地で開業医をやってますが、もう歳で車をいじれなくて困っていたんです。それに祖父から受け継いだ車もあって、それが今回のDC80Cなんですよ。何件も探していたっていう努力が気に入ったみたいです。このトラックに買いが来るとは思いもしませんでした。あちこち壊れてて直す部品がなくて部品取りにするかと話ししていたんです」


「そうなんですね。その辺はこちらで何とかします。ちょっと形は変わるかもしれませんが公道復帰させますから」


「それはいいですね。登録に関する書類はこれです。シャシ番号とあってるか念のため確認お願いします。」


「はい」


僕と雅子が書類と現車の打刻を確認するとあっていたのでその書類と共に車を引き取るべく2軸車載トレーラー《重量車用平ボ積載車》に乗せていた。

DC80Cはエンジンがかからないので、倉庫に有ったフォークリフトを借りて庭というか駐車場に引き出して、うまくトレーラーを動かすとウインチを使って引き揚げていた。


「おおお、何とか乗りましたね」


「はい、このためにこの車で来たんです。」


「あ、そうだ、この車用の補修部品も少しあるんです。これもトレーラーに乗りますか?うちにあっても使わないし、ネットでも売るには手間が意外にかかるんですよ。それならって捨てることになりそうですので」


見せてくれたのは大きめのパレットに入った部品でリーフやデフのインナー部品等等、再生に使えそうなものが多く有ったのだ


「はい、喜んで買い取ります」


「いいえ、引き取っていただけるならありがたいのでただで」


「貴重な部品なので、一括でこれでいかがでしょう?」


僕はその場で20万円を提示して支払っていた


「え?こんなにですか?」


「僕ら修理業者からするとこのくらいの価値はあります」


「半分でいいですよ。ここまで取り来ていただいた輸送費もありますし」


「お納めお願いします。この部品達もDC80Cの公道復帰に使用するかも知れません、その時にまたここに取りに来るよりはやすいので」


「承知しました。ありがたくいただきます」


僕らはコレクションしていたという周辺部品も2軸車載トレーラー《重量車用平ボ積載車》には詰めるので乗せてホロを掛けて固縛すると


「それでは。DC80Cの代金はここで現金で払います。これです。確認お願いします。」


紫陽花ちゃんから預かっていた封筒を渡した


「はい、確かに。念のため領収書お渡ししますね」


「お願いします。」


「あとはこれが譲渡関係の書類です」


「はい、確かに」


僕らは書類を受け取るとまた近くのインターから高速に乗ってひたすらアジトに向かって走って来ていた


「今日の帰りは渋滞覚悟ね。中央道抜けるのもよしなのね」


「もちろんだ。いくらこの高速3軸トラクター(CW542HHT改)と2軸車載トレーラー《重量車用平ボ積載車》の防錆がしっかりしてるって言っても、DC80Cの防錆がどうなってるかわかんないからね。」


「そうよねえ。いくらホロかけて対策したって言っても」


「村瀬さんは車の形が全然違うようになってびっくりするだろうな」


「そうね。この部品達は何に?リーフとかあるけど」


「これってシャシ部品なんで公道復帰には必要かもね。DC80Cの部品が要交換ならここから出せばいい」


「そうよねえ」


「いいことにハイロー切り替えデフもあっていいなあと思った。ケースに組めればいいけどなあ」


「へえ、いいじゃん」


「だめならバンジョウ加工するから。むりっぽならDA90改に組むよ」


「そうね。矢代さんは登りでギヤ比がもうちょっとクロスしてるといいなあって言ってた。離れすぎててって」


「そう思った。それもあって買ってきた。二つあるから欲しかったらDB100Kにも組めるよ」


「それもいいかも、矢代さん5速って言ってもワイドで坂道は辛いとか言ってたから」


「それもいいかな。矢代さんの2台に組んでおこう」


駄弁りながら走って約10時間半、夜半になってアジトに到着した

そのまま月曜日、朝から会社に行って紫陽花ちゃんと一緒に買ってきたDC80Cと部品をおろす段取りしていた


「隆弘、昨日はありがと。愛理沙に聞いたけどGTカーはばっちりだって」


「うん、しっかり出来たよ。脚もボディも決まったからガンガン行くよ」


「初戦備えてだな」


「おう」


と言いながら、2軸車載トレーラー(重量車用積載車)からゆっくりおろして工場の作業エリアに中型クレーンレッカー(U-CM88HE改)で押して入れた


「悟瑠。これは結構レアな車だなあ。フレームの錆がほとんどないってすごいよねえ」


「まあ、そうなんだよ。実は床が2重になってて下からの水蒸気を防いでいたんだ。それに防錆塗料は定期的に塗っていたらしい。いい個体なんでばらしてシャシをもらおう、残ったFC80のシャシでトラックは再生はできるよ。エンジンはF型だけど」


「悟瑠。それなら小型特殊の散水車にするか。コースで使えるだろ」


「いいなあ。確かに公道は走れるか?製造証明無いとむずくないか?排ガスとか」


「そうだな。登録がだめならナンバーなしで使えばいいよ。ガソリンエンジンはちょっと面倒かもな」


とやっていると親父が入ってきた


「あ、親父。KL-CW55YVXのエアバッグはいつ入る?予定じゃあ今日のはずだけど」


「明日かな?なんとかなるよ。任せろ」


「わかった、じゃあ今日はこのDC80Cを分解して作ってあるFC80改のボディ乗せる準備すればいいのか?」


「おう、ざっと見たらさフレームが共通でステアリング周りをちょっと弄れば付くよ」


「というかここのボルトを外して入れ替え効くんじゃ?」


「そうだな。なんかこれってあちこち交換できるようになってるなあ」


「悟瑠、それならエンジンのところを見る必要あるけど、ええと打刻はここにあるのか?それならフロントから後ろをFC80とDC80Cを交換すればいいんじゃないか?」


「そういったらそうだな」


当時の車検制度ではシャシの素性がしっかりしていれば上物は何を乗せてもいいことになっている、トラックなら1台1台一品ものだったと祖父から聞いた

それなので書類の有るDC80C改造車としてボンネットバスを仕上げるという手があるのだった


「隆弘。それでいこうか」


二つのシャシをボディーバスして比べていくと幸い、フロントセクションから後ろは共通だったのでフレームを乗せ換えてしまえば何とかなる

フロントはエンジンに合わせてマウントを変える必要はあるかどうか見ていた


「すげえなあ。合理化ってやつか?フレームのエンジンマウントのところがほとんど同じでそのまま乗るじゃん」


「ほんとだ。それにしてこのキャビン使わないのはもったいないなあ」


突貫で5人のアルバイト君達力を借りてフレーム交換してボディを乗せる準備ができた、元のトラックの上屋部品をどうしようかと思っていたら百合ちゃんがお店に来て


「隆弘、うちの構内で使えるトラックないかな?公道に出ないからナンバーなしで」


「悟瑠、このDC80Cを直すか」


「そうだな」


「え?これって紫陽花が買ったドラック?いい大きさじゃん。何トン?」


「4トントラック。ガソリンエンジンだよ」


「ねえ、これうまくしたら灯油で走れない?始動の時と暖機の時はガソリンにして」


「これでか?」


「そうか、このエンジンならいけるかも。後継にインジェクション有ったよ。ピストン変えれば行けるんじゃ?FJ80あったような」


「あったなあ。そのエンジンなら産業用で結構有ったはず」


「インジェクションにして、ダイレクトイグニッションにすると」


「そうだな。圧縮を7くらいにしておけばノッキングもOKだろ」


「そうだね、気化させないとまずいから燃料をいかに温めるかなんだよね」


「そうそう。やってみる価値はあるな」


「お兄ちゃん、いいから紫陽花の車シャシ仕上げてエンジン乗せないと」」


「そうか、ワリイワリイ。百合ちゃん。紫陽花のFC80改とKL-CW55YVXとTSD40、K-SKW520改が終わったらできるよ」


「よかった。お願いしちゃう」


「高圧噴射で何とかするよ」


「そうだ、百合。キャビンと荷台の再生いるからちょっと時間かかる。」


「うん、わかった」


「とにかく、このフレームの生産時期が証明できればなあ」


「メーカーの博物館に聞いてみよう」


「そうだな」


僕らは月曜日は突貫でFC80改のフレームを仕上げてエンジン載せ替え再生の作業を進めていた。

火曜日の朝にエアバッグが入ってきたのでKL-CW55YVXを総輪エアサスへの改造と車再生の総仕上げしていた


「悟瑠、このトラックは13トン積みで申請だろ」


「うん、それにする。後ろのタイヤは265にすればOK」


「じゃあ、あとは組めばいいのか?」


「うん、エアバッグを組めばいいだけ迄仕上げてあるから、今週中には納車できそうだな。笠木工房の車両だから錆取りいらないのは助かるよ。オーナーはキャビンの色はそのままでよくて荷台は無地にしてくれって言うからな」


「そうだよなあ。ラジエターをV10用に交換しただけで済んだから助かった」


火曜日から金曜日まほぼ毎日残業しながらだがKL-CW55YVXの総輪エアサスを仕上げて、それが何とか金曜には終わってオーナーに納車、週末はGTカーの準備にかかりきりになってしまっていた


「悟瑠、ちょっとは休みなよ。倒れちゃうよ」


「うん、そうはいっても」


「GTカーもあってお仕事めちゃくちゃ忙しのはわかるけど、倒れたら元も子もないって」


「そうだよなあ、倒れちゃいらんないからGTカーの初戦が終わったら2日ばかり休むよ」


「それがいいよ。由香里はニレちゃん(K-SKW520改)急がなくていいって言ってるから」


「そう?助かる。月曜からはTSD40仕上げて紫陽花ちゃんのFC80改の仕上げる。そこまでやったら一段落だ」


「GTカーももうばっちりじゃん。金曜日は午後休みでしょ」


「もちろん、最後の準備するから、スペアカーで走って練習でしょ」


「そうしようね。開幕は来週の週末だからね」


「うん」


月曜日から僕らはTSD40の再生をやって仕上げると木曜に納車した。

オーナーはすっかりきれいになって、錆がまったくなくなったバスを見てとても喜んでくれた、僕らはお客さんのにっこりした顔を見ると再生の仕事をやってよかったと思うのだ

TSD40の再生と同時並行で紫陽花ちゃんのFC80改もフレームの組み換え、上屋を仕上げて金曜日午前中に紫陽花ちゃんに仮ナンバーで全開試験をやってもらっていた。

伴走は六星(むつみ)ちゃんに中型クレーンレッカー(U-CM88HE改)を使っていいということにして頼んでいた


「何とか残り1台まで仕上げたな」


「あとは由香里ちゃんのニレちゃん(K-SKW520改)だっけ」


「悟瑠さん、怒涛のようでしたね。何にしてもダイレス加工機と自動鉄板鍛え機と自動シャーリング機の威力は絶大ですよ。これがなかったら50倍以上の時間かかりますから」


「そうですか。買ってよかったですよ」


「悟瑠、今日は上がれ、鈴木さんたちも。後は俺と康子で何とかする。FC80改のエンジンはオーバーホールしたんだろ」


「うん、今回はバランス取りはP-P10グラムにした。それに回転系のアッシーバランス取りはしてない」


「それなら、オーバーレブしないだろ」


「ガバナーは2700rpmで燃料カットするよ」


「それならいいか」


「補助ブレーキはリターダーもつけたから下りも何とかいけるんじゃ?」


「大丈夫だろ。悟瑠の横に乗ったことあるんだろ。それならばっちりだ」


「悪いが。親父、面倒見頼んだぜ」


「雅子も上がれ。今日は工場は営業終了だ。明日は村上君達3人が出るけどほとんど車検と点検だ」


「それならよかったよ」


僕と雅子は金曜の午前中で上がってアジトに帰った、そのままベッドに横になったとたん意識を失っていた


「悟瑠、起きて」


「あ、やべえ、哲也君迎えに」


「大丈夫。雅子先輩が行ってくれたから」


「雅子に悪いことしたなあ」


「その分はGTカーで返してね」


「そうだな」


週末は子供たちと遊んで日曜日は一日中GTカーの準備していた。

雅子も愛理沙も開幕をワクワクしながら待っていたのだった

GTカーの準備を終えて月曜日にお店に出勤すると駐車場に古くあちこちさび付いた移動販売車がおいてあった、僕はこれも再生かと親父に聞いていた


「親父、これ何だよ?移動販売車?BXD30Eにちゃあ長いよなあ」


「ああ、そのとおり。実は丸松建設で解体と建て直しを請け負った元整備工場にあった。かつての社長がが0から作ったらしい。移動販売していたお店が廃車にするというので引き上げたんだけど直せず引退。そのお孫さんが直してほしいってうちに頼んで来た、もう1台あるんだと。もうすぐ隆が運んでくる。そろそろ着くかな?」


「こんなの初めて見た。」


「あたしも初めて見た。レイ君《BXD30E改》とはボディメーカー違うよね」


「ああ、川崎らしい。もう1台あってBF40とか言っていたな。今来たのはコレはBXD40E改と車検証に有ったな。鈴木さんたちが元居た整備工場を再開したいとか言ってて、1階と2階が整備工場、3階から上はマンションにして整備工場は自体縮小するけど再開したいらしい。旧車専門らしいよ。このBXD40Eはどうやらゼロから作ったらしいから直すんだと。どうしても設備の関係でできないからうちに依頼が来た。工場再開するけど、家族だけで細々だから大型はやらない方針らしい」


「ふーん。カタログにはそんな型式にはなかったぞ、キャブオーバーはBXD30EまでとBF30はあったけど」


「カタログには無いだろ、特殊車両専用だからな、何かやってるのかもな。改造車ってことは確かだよ」


「マジかあ?」


そう言っている親父に僕は隆さんが一体どんな車を持ってくるか戦々恐々だった。

GTカー開幕はどうなる?


登場人物の所有車紹介

佐野 雅子(まさこ)

・大型リアエンジンバス

①観光シャシ+観光ボディ

KC-RA531MBN改(なごみちゃん)

U-RU2FNAB改(ルーシーちゃん)

②路線シャシ+観光ボディ;V8に換装

KC-UA460NAN改(陽菜ちゃん)

③路線シャシ+路線ボディ

路線用前中2ドア

U-LV218M改(双葉ちゃん);V8に換装

U-UA440HAN改(獅子丸くん)

④短尺路線用シャシ+路線ボディ

路線用前中2ドア

U-RP210GAN改(ニジュちゃん)

・大型トラック 

①キャブオーバー 元除雪車 V10に換装済

ダンプ

4×4 U-FZ2FJCA改(藤子ちゃん)

カーゴ  フレーム交換車

6×6 KC-FU4FPDA改(ピッピ)

①ボンネット

カーゴ

4×4 K-TSD45G改(鉄子ちゃん)


・小型車

①クーペ 

GF-S15改(イチゴちゃん)


佐野 悟瑠(さとる)

・大型リアエンジンバス

①観光シャシ+観光ボディ

KL-RA552RBM改(ゴーゴーくん)

KC-RU3FPCB改(ロザン君)

②路線シャシ+観光ボディ;V8に換装

KL-UA452PAN改(パン君)

③路線シャシ+路線ボディ 路線用前中2ドア

KC-LV280N改(キューピーちゃん)

KC-HU3KMCA改(フーちゃん)

④短尺路線シャシ+路線ボディ 路線用前中2ドア

U-MM618J改(エムエム君)

・大型トラック 

①キャブオーバー 元除雪車 フレーム交換車 V10に換装済

ダンプ

4×4 KC-CF53XGH改(サイバー君)

カーゴ

6×6 KL-CZ55YNH改(ジゴちゃん)

②ボンネット

カーゴ

6×6 P-HTW22K改(ハットくん)

・小型乗用車

①セダン

GFーENR34改(三四郎君)


佐野 愛理沙:雅子の後輩 旧姓:小笠原

・大型リアエンジンバス 

①路線シャシ+観光ボディ

 U-MS716N(改武名瀬くん)

・大型トラック 元除雪車

①キャブオーバー

ダンプ

4×4 KC-FR529改(ニック)

・小型乗用車

①セダン

GF-GC35改(サンゴちゃん)


佐野 康晴;僕の父親

・大型バス

①リアエンジン 路線シャシ+路線ボディ

自家用1ドア

KC-UA521NAN改(ニイナちゃん)

②ボンネット トラックシャシ+路線ボディ 路線用1ドア 元移動診療所

4×2 TK20L改(コニタン)

・中型リアエンジンバス

①路線シャシ+路線ボディ 路線用前中2ドア

P-LR312J改(アサイー君)

K-102H改(ケーテン君)

・小型リアエンジンバス

①路線シャシ+路線ボディ 路線用中1ドア

P-RB115AA改(いい子ちゃん)

・大型トラック

①ボンネット

カーゴ

6×6 TZ50MD改(ジュゴン) V10に換装済

ダンプ

4×4 TF30GD改(タフさん) V8に換装済

・小型乗用車

①セダン  

Q-LS131H改


佐野 康子:僕の母親

・大型バス

①リアエンジン 路線シャシ+路線ボディ

路線用前中2ドア

U-LV224K(錦くん)

②ボンネット トラックシャシ+路線ボディ 

路線用1ドア 元移動診療所

4×4 T370改(サナちゃん)

・大型トラック

①ボンネット

ダンブ

4×2 KB112D改(カービーちゃん) 

カーゴ

4×2 TD50AD改(デコちゃん) クレーン付きカーゴに改造済

・小型乗用車

①ハードトップ  

E-KE70

②セダン 

E-AE70


加藤 隆弘

・大型トラック 元除雪車

①キャブオーバー

ダンプ

4×4 U-FR415H改(ラッシー君)

カーゴ 

6×6 K-FU633AA改(みさえ) V10に換装澄

・大型リアエンジンバス 

①路線シャシ+路線ボディ  自家用 1ドア

U35H改(兎ちゃん)

・小型乗用車 

①セダン 

CBA-GVB(エスティーくん)


加藤 百合:雅子の高校から親友 旧姓:松尾

・大型リアエンジンバス

①観光シャシ+観光ボディ

P-RU636BB改(武蔵君)

P-RA52M改(ラムちゃん)

・大型トラック

①キャブオーバー

カーゴ

6×6 K-FW125M改(ワンコ) V10に換装済

②ボンネット

ダンプ

4×4 W81D改(パイ君) V8に換装

・小型乗用車

①クーペ 

EーS110改(エスワン)


加藤 隆文

・大型トラック 元除雪車

①キャブオーバー

ダンプ

4×4 SKS390改(まゆか) 

カーゴ 

6×6 K-SKW520改(わかこ) V10に換装済

・大型リアエンジンバス 

①短尺路線シャシ+路線ボディ 路線用前中2ドア

MR510改(まる子)

・小型車

①クロカン4×4 

KG-VGY61(ロックン)


加藤 舞由良(まゆら) 雅子の同級生 旧姓馬橋(まばし) 

・大型バス

①キャブオーバー トラックシャシ+路線ボディ 路線用中+後側ドア

4×2 T810NU改(はてなちゃん)

・小型車

①軽ミニバン

LA-L152S


加藤 隆義:隆弘たちの父親

大型トラック

①キャブオーバー

カーゴ

6×6 SKW440改(しずか) V10に換装済

②ボンネット

カーゴ

6×6 ZC120(スワン) V10に換装済

4×2 DU780HD改(旦那さん)

ダンプ

4×2 DA100D改(きみこ)

・大型リアエンジンバス 

①短尺路線シャシ+ナロー仕様路線ボディ 路線用中1ドア

BA05N改(レイコ)


松尾 譲:百合ちゃんの兄

・大型バス

①キャブオーバー トラックシャシ+路線ボディ 路線用中1ドア

4×2 BF30改(ビーフさん)

・大型トラック

①ボンネット

ダンプ

4×2 T800FD改(ティファ) V8に換装済

4×4 ZH110改(ゼットワン)

6×6 6W100改(ワイ君)

・小型乗用車

①クーペ 

E-GS130改(イーサン)


松尾 隆:百合ちゃんの父親

・大型トラック

①キャブオーバー

ダンプ

4×4 CF30DD改(サンデー君) V8に換装済

カーゴ

6×6 CZ50M改(しず子) V10に換装済

②ボンネット

ダンプ

4×2 TK20GD改(徳次郎君)

・大型バス

①ボンネット

トラックシャシ+路線ボディ 元レントゲン車 路線用中1ドア

4×2 K-TDJ72改(なみちゃん) V8に換装済

②リアエンジン 短尺観光シャシ+観光ボディ

P-RU192AA改(リングちゃん)

・小型乗用車

①セダン 

E-GNY33改(サザン君)


松尾 友香:百合ちゃんの母親

・大型バス

①ボンネット

トラックシャシ+路線ボディ 路線用中1ドア

4×2 DB100改(デビちゃん)

4×4 TSD43改(てつしくん)

②キャブオーバー

短尺トラックシャシ+ナロー仕様路線ボディ 路線用中1ドア

4×2 BXD20E改(丸井ちゃん)

・大型トラック

①ボンネット

ダンブ

4×2 TXD60D改(でん六くん)

・小型乗用車

①HB 

E-KP61(けいこ)


小笠原 哲史(さとし)

・大型リアエンジンバス

①路線シャシ+観光ボディ

B806K改(ババロアちゃん)

・大型トラック 元除雪車

①キャブオーバー

ダンプ

4×4 K-FR113H改(フライヤーちゃん)

・小型乗用車

①クーペ

E-MA45改(ましこ)


長野 暁:元走り屋

・大型リアエンジンバス 

①短尺路線シャシ+路線ボディ

自家用1ドア

P-MM517J改(伊那路)

路線用前中2ドア

MR520改(真弓)

②短尺観光シャシ+観光ボディ

MM515H改(まこちゃん)

・小型乗用車

①クーペ 

ZN6


狩野 守

・大型トラック

①キャブオーバー

ダンプ 6×4

U-FS1VKBD改(イケボ君) V10

KC-FS3FKCD改(セーフ君) V8

KL-CW55YNHD改(ニコル) V10に換装

・小型乗用車

クーペ 

ZN6


河野 優花

・大型リアエンジンバス 

①路線シャシ+観光バスボディ

P-LV214L改(伊予ちゃん) V8に換装

・大型トラック

①ボンネット

カーゴ

6×6 ZC44改(逗子ちゃん)

・小型軽乗用車

①5HB 

L700S改


五式 紫陽花(しよか)

・中型ボンネットバス

①トラックシャシ+路線バスボディ

FC80改(八海)


綿貫 洋平

・中型リアエンジンバス

①路線シャシ+路線バスボディ

自家用前1ドア

B622B改(ロニー)

・大型トラック

①ボンネット

ダンプ

4×4 ZH12D改(ゼッツー)

小型乗用車

①セダン

TA-GXE10


橋爪 正治

・中型バス

①ボンネット

トラックシャシ+路線バスボディ 路線用中1ドア

BX521改(かなさん)

・大型バス

①ボンネット

トラックシャシ+路線バスボディ 路線用中1ドア

BXD30改(丸ちゃん) 後面丸形状

BXD30改(平くん) 後面平面形状

②リアエンジン

汎用シャシ+路線ボディ 1ドア

MAR480改(マーシーちゃん)


笠木 徹治

・中型増トントラック

①クレーン付き 増トン レッカー車

4×2 KC-PK262HFZ改

②ウイング積載車

4×2 KC-PK262UFZ改

③オープン積載車

4×2 KC-PK262VFZ改


笠木 達也:徹治の父親

・4トントラック

①カーゴ

4×4  U-FL618G改(総輪駆動野菜運搬車)


矢代 圭一、伸一親子

・大型バス

①ボンネット

トラックシャシ+路線バスボディ 路線用1ドア

4×4 K-ZC121改  車体メーカーでワンオフ

4×2 BH15改⇒P-FH229BA改  29人乗り仕様 フレーム交換車

4×2DA90改 トラックにバスボディ架装

キャブオーバー

4×2DB100K改 ボロボロから再生 29人の仕様 元ボンネットバス


高尾製油所 高尾 元康

・大型トラック

①ボンネット

ダンプ

4×2 T410D改(6tボンネット)

・中型リアエンジンバス

①路線系シャシ+観光系ボディ 自家用

K-MK116J改(中型バス)

・中型トラック

②キャブオーバー

カーゴ

4×2 U-FB2WEAA(4tキャブオーバー)


野上さん

大型リアエンジンバス

①短尺路線シャシ+路線バスボディ

DR11改

中型リアエンジンバス

②路線シャシ+路線バスボディ

MK103H改

中型キャブオーババス

③路線シャシ+路線バスボディ

FC80C改


いつも読んで頂き、どうもありがとうございます。

今回はここで更新します。

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