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走り屋の妹(全年齢版)  作者: 浅野 武一
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第百一話 初冬のミーティングともう一人バスに嵌って?

レアものバスを仕上げて大型車のミーティングに行く雅子たち

もう一人バスに嵌ったのは?


主な登場人物紹介

ヒロイン 佐野  雅子 26歳

4月生まれ 峠のバトラー⇒TSカップレーサー⇒GTレースへ挑戦中

家業の佐野自動車販売の中古車販売店副店長兼整備工場の副工場長、整備の受注、部品調達担当の副社長 販売部部長 前職はスーパーの経理兼販売促進課

所有免許、資格;大型2種、牽引運転免許、2級整備士、危険物乙4、玉掛、ガス溶接、救急救命士、巻き上げ機、簿記2級、税理士、会計士、テルミット溶接、クレーンオペレーター、X線技師

レース以外の趣味:

オフロード走行:大型の2軸、3軸総輪駆動のエンジン、サスペンションをいじって自分好みした。

パソコン:プログラム組むのも好きでシステムを自力で組める


僕 佐野  悟瑠(さとる) 29歳

雅子の兄 3月生まれ 妹の雅子より4学年上 家業の佐野自動車販売に就職して6年目、整備工場の工場長 整備工場総括の副社長。

所有免許、資格 2級整備士、MIG溶接機、レーザー溶接機、ガス溶接、玉掛、大型2種、けん引免許、巻き上げ機、危険物乙4、テルミット溶接、クレーンオペレーター、X線技師

カーキチ、スペックオタク、エンジンスワップ大好き。エンジン加工名手 オフローダー


佐野 康晴  57歳

僕の父親 佐野自動車販売の社長、総括責任者。

趣味人 マニ割、エギマニ作りの達人 元整備工で板金も得意。


佐野 康子 55歳

僕の母親 佐野自動車販売 副社長 佐野自動車販売店店長、営業、仕入れ担当


加藤 隆弘 29歳

僕(悟瑠)の同級生で親友。佐野自動車の副工場長、整備工場の専務取締役

専学卒業後家業の内燃機整備工場に就職、佐野自動車販売に事業譲渡でそのまま異動。悟瑠の幼馴染。2月生まれ。

エンジン加工名手、エンジンスワップ大好き 実は弟の隆文が一目置く運転センスの持ち主

所有免許、資格 大型免許、牽引免許、玉掛、ガス溶接、アーク溶接、レーザー溶接、危険物乙4、巻き上げ機、電検2種、テルミット クレーンオペレーター X線技師

趣味:レースカーづくり オフローダー 生エンジン好き


加藤 隆文 26歳

整備部長 隆弘の弟。雅子より一学年上だが、3月生まれで実はほとんど同い年。工業高校から家業へ就職。佐野自動車販売に事業譲渡でそのまま異動。板金と排気系を作るのが得意

所有免許、資格 大型免許、牽引免許、玉掛、ガス溶接、アーク溶接、レーザー溶接、危険物乙4、テルミット溶接、巻き上げ機、電検技師

趣味:TSカーレース、GTカーレース、オフロード走行 生エンジン好き


加藤 隆義 57歳

加藤運輸社長 佐野 康晴の同級生の親友

かつては運輸業、リース業に忙しく趣味の旧車はやめていたが、今は余裕がでて旧車趣味が復活

かつて運営していたエンジン整備部門は、同じ敷地内にある佐野自動車販売に従業員ごと譲渡して運輸専門にした


松尾 百合 26歳

雅子の親友、丸松建設のお嬢さん。雅子と同じ高校卒業して同じスーパーに入って家業に転職。

松尾建設運輸担当副社長。普段はおっとりだがスイッチが入ると途端にせっかちとブチ切れになる

5月生まれ TSカーレーサー、GTカーレーサー TSカーカップではトータルで2勝あげ、シーズン3位

旧車好きで父親譲りの速い車好き。オフローダー

所有免許、資格 大型免許、牽引免許、玉掛、クレーンオペレーター、巻き上げ機、ガス溶接、テルミット、アーク溶接、レーザー溶接、危険物乙4、電検2種、火薬類取扱保安責任者(甲種)


松尾 譲 28歳

百合ちゃんの兄 、丸松建設の建設系担当副社長。マニ割マニア 実はオリジナル主義、生エンジン好きで速さにはこだわらない ドリフト競技に参戦中、TSカーカップにも挑戦中

所有免許、資格 大型免許、クレーンオペレーター、玉掛、巻き上げ機、ガス溶接、アーク溶接、テルミット、レーザー溶接、危険物乙4、電検2種、火薬類取扱保安責任者(甲種)


松尾 隆 57歳

丸松建設の社長 百合ちゃんの父親 速い車大好き 古いものを大事にする

悟瑠の父親の同級生


松尾 友香 55歳

百合ちゃんの母親、丸松建設資材調達兼外注先調整担当副社長

旧車大好き、かつオリジナル主義


小笠原 愛理沙 25歳

かつて雅子がいたスーパーマーケットの販売部移動販売課係長

実は創業者の孫でもある(第三十七話参照) 雅子の同じ高校の一つ後輩。スーパーマーケットの主要取引先の小笠原食肉のお嬢さん。 元レディスの7代目総長 2児のシングルマザー(第三十六話参照)抜群の運転センス

所有免許、資格 簿記2級 大型2種免許、牽引。危険物乙4、ガス溶接、巻き上げ機、玉掛、アーク溶接、火薬類取扱保安責任者(乙種)、レーザー溶接

TSカーレーサー⇒GTカーレーサー 雅子と組んでクラス優勝を狙う

実は空手で中学の時に全国大会に行った猛者

子供は上の子が哲也、下の子が愛美(めぐみ)


小笠原 哲史(さとし) 28歳

愛理沙の兄。別の会社に勤めていたが家業に転職、製油担当副社長

旧車好きで母親譲りのオリジナル主義だが必要に応じて改造する

所有免許、資格 大型免許、危険物乙4

ドリフト競技参戦中、TSカーカップ挑戦する 愛理沙の元旦那とは親友で同級生(第三十六話参照)


長野 暁(あきら) 31歳。

スーパーマーケットの販売部移動販売課 課長代理。

かつては首都圏のバス会社に居たが欲しいバスが排ガスの関係で住んでいた地域で登録できなくて雅子がいたスーパーに転職。今は愛理沙ちゃんの上司短尺バス好き

所有免許、資格 大型2種免許、牽引免許、危険物乙4 簿記3級

狩野と一緒に走り屋チームの運営していた


狩野 守 31歳

丸松建設の業務課課長 運送会社にいたが首都圏の事業縮小で地方に転勤になった。偶然募集していた松尾建設に転職

所有免許、資格 大型2種免許、牽引免許、玉掛、巻き上げ機、ガス溶接、アーク溶接、危険物乙4、電検2種、テルミット、レーザー溶接、クレーンオペレーター、火薬類取扱保安責任者(乙種)

長野と一緒に走り屋チームの運営していた


河野 優花 23歳

スーパーマーケットの業務課から移動販売課に異動。大型免許取得して移動販売車で販売する

所有免許、資格 大型2種免許 簿記3級


綿貫 洋平 38歳

スーパーの販売部 移動販売課 課長

大型免許取ったらバスに嵌って自分でも買ってしまった。大型2種も持っていて見学者用のバスを運転する

所有免許、資格 大型2種 商業簿記2級


橋爪 正治 62歳

かつて雅子が務めていたスーパーの社長

雅子や百合、愛理沙に刺激されバス好き、旧車好きが復活

見学者の送迎の為のバスとしてボンネットバスそろえてしまった スーパーマーケットの広告も兼ねている


笠木 徹治 31歳

ウッディパラソルの経営者:悟瑠の父親の先輩(笠木 達也)が経営していたが代替わりした2代目

大型車主体の中古車屋 お店が暇なときは敷地内の笠木工房で作業


笠木 達也 61歳

笠木工房の共同運営者、ウッディパラソルの初代経営者 かつては悟瑠の父親、隆弘の父親と同じ大型車のディーラーにいたが、結婚を機に独立してウッディパラソルと笠木工房立ち上げ、奥さんの地元に移動

お店が暇なら奥さんの実家の農業をやる


植木 桂 61歳

笠木達也の奥さんの兄

同じく笠木工房の共同運営者 40歳で大型車のディーラー勤めを辞めたのち実家の農業をしながら笠木工房に合流して共同で運営する


矢代 圭一、伸一親子

松尾建設のビル内装工事委託先の経営者

大型ボンネットバスが好きという親子で趣味人


五式(ごしき) 紫陽花(しよか) 19歳

愛理沙のいたレディスの13代目総長 小5から一つ上の兄とともにカートで走っている。

空手部だったが顧問の意地悪で干されたが、顧問の弱みを見つけて追放。

段位はあえて取って無いが実力は3段以上と言われる猛者。

佐野自動車販売に就職した 五式不動産のお嬢さん

所有免許、資格 準中免許 商業簿記2級 危険物


馬橋(まばし) 舞由良(まゆら) 26歳

雅子と同じ高校の同級生、レディスの6代目総長。事情あって旦那と離婚して元の姓に戻った

加藤運輸に個人の事務所から転職 かつては福田 舞由良 六十三話参照 

所有免許、資格 大型免許 牽引免許 商業簿記2級 危険物乙4

シングルマザーで子供はみゆき


石川 由香里 20歳

個人の販売店から丸松建設に転職

雅子と百合ちゃんと同じ高校でレディスの12代目総長

高校では古武道部の主将もやっていた猛者、愛理沙のアドバイスで段位を取っていないが実力は3段以上といわれている

所有免許、資格 大型免許 商業簿記2級 危険物乙4

僕らは矢代さんに断って、DB100Kのレストアでは念のため特製のクランク、コンロッド、鍛造削り出しピストンを組んで、しかもブロックは面研、ヘッドも面研して平面を出しなおして組んでいった。

エンジンが組みあがったところで週末になって、設備のメンテも終わって土日は休むぞと思っていたら、ドドドドド、ヒューンというV10ターボ+ダブル出しマフラーのエギゾーストノートが聞こえてきてうちの駐車場に止まったと思ったら、ジョンと扉の閉じる音がしてガチャっとお店のドアが開くと、百合ちゃんが入って来た


「雅子、さっきパソコンで注文入れたけど見てる?パパはこの標準3軸トラクター(W-FV415HR改)も総輪エアに改造して欲しいんだって」


「は?そう来るか?」


「ここ最近、船底引っ張っていくところに急坂と足場が悪いところが多くて、しかも路盤の弱いの。そんなところに入るときには短尺3軸トラクター(CW620GNT改)か標準3軸トラクター(W-FV415HR改)じゃないとダメなんだって。短尺3軸トラクター(CW620GNT改)はエアサスのV10だけど生エンジン(自然吸気式)なんで、パワー欲しいのよ。V10ターボの総輪駆動トラクター(W122改)も良いけど、今は別の鋼材用のトレーラー引くから空いてないし」


「そうだねえ、百合リンちのトラクターの中ではこの標準3軸トラクター(W-FV415HR改)がV10ターボで一番パワーあるからね」


「それもあって、パパはこの標準3軸トラクター(W-FV415HR改)もエアサスにして路盤にかかる負担とトラクターのフレームの負担減らすって言ってるの」


「いいよ、おいていくんでしょ。代車はうちの3軸外販用レッカー(U-FU3FPBA改)乗って行って。エンジンかけるから、エアタンクの水抜きよろしくね」


「ありがと」


エアタンクの水を抜いた百合ちゃん3軸外販用レッカー(U-FU3FPBA改)からブロブロブロと別のV10エンジンのサウンドとヒュオオオオーンというターボのエギゾーストノートを響かせ帰って行った


「ほんと、百合ちゃんって隆さんのせっかちなところと友香のモードが切り替わるところが似ちゃったわねえ」


僕らの母親が言っている、そうかもなあと思っていた。


「来週からの仕事だから焦らずやろう」


「うん」


俺たちの週末は2連休にして休もうと決めたのだった

2連休は愛理沙と子供たちと遊んですごして出勤した月曜日


「百合リンから地場3軸トラクター(W-SS2VJBA)貸してだって。急用で明日鉄骨を引き取り行くんだって。そろそろ付くんじゃない?向かってるみたいだから」


「代車なんだからいいよ。地場3軸トラクター(W-SS2VJBA)はエンジンかけておくか。始業点検は終了してあるよ。エアタンクの水抜きすればOK」


「承知。もう着くんじゃない?」


と、言っているとヒュオオオーンというターボの音と、ドドドドドッという3軸外販用レッカー(U-FU3FPBA改)のV10ダブル煙突のエキゾーストノートが聞こえ、ジョンというドアが閉じる音、ガチャッと事務所のドアが開いて


「雅子、ごめんね。急に来ちゃって。パパったら忘れて標準3軸トラクター(W-FV415HR改)をエアサスにしてって出しちゃって。しかも仕事の段取りを見たら月曜日に標準3軸トラクター(W-FV415HR改)と短尺3軸トラクター(CW620GNT改)の2台で鉄骨積んだトレーラー引っ張って峠越えする段取りなのよ。うちの標準3軸トラクター(W-FV415HR改)をエアサス改造に出したらトラクター足りなくて駄目じゃんね」


「そうなのね。他のトラクターは?全部使ってるの?」


「うん。総輪駆動トラクター(W122R改)は今週は3軸ダンプを引っ張ってぬかるみの多いところで使ってて、2船底2軸トラクター(W-FR415DR改)は船底で建機輸送するから出払ってて、4台全部使うのエアサスにっておもったわよ。ごめんね、3軸のトラクター貸してえ」


「わかったわよ。それならこの前の百合リンの帰りに地場3軸トラクター(W-SS2VJBA)に乗って帰って貰えばよかったね」


「あたしも次の仕事の段取りに気が付かなくってごめんね。パパには文句言っておいたわよ」


「仕方ないわよ。百合リンのパパが情報くれないんじゃ。と言うか忘れたんでしょ」


「ありがと。じゃあそろそろいいかな?」


「地場3軸トラクター(W-SS2VJBA改)のエンジンの暖機終わったら、エアタンクの水抜きやって持っていっていいよ。エアタンクの水抜きやってからね。忘れるとミッション入らないから大変だからね」


「そうよね。じゃあ、借りるね」


ドドドドドッヒュオオオーンとV10ターボの地場3軸トラクター(W-SS2VJBA)が軽快なエンジン音とダブル煙突のエキゾーストノートを響かせて帰って行った。


「雅子、百合ちゃんって相変わらずね。でもフットワークの軽快なところが良いのよね」


「そうね。なんだかんだいいながら百合ちゃんも隆の言うこと聞いていい仕事するからね。社長の秘書に近いなあ」


「そうかもね。トレーラーも運転できる秘書って」


「あははは。そうよね」


週末の日曜日、僕らはゆっくり休んで英気を養うと月曜日に会社に行ってDB100Kのレストアを開始していた

件のDB100Kは電子防錆装置の効果でフレームは幸いにも全く錆がなくて問題ないのでボディだけ再生すべくデータを取っていた。


「悟瑠、ボディはFのC9だろ。初めてやるボディでデータないよなあ」


「捷弘、ボディーの断面は9も13も同じだぞ。違うのは後ろだけだよ。後ろの丸は11までだからそこだけだけだよ。うちに13のデータならあるよ。メーカーの博物館のボンネットも同じメーカーだったからデータは撮ってきたよ」


「ってことはデータはうまくするとそのまま使えるってことか。後ろの丸いところも」


「そういうこと。多分だけど、兎ちゃん(UA35H改)のデータが使えるのは丸い後ろのところの手前までだな。ルーフのセンターは同じだよ。後ろの図面があるから後は楽だって」


「それで、親父さんはこの前ZC121のボディを製作したところに行ったんだよね」


「うん、11か9の図面あればって見せるかコピーさせてくれってことで」


「もらってきたんだろ」


「もちろん。いいのあったよ。ちょうどこのバスの様な平面リアガラス3枚の図面ももらってきた。それにルーフのベンチレーターはちょっと違っていたけど、どっちにしても取っ払って錆対策するのはいつもの通りだよ」


「ってことは、この俺の兎ちゃん(UA35H改)と同じ断面ってことで、データを使えるってことなんだな」


「そういうことだ。ってことでうまくやって直せば早くいく。データが積みあがってきているから外板作るのが楽だよ。インナーもデータあるから万が一、C9やR11ボディのバスが来てもOK」


「これだぜ。調子乗ってらあ」


「さて、直して行こうぜ」


「そうだな」


僕らはもらってきた図面に合わせて部品を作って行って腐っている部分をどんどん取り替えて行った。


「工場長、このバスって、現在のバスから見ると前輪が異様に内側に入っててある意味旧いスタイルに見えますよね」


「そうですね。このバスってキャブオーバーにした時にフロントのアクスルをかえていないんですよ。どうしてかはわかりませんが」


「そうなんですね、このDB100はキャブオーバーに70年代末に車体乗せ換えやっているんでそのときですよね」


「そのとおりです」


「もしかして、北のほうでも同じ事をやったバスがあるんでその時のやり方そのものだったのか?それともキャブオーバーのトラックのシャシが作って無くて部品がなかったのかな?」


「それはありますね。見るとステアリング系の取り回しがちょっと苦しいですが上手くやりましたね。今となってはどうしてボンネットのままだったのかはわかりませんが」


「そうですね。そのへんを上手くやって仕上げるのはさすがボディビルダーですね」


僕らは水平、垂直を出しながらDB100Kのボディを再生していた。

いいことにガラス部品が全部揃っていたことと、ボディのフロアに錆がなかったので一旦塗料を落としてジンクメッキ、その上に防錆塗料をしっかりと吹いてから骨組みを組付けていけた、窓のサッシ、その他を組み込んでいく。


「悟瑠、このバスのフロアが電子防錆で無事だったのは大きいぜ」


「ああ、フロアの鉄板のやせがないから亜鉛メッキしなおして、防錆塗料焼き付けできたのはでかいよ。DR11の時はフロア全面の錆び落としはやったよねえ」


「そう、このバスはフレームも錆無いからいったん塗料はがして全部ジンクメッキし直したからまあ10年は大丈夫だろ」


「そうだな」


週末まで、僕と隆文は鈴木さんたちとDB100Kのレストア、隆弘には若手の一人小林君と一緒に2Dエンジンのポンプ調整やっていた

エンジンも全ての調整が終わって狙い通りの出力になっていることを確認できてほっとしていた

週末の土曜日、午後早めに仕事を終えた僕と愛理沙がアジトでご飯を食べて一息ついていると


「え?先代が?どうして?」


スマートフォンの着信を見た愛理沙が


「先代って舞由良ちゃん?」


「雅子先輩にも入ってるんで、ちょっと行ってきます」


愛理沙ちゃんが雅子のところに行った、すると雅子を連れて戻ってきて


「お兄ちゃん、舞由良が大型バスの練習したいんだけどいい車が無いんでバスを貸してほしいのと、練習に付き合ってほしいんだっていい車あるかなあ?」


「うーん、陽菜ちゃん(UA460NAN改)かパン君(UA452PAN改)かなあ?」


「だよねえ。最小回転半径は小さいのがいいよねえ」


「バスの練習なら大型トラックより横移動が大きいのがいいよね。横移動の大きさに慣れる必要あるかもね」


「それ、パン君(UA452PAN改)でやってみようよ」


「悟瑠、車の特徴まで抑えているんだもんね」


「お兄ちゃんはこれがなかったらねえ。愛理沙、ちょっとお兄ちゃん借りるね。明日は家族サービスね」


と言ってると、からららというまる子(MR510改)の軽いエンジンの音が聞こえたかと思うと、プッシューというドアのあく音、ピンポーンとなって舞由良ちゃんがやってきた


「雅子、愛理沙、こんばんは。ごめんね。ちょっと悟瑠さん貸してね。このところ加藤リースで大型バスの回送が増えちゃって、乗る機会が増えちゃったのよ。練習しないとやばいって思っちゃったの」


「そうか、そうだよね。移動販売車も回送するからでしょ」


「そうね。先代が回送してるもんね。他にはバス会社のバスの回送も?」


「うん、フルの観光バスはまだだけど、路線バスはしょっちゅう。と言っても移動販売車の大型ロングノンステ(UA452PAN改)が一番ビビったわよ。長いし、低いし、大型トラックと運転感覚全然違うんだもん」


「確かに、舞由良って4軸乗ったことなかったっけ?」


「あるよ。っていうか、加藤運輸から佐野自動車の運んだ時くらい。会社同士が敷地でつながってるから公道はないよ」


「そうかあ、それならお兄ちゃんのパン君(UA452PAN改)かあたしのなごみちゃん(RA531MBN改)が適当でいいのかな?」


「そうだな。いきなりフルサイズよゴーゴーくん(RA552RBM改)は厳しいか。うーん」


「雅子、悟瑠さん。贅沢な悩みね。練習用のバスで悩むなんて」


「あはは、そうか。大きさで言ったら、大型ロングノンステ(UA452PAN改)の移動販売車に近いのはロザン君(RU3FPCB改)よねえ。お兄ちゃん。それならロザン君(RU3FPCB改)貸して」


「いいよ。ちょっと待ってて、エンジンかけて暖機するよ。エアサスのタンクにエア貯めないと走れない」


「愛理沙、悪いけど。ちょっとお兄ちゃんも貸してね。ところで舞由良はトラガにでもなるの?」


「加藤運輸の路線ならいいかな?ママたちはみゆきがいればいいみたいなことを言ってるし、弟はまだ独身で遊んでるし。まあ加藤運輸って前の個人事務所よりは大きいから安心してるけどね」


「舞由良、弟って言ったって2歳下なんだから。加藤運輸に来るなんて思わなかったわよ」


「そういったらそうね、あたしが22歳で結婚したって言ってもね。愛理沙は18だよね」


「そうですね。高校卒業と同時、っていうか4月には哲也が生まれちゃった」


「そうよね」


雅子たちが話を始めたので僕は


「雅子。ロザン君(RU3FPCB改)の暖機が終わってエアタンクの水抜きやったら出発しよう」


「うん、今日は2時間くらいかしらね。愛理沙、悪いけど悟瑠さん借りるね」


「舞由良、今日は旧道登って帰りは新道をゆっくりかな?帰りは補助ブレーキの使い方の練習ね」


「それがいいわね、旧道ならゆっくり登るもんね」


僕らはロザン君(RU3FPCB改)で大きめの街道に出ると峠の方に向かって行く、運転は舞由良ちゃんだ


「舞由良いいじゃん、運転が丁寧で。クラッチも上手じゃん」


「ありがと。普段あんまりマニュアルに乗らないからクラッチが難しいよ。車乗り換えて練習しようかな?」


「そうねえ、ロザン君(RU3FPCB改)はV8の大排気量だからねえ。エンジンの慣性が大きいかもね。それだとつなぐの大変かも」


「うん、回転合わせるのがむずいなあ。とはいっても発進楽よねえ」


「そうね、平たん路ならまだ簡単だけど、山坂道は結構大変よ。20リッターの排気量あったら楽だって」


と、言っていると上り坂の信号機で止まって坂道発進になった


「舞由良、さっきも言ったけど排気量でかいからある意味楽よ。」


「やってみる」


グロロロローンとちょっと回転を上げ気味で発進していくと、2000+まで引っ張って3速にいれていく


「ちょっと、クラッチ滑らせてしまったかな?」


「まあ、坂道発進初めてならそんなものでしょ」


「舞由良ちゃん、ここからは急坂で狭いから対向車が止まれなくて突っ込んでくるかもしれないから気を付けて。発進は1速が良いよ」


「はい」


ロザン君(RU3FPCB改)はフロントのオーバーハングは大型ロングノンステ(UA452PAN改)の移動販売車より長いので、オーバーハングと車高が高いのに苦労しながら、1速と2速と3速でゆっくり上っていく

エンジンを2000rpm+でシフトを繰り返して登る

初めてのバスでしかも峠道なのでどうしても速度が乗らずに後ろに車がたまってしまう、舞由良ちゃんは広くなった区間に来ると左に寄って後ろにたまった車たちを前に出す、何回か繰り返しているととうとうリゾート地について登り切った。

大型車が停まれるコンビニによって、飲み物を買うと3人で休憩していた


「ふううう、結構大変ね、それに2速と3速、時に4速って感じなのね」


「でしょ。普通はんなところを走れってはいわないと思うけどね。」


「舞由良はちゃんと上を見ながら木の枝を避けて走っていいよねえ。なかなかできることじゃないよ」


「悟瑠さん、ありがと。愛理沙はほとんど毎日大型ロングノンステ(UA452PAN改)で狭いところも走ってるんでしょ」


「そういったらそうね。その辺は自分でもバスを持って練習してるからねえ。武名瀬くん(U-MS716N改)って呼んでる観光バス買ったよ」


「前乗ってたのはババロアちゃん(B806K改)って言って70年代の古いバスだよ。練習には良いって言ってて。今はお兄さんに売ったけど」


「そういったらそうね。今日は隆文のバス借りてこようかなって思ってたんだけど、短くッてちょっと練習には向かないのよね」


「そうね、まる子(MR510)は9メーター車だからねえ。隆弘さんのウサギちゃん(U35K)も10メートルだし」


「百合リンもバス持ってるよねえ。練習なのかな?」


「今は違うけどね。スーパーマーケットに居た時は練習したいっていうことで買ったみたいね。最初は幅に慣れるからって9メートルの観光バスのマキちゃん(U-LV270H改)買ったのよ。それを百合ちゃんのお父さんが現場行くのに便利だからって言って百合リンにラムちゃん(P-RA52M改)っていう観光バスと交換したの。そしたら百合リンは武蔵君(P-RU636BB改)っていう観光バスを買っちゃって練習だって」


「そうなんだ。自分で買ったのね」


「そうよ、ラムちゃん(P-RA52M改)って元々は実家で持ってたバスなんだけど、百合リンが買ったマキちゃん(U-LV270H改)のエンジンの排気量が大きいのが気に入って交換しちゃったのよ」


「え?そうなの?」


「工事現場には短い方がいいってことと山坂多いから排気量が大きい方が楽だってことで、もう一台9メートルのリングちゃん(P-RU192AA)って持ってたんだけど排気量が6.5リッターなんで、山坂道で難儀してたんだ。それにもう一台は11メートルのラムちゃん(P-RA52M改)なんで現場で持て余していたから、9メートルで排気量の大きいマキちゃん(U-LV270H改)はうってつけで交換しちゃったの」


「そうなんだ。それで百合リンは練習というか」


「そう、それで百合リンは仕方なくラムちゃん(P-RA52M改)でスーパーマーケットの本社に通ってたの」


「それじゃあうまくなるわ」


僕らはバスの中で舞由良ちゃんが買ってくれたお茶を飲んで休憩して下りに入る準備していた


「それじゃあそろそろいいかしら?下りね」


「舞由良、バスって2軸しかないからブレーキは基本的には踏まないって思ってて、このロザン君(RU3FPCB改)は補助ブレーキしっかりしてるから踏まなくて大丈夫よ」


「うん、排気とリターダー?」


「うん、このロザン君(RU3FPCB改)には排気と効果の大きい液体式リターダーを2連装してあるからまあ、フットブレーキはいらないって。排気量が大きいから排気も効くし」


「わかった。じゃあ、出るよ」


プッとフィンガーシフトを2速にいれて新道に向かって走って行く


「下りに入ったら、4速以下じゃないとやばいと思って走って。旧道は3速までかなあ?」


「うん、登ってきたギヤで下れっていうもんね」


排気とリターターを使いながら4速のままでゆっくりと下って行く、エンジンがワンワン回っているが気にするなと雅子に言われているので、時にはリターダー2個使ってなるべくブレーキを踏まずに下っていった


「難所だけあって下りは速度乗るよねえ。リターダーってすっごい」


「乗るよ、ここは危ないんだよ。前もバスが落ちたし。ここはブレーキ効かなくなったら曲がり切れなくて落ちるからねえ」


「そうだったねえ」


「とにかく。このバスは排気量あるのとリターダー2連装してあるから排気とリターダーきちんと使えば全く問題ないって」


「うん、あとちょっとかな?」


「舞由良ちゃん、ちゃんと補助ブレーキ使えるから大丈夫だよ。旧道でもいいけど雅子がやばいかな?」


「あはは、そうね、雅子だったら旧道をイチゴちゃん(GF-S15改)でぶっ飛んでるんじゃない?」


「あははは、そうねえ。旧道はイチゴちゃん(GF-S15改)ならいいけど、このロザン君(RU3FPCB改)じゃあ無理でしょ。C121でひっくり返っちゃう」


「そういったらそうねえ」


軽口を叩きながらも危なげなく下ってきて、アジトに帰って来ると舞由良ちゃんはお礼して隆文から借りてきたまる子(MR510改)に乗って帰って行った。


「悟瑠、先代は上手?」


「初心者にしては上手。でも練習しないとトラガは難しいかも」


「そうなんだ」


「大型の動きに慣れてない。バスを買って練習するといいかもね」


「いいバスあるかしらね」


「練習だけなら何でもいいよ。路線バスのおさがりでも」


「そうよねえ」


「ないと思うけど、イベントあるでしょ、そこで旧車のバスを買ったら本気だよ」


「先代ならやるかも」


「まじ?」


「うん、先代も運転大好きだから。旦那さんと結婚してミニバンのってたけどね」


「そうかあ」


「じゃあ、寝ましょ。明日は保育園の準備ね」


僕らは、日曜日はいつもの通り子供たちと遊んで月曜日からに備えていた。

出勤すると、またDB100Kのレストア、標準3軸トラクター(W-FV415HR改)のエアサス化をやっていた


「悟瑠、このDB100Kはエンジンはカタログ通りまで出力上げるとして、ほかには?」


「マフラーはロングデュアル区間とって排気効率上げてだろ。音は静かにしてくれと言ってた」


「吸気系はどうしようもないか。もうちょっとやりたいよねえ」


「ほんとはエアクリーナー別置きにして吸入効率も上げたいんだよなあ」


「悟瑠、出来そうじゃん。左席のちょっと前あたりにサイクロンタイプを置けば」


「そうだな。吸気は上から吸って、車内通して下に持って行けばいいのか」


「そうそう、エンジンルームの熱い空気吸うよりもいいだろ」


「隆弘、それで行こう。ボディーとドッキングしたらダクトをつなげばいいもんな」


「そうだな」


「兄貴、もうちょっとで板金というかボディは終わるけど、色は何だっけ?北の方のカラーとは聞いたけど」


「うん、これだよ。北の方にある、ボンネット改造のキャブオーバーと同じだって。サンプル画像はこれ、悟瑠たちが撮ってきたよ」


「許可をもらったんだな」


「そういうこと。それならいいだろ」


「このDB100KがラッキーだったのはボディメーカーがFだってことだよ。メーカーの博物館と同じメーカーだから資料もあったし、採寸も楽だし何と言っても後ろが平面3枚ガラスってことさ」


「そうだな。よし、色塗りして仕上げよう。全開テストはどうする?」


「行かなくていいさ、生のままでラジエターは最新のトラックのものに交換したんだよ。オイルクーラーも増設したし」


「それならいいか。」


「パワステもOK、クラッチ、ブレーキのアシストもOK。エアサス化したからフレームにも優しいだろ」


「悟瑠、そうだな。デビちゃん(DB100改)と同じやり方でエアサスにできてよかったよ。データあって楽だった」


「色塗って仕上げてだな。シートの張替えもOK」


「よし、鈴木さんたちの腕の見せ所だな」


「だな。僕らは丸松建設の標準3軸トラクター(W-FV415HR改)のエアサスやって片付いたな」


週末になって、帰ろうとすると親父が来て


「悟瑠、矢代さんのバスは来週末のイベントに間に合うか?」


「うん、月曜には塗り終わって水曜には仕上げて木曜に全体の点検やって金曜納車だな」


「イベントの手伝い頼まれてだな。Tサーキットなんだよ」


「そうなの?すげえなあ」


「日曜一日だけ、商店街っていうか商工会がスポンサーやってくれて場所を借りれたんだよ。試乗会もできるってよ」


「サーキット走るの?」


「そう、借り切ってて試乗会にうちのサナちゃん(T370改)と俺のコニタン(TK20L改)頼まれた。悟瑠は何を展示するんだ?」


「僕はハットくん(P-HTW22K改)だよ。P-までだよね」


「そう、雅子は?」


「鉄子ちゃん(K-TSD45G改)かな?」


「隆はなみちゃん(TDJ72改)と軽快君(P-HTW12K改)とてつしくん(TSD43改)とレイ君《BXD30E改》出すとかいってるなあ」


「バスが多いなあ」


「まあな、隆義はスワン(ZC120改)で行くとか」


「隆弘は兎ちゃん(UA35H改)かな?」


「隆文君はわかこ(K-SKW520改)とか」


「それならいいかもね」


「来週の日曜日はイベントの手伝い頼むぜ」


「うん」


僕らは次の週も残っていた仕事を片付けて、矢代さんにはDB100K、丸松建設には標準3軸トラクター(W-FV415HR改)のエアサス化をやって納車していた

金曜にアジトに帰ると愛理沙が


「悟瑠。日曜日はあたしが販売車の当番になっちゃったのよ。お弁当&惣菜販売車(RU1JJCA改)でお弁当の販売することなっちゃった」


「そうなの?ってことは月曜日はお休み?」


「金曜日にした。日曜日はお弁当よろしくね」


「はいよ。移動販売車来ると助かるよ」


「綿貫さんはゼッツー(ZH12D改)、優花は伊予ちゃん(P-LV214L改)にするって。社長はマーシーちゃん(MAR480改)よ」


「早速?」


「そうなの」


「準備しないとね。僕は明日はハットくん(P-HTW22K改)洗車しよ」


「楽しみね」


日曜日、僕らは主催者のアシストで大変だったが、車を展示していた。

矢代さんは予想通り、DB100KとBH15改ボンネット(P-FH229BA改)を展示、なんとお隣の県からもはるばる高尾さんと野上さんが来ていてT410とDR11を展示していた。

丸松建設でもなみちゃん(TDJ72改)と軽快君(P-HTW12K改)とてつしくん(TSD43改)とレイ君《BXD30E改》を展示、加藤運輸からはスワン(ZC120改)、隆弘の兎ちゃん(UA35H改)、隆文のわかこ(K-SKW520改)を展示して協力していた

イベントでは矢代さんのDB100K改が好評で試乗会にぜひと主催者に言われ、矢代さんの息子さんが運転して提供していた。

次の試乗会の時間まで休んでいた矢代さんがやってきて


「佐野さん、このDB100Kはステアリングにパワーアシスト有って楽ですよ。それにクラッチも、ブレーキも軽くて。自動扉もいいですよ。エアコン付きっていうと驚かれますね」


「よかったです。オリジナル主義の人には合わないようですが」


「それは仕方ないですね。リベットレスはちょっとという方もいますけど、何より教官席は抽選にしたのがよかったかも知れません」


「そうですね。抽選であたった人のニコニコした顔が良いですね。まさにかぶりつき席ですもんね」


「ほんと、あのバスよく残ってましたよ。と言っても展示車で電気防錆してたからまだ楽だったでしょうけど」


「ええ、そうですね。フレームとフロア全面が健在だったのはよかったですよ。ボディはルーフが全面張替えでしたけどね」


と言っていると、丸松建設の社長がやってきて


「矢代さん、こんにちは。好評でよかったですね」


「はい、お陰様で。直していただいたかいがありましたよ。うちのより30年近く古いバスも来たんで並べて展示とかできてよかったですよ。ガソリン車でしたね」


「そうですね、そういえば兄弟車でしたね」


「ええ、あ。また出番だ。いってきます」

あう

カラカラカラと軽快なエンジンサウンドを上げて矢代さんは直したばかりのDB100Kに乗って試乗会に出発していた

矢代さんが出発した後、僕は佐野自動車の車の説明していると、スマートフォンを見ていた雅子がやってきて


「お兄ちゃん、お話し中悪いけど、舞由良がこのイベントに展示してた元レントゲン車を買ったみたいよ。直してほしいって。T810NU改、低床フレームのレア車両」


「はい?あの古いレアものの低床フレームを使ってるという元レントゲン車?ボディははるか西の方にある県で作ったっていう。レントゲン車としてはもう役目終わって個人が買ったんでしょ」


「うん、その通り。そのバスを買ったみたい。気に入ったとか言って」


と言っていると、親父がお弁当を持ってやってきて


「悟瑠、うちの2軸総輪駆動レッカー(KC-CVS80改)を3軸にするからな。いいシャシ見つけた。このところ3軸内販用レッカー(U-CZ520NN改)と3軸外販用レッカー(U-FU3FPBA改)の使用頻度は高いけど2軸総輪駆動レッカー(KC-CVS80改)は低いだろ。牽引できる重量が不足なんだよ」


「まじ?もう一台作るってこと?ってことはもしかして総輪駆動?」


「その通り、2軸総輪駆動レッカー(KC-CVS80改)は先輩が買うって。このところぬかるみが多いところのサルベージに行くんで。ショートホイールベースだから取り回しも楽だよ。P-CXW17M改だ」


「え?嘘だろ。舞由良ちゃんもバスを買ったとか言ってるけど。再生ってことか?」


「仕事があっていいなあ」


「はああああ」


再生ってことか、あとからあとから仕事が来ていいのやらとうれしい反面、少しは休みが欲しかったのだ。

またレストアが来てしまった悟瑠達?


登場人物の所有車紹介

佐野 雅子(まさこ)

・大型リアエンジンバス

①観光シャシ+観光ボディ

KC-RA531MBN改(なごみちゃん)

U-RU2FNAB改(ルーシーちゃん)

②路線シャシ+観光ボディ;V8に換装

KC-UA460NAN改(陽菜ちゃん)

③路線シャシ+路線ボディ

路線用前中2ドア

U-LV218M改(双葉ちゃん);V8に換装

U-UA440HAN改(獅子丸くん)

④短尺路線用シャシ+路線ボディ

路線用前中2ドア

U-RP210GAN改(ニジュちゃん)

・大型トラック 

①キャブオーバー 元除雪車 V10に換装済

ダンプ

4×4 U-FZ2FJCA改(藤子ちゃん)

カーゴ  フレーム交換車

6×6 KC-FU4FPDA改(ピッピ)

①ボンネット

カーゴ

4×4 K-TSD45G改(鉄子ちゃん)


・小型車

①クーペ 

GF-S15改(イチゴちゃん)


佐野 悟瑠(さとる)

・大型リアエンジンバス

①観光シャシ+観光ボディ

KL-RA552RBM改(ゴーゴーくん)

KC-RU3FPCB改(ロザン君)

②路線シャシ+観光ボディ;V8に換装

KL-UA452PAN改(パン君)

③路線シャシ+路線ボディ 路線用前中2ドア

KC-LV280N改(キューピーちゃん)

KC-HU3KMCA改(フーちゃん)

④短尺路線シャシ+路線ボディ 路線用前中2ドア

U-MM618J改(エムエム君)

・大型トラック 

①キャブオーバー 元除雪車 フレーム交換車 V10に換装済

ダンプ

4×4 KC-CF53XGH改(サイバー君)

カーゴ

6×6 KL-CZ55YNH改(ジゴちゃん)

②ボンネット

カーゴ

6×6 P-HTW22K改(ハットくん)

・小型乗用車

①セダン

GFーENR34改(三四郎君)


佐野 康晴;僕の父親

・大型バス

①リアエンジン 路線シャシ+路線ボディ

自家用1ドア

KC-UA521NAN改(ニイナちゃん)

②ボンネット トラックシャシ+路線ボディ 路線用1ドア 元移動診療所

4×2 TK20L改(コニタン)

・中型リアエンジンバス

①路線シャシ+路線ボディ 路線用前中2ドア

P-LR312J改(アサイー君)

K-102H改(ケーテン君)

・小型リアエンジンバス

①路線シャシ+路線ボディ 路線用中1ドア

P-RB115AA改(いい子ちゃん)

・大型トラック

①ボンネット

カーゴ

6×6 TZ50MD改(ジュゴン) V10に換装済

ダンプ

4×4 TF30GD改(タフさん) V8に換装済

・小型乗用車

①セダン  

Q-LS131H改


佐野 康子:僕の母親

・大型バス

①リアエンジン 路線シャシ+路線ボディ

路線用前中2ドア

U-LV224K(錦くん)

②ボンネット トラックシャシ+路線ボディ 

路線用1ドア 元移動診療所

4×4 T370改(サナちゃん)

・大型トラック

①ボンネット

ダンブ

4×2 KB112D改(カービーちゃん) 

カーゴ

4×2 TD50AD改(デコちゃん) クレーン付きカーゴに改造済

・小型乗用車

①ハードトップ  

E-KE70

②セダン 

E-AE70


加藤 隆弘

・大型トラック 元除雪車

①キャブオーバー

ダンプ

4×4 U-FR415H改(ラッシー君)

カーゴ 

6×6 K-FU633AA改(みさえ) V10に換装澄

・大型リアエンジンバス 

①路線シャシ+路線ボディ  自家用 1ドア

U35H改(兎ちゃん)

・小型乗用車 

①セダン 

CBA-GVB(エスティーくん)


加藤 隆文

・大型トラック 元除雪車

①キャブオーバー

ダンプ

4×4 SKS390改(まゆか) 

カーゴ 

6×6 K-SKW520改(わかこ) V10に換装済

・大型リアエンジンバス 

①短尺路線シャシ+路線ボディ 路線用前中2ドア

MR510改(まる子)

・小型車

①クロカン4×4 

KG-VGY61(ロックン)


加藤 隆義:隆弘たちの父親

大型トラック

①キャブオーバー

カーゴ

6×6 SKW440改(しずか) V10に換装済

②ボンネット

カーゴ

6×6 ZC120(スワン) V10に換装済

4×2 DU780HD改(旦那さん)

ダンプ

4×2 DA100D改(きみこ)

・大型リアエンジンバス 

①短尺路線シャシ+ナロー仕様路線ボディ 路線用中1ドア

BA05N改(レイコ)


松尾 百合:雅子の高校から親友

・大型リアエンジンバス

①観光シャシ+観光ボディ

P-RU636BB改(武蔵君)

P-RA52M改(ラムちゃん)

・大型トラック

①キャブオーバー

カーゴ

6×6 K-FW125M改(ワンコ) V10に換装済

②ボンネット

ダンプ

4×4 W81D改(パイ君) V8に換装

・小型乗用車

①クーペ 

EーS110改(エスワン)


松尾 譲:百合ちゃんの兄

・大型バス

①キャブオーバー トラックシャシ+路線ボディ 路線用中1ドア

4×2 BF30改(ビーフさん)

・大型トラック

①ボンネット

ダンプ

4×2 T800FD改(ティファ) V8に換装済

4×4 ZH110改(ゼットワン)

6×6 6W100改(ワイ君)

・小型乗用車

①クーペ 

E-GS130改(イーサン)


松尾 隆:百合ちゃんの父親

・大型トラック

①キャブオーバー

ダンプ

4×4 CF30DD改(サンデー君) V8に換装済

カーゴ

6×6 CZ50M改(しず子) V10に換装済

②ボンネット

ダンプ

4×2 TK20GD改(徳次郎君)

・大型バス

①ボンネット

トラックシャシ+路線ボディ 元レントゲン車 路線用中1ドア

4×2 K-TDJ72改(なみちゃん) V8に換装済

②リアエンジン 短尺観光シャシ+観光ボディ

P-RU192AA改(リングちゃん)

・小型乗用車

①セダン 

E-GNY33改(サザン君)


松尾 友香:百合ちゃんの母親

・大型バス

①ボンネット

トラックシャシ+路線ボディ 路線用中1ドア

4×2 DB100改(デビちゃん)

4×4 TSD43改(てつしくん)

②キャブオーバー

短尺トラックシャシ+ナロー仕様路線ボディ 路線用中1ドア

4×2 BXD20E改(丸井ちゃん)

・大型トラック

①ボンネット

ダンブ

4×2 TXD60D改(でん六くん)

・小型乗用車

①HB 

E-KP61(けいこ)


小笠原 愛理沙:雅子の後輩

・大型リアエンジンバス 

①路線シャシ+観光ボディ

 B806K改(ババロア)

・大型トラック 元除雪車

①キャブオーバー

ダンプ

4×4 KC-FR529改(ニック)

・小型乗用車

①セダン

GF-GC35改(サンゴちゃん)


小笠原 哲史(さとし)

・大型リアエンジンバス

①路線シャシ+路線ボディ 自家用前1ドア

MAR480改(マーシーちゃん)

・大型トラック 元除雪車

①キャブオーバー

ダンプ

4×4 K-FR113H改(フライヤーちゃん)

・小型乗用車

①クーペ

E-MA45改(ましこ)


長野 暁:元走り屋

・大型リアエンジンバス 

①短尺路線シャシ+路線ボディ

自家用1ドア

P-MM517J改(伊那路)

路線用前中2ドア

MR520改(真弓)

②短尺観光シャシ+観光ボディ

MM515H改(まこちゃん)

・小型乗用車

①クーペ 

ZN6


狩野 守

・大型トラック

①キャブオーバー

ダンプ

6×4 U-FS1VKBD改(イケボ君) V10

6×4 KC-FS3FKCD改(セーフ君) V8

6×4 KL-CW55YNHD改(ニコル) V10に換装

・小型乗用車

クーペ 

ZN6


河野 優花

・大型リアエンジンバス 

①路線シャシ+観光バスボディ

P-LV214L改(伊予ちゃん) V8に換装

・大型トラック

①ボンネット

カーゴ

6×6 ZC44改(逗子ちゃん)

・小型軽乗用車

①5HB 

L700S改


馬橋(まばし) 舞由良(まゆら) 雅子の同級生

・大型バス

①キャブオーバー トラックシャシ+路線ボディ 路線用中+後側ドア

4×2 T810NU改(はてなちゃん)


綿貫 洋平

・中型リアエンジンバス

①路線シャシ+路線バスボディ

自家用前1ドア

B622B改(ロニー)

・大型トラック

①ボンネット

ダンプ

4×4 ZH12D改(ゼッツー)

小型乗用車

①セダン

TA-GXE10


橋爪 正治

・中型バス

①ボンネット

トラックシャシ+路線バスボディ 路線用中1ドア

BX521改(かなさん)

・大型バス

①ボンネット

トラックシャシ+路線バスボディ 路線用中1ドア

BXD30改(丸ちゃん) 後面丸形状

BXD30改(平くん) 後面平面形状


笠木 徹治

・中型増トントラック

①クレーン付き 増トン レッカー車

4×2 KC-PK262HFZ改

②ウイング積載車

4×2 KC-PK262UFZ改

③オープン積載車

4×2 KC-PK262VFZ改


笠木 達也:徹治の父親

・4トントラック

①カーゴ

4×4  U-FL618G改(総輪駆動野菜運搬車)


矢代 圭一、伸一親子

・大型バス

①ボンネット

トラックシャシ+路線バスボディ 路線用1ドア

4×4 K-ZC121改  車体メーカーでワンオフ

4×2 BH15改⇒P-FH229BA改  29人乗り仕様 フレーム交換車

4×2DA90改 トラックにバスボディ架装

キャブオーバー

4×2DB100K改 ボロボロから再生 29人の仕様 元ボンネットバス


高尾製油所

・大型トラック

①ボンネット

ダンプ

4×2 T410D改(6tボンネット)

・中型リアエンジンバス

①路線系シャシ+観光系ボディ 自家用

K-MK116J改(中型バス)

・中型トラック

②キャブオーバー

カーゴ

4×2 U-FB2WEAA(4tキャブオーバー)


いつも読んで頂き、どうもありがとうございます。

今回はここで更新します。

お気に召しましたらイイネや感想いただけると更新のモチベーションアゲアゲになります。

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