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その506〜その510

 今日最後に食べたのは、こんがり焼けた弟でした。






 フリマサイトで買った古着のワンピースを着た日から、彼女の顔つきや性格が徐々に変わり始め、今ではもう私の名前さえ思い出してもらえなくなった。






 三輪車に乗った小さな子供がはねられたその時から、この交差点ではその一瞬が延々と繰り返されている。






 私が撮った湖の写真の水面から、わずかに頭を出している覚えのない人影があり、日を追うごとにその頭が水から出て来ている。






 多重衝突の真ん中の車のひしゃげたドアが開き、頭が割れ手足も折れ全身血まみれになった人が、何事もなかったかのようにその場から立ち去って行った。


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