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その456〜その460
猫がくわえているのはどう見ても小さい人間の形をしていたが、よく見ようとしたらそれはジタバタしながら猫の口の中に消えて行ってしまった。
スイカを切ると、赤い果汁と共にあの日行方不明になった彼女の指輪が転がり出た。
山奥の森の中で、誰かが叫ぶような野太い声や女の金切り声のような声が様々な方角から聞こえ、それらが徐々に近づいて来ている。
廃屋の屋根裏部屋の奥にしまい込まれていた美しい箱を開けると、抜かれた人間の歯、剥がされた爪、大量の髪の毛などが入っていた。
神社で見知らぬ子供達の輪に入れて遊んでもらっていた娘の姿が突然見えなくなり、見知らぬ子供達の一人が娘のような顔をして私を呼ぶ。




