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その396〜その400
笑顔で語るあなたの口の動きは他愛もない世間話なのに、聞こえて来るのは世界のあらゆるものに対する呪詛ばかり。
一人暮らしの部屋でトイレに入っていると、時折誰かがノックして来る。
洗濯機の中から、目や口が反対についている顔がぬっと現れた。
町中至るところに鯨幕が張られ、道行く人が皆黒い服で歩き回る中、彼だけが真っ白な服を着て道の真ん中で立っている。
お母さんと一緒に病院から戻って来た赤ちゃんが、僕にはどうしても巨大な虫のように見えるんだけど、みんな口をそろえて「可愛い」と言う。




