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その346〜その350

 外出する度、自分によく似たマネキン人形がどこからともなく落ちて来て、目の前でバラバラに壊れてしまう。






 誰も人がいなくなった劇場の廃墟で、か細いが美しい歌声だけが、ゴーストタウンと化した真夜中の街に向けてただ流れて行く。






 土の下から鈴を鳴らすような音が聞こえ、それを近隣の者達に言った途端、誰もが青い顔をして家に戻り、鍵をかけてしまった。






 真っ白なウエディングドレスをまとった老婆が、マンションのドアスコープを一つ一つ覗いて回っている。






 オンライン飲み会の参加者がどう見ても一人多いのだが、誰が多いのか皆でいくら考えてもわからない。


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