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その351〜その355

 飛び降りても飛び降りても、身体が壊れて行くばかりで死ねない。






 水の中から、私と同じ顔の人影が私の体を抱きしめるべく両手を広げている。






 早く成仏したいのに、手が足りないからって死んでる私達まで看護業務に駆り出すなんて、どういうブラック病院なのよ、ここは。






 バージンロードを歩く花嫁の顔が徐々に狐に変わって行き、父親の顔は山犬となり、気づけば神父も客達も残らず獣面となっている。






 「交代だよ」と言われてトンネルの向こう側を見ると、鎖に繋がれた自分が嬉しそうに笑っている。


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