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その311〜その315

 水の底から呼ぶあなたの声を、私は今日も聞かないふりをしてただ石を投げ込む。






 地下鉄の最終列車の車内で、絶世の美青年が首からだらだらと血を流し続けている美女としっかりと手をつないで寄り添っている。






 「ここらは子供の声がよく響いて、時々眠れないほどなんだよ」と、山の奥の一軒家に住んでいる老人がこぼした。






 非常に重くて何百年も動かされた形跡のない大岩の下から、つい最近行方不明になった人の押しつぶされた遺体が見つかった。






 クローゼットの奥から、こそこそと私を殺す相談をしている声が聞こえる。


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