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その301〜その305

 ミルクティーの表面に非難するように浮かぶ彼女の顔を、私は今日も無言で飲み干して行く。






 誰もがマスクをつけて歩く中、「街を歩いてても誰にも気づかれないのよ」と知り合いの口裂け女は笑った。






 ひな祭りの宴に参加すると、周りの客はいつしか全て人形に変わり、私もだんだん身動きが取れなくなりつつある。






 「そこのあなた、顔が緑色になっていますよ」と教えてくれた人の顔は紫色になっている。






 手首を切った傷口から、ぞろぞろと虫が這い出してどこへともなく去って行く。


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