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その251〜その255
「あれは人が地獄に落ちる音だよ」と祖母が教えてくれた音が、祖母の葬儀で聞こえた。
取り壊された役所の建物の一角に、時々傷だらけの裸の子供が座り込んでいるのが見える。
この辺りの成人式は成人した若者だけが神社の建物に集められて行われるが、その後しばらくして必ず彼らのうち誰か一人が山に入って失踪する。
正月飾りを焼く煙の中から鳥のようなコウモリのようなものが次々と現れて、四方八方へ飛び去って行った。
夜の散歩でいつも出会うあの人は、日によって顔が半分しかなかったり、手足が変な方向にねじれていたり、腹を深くえぐられていたりする。




