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その246〜その250
延々と続く合わせ鏡の像の中に、一つだけ私ではない顔が写っている。
断崖絶壁に面した部屋で、誰かに口づけられた感触で目覚めたが、部屋の中はがらんとして自分以外の誰一人いない。
テレビをつけると、知らない誰かが両親と一緒に仲の良い家族としてインタビューを受けていた。
どこからともなく公園に集まって来たたくさんの幼児が一斉に金切り声を上げ、近隣の窓ガラスが全て割れた。
活き造りにした魚が骨だけになっても泳いでいたので、しばらく水槽で飼っていると、産卵して骨だけの稚魚がたくさん生まれた。




