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その221〜その225

 人々に忘れられた数々の怪異の影だけが、誰にも知られずに夜の闇の中に潜んでいる。






 夜中に入った牛丼屋の隣の席に、うつむいて何かぶつぶつ呟いてる女がいるんだが、店員さんは誰も彼女の存在に気づいてないらしい。






 骨董屋の店先に置かれた古い壺の中から、こそこそと話をするような小さな声が聞こえる。






 吹雪の日、何個もの雪だるまが少しずつこちらに近づいて来ている。






 鏡の向こうに、この廃墟で行方不明になった者達がうろうろしているのが見えたので、私は急いで鏡を叩き壊した。


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