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その211〜その215

 人の顔をした雛が入ったゆで卵は、ここの村でしか味わえない珍味ですよ、と村人達は笑顔で勧めて来る。






 ここの滝で皆が写真を撮ってるのは、滝壺へ飛び込んで行くいる筈のない人影が、たまに写るからですよ。






 長い長いエスカレーターを皆が急いで登って行くが、その先は白い光に覆われて何も見えない。






 教室で席についている生徒の一人一人の首に、天井から伸びている髪の毛が絡んでいる。






 いつもの道を帰っている筈なのに、行っても行っても家にたどり着けない。


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