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その196〜その200
入った時には鏡がたくさんかけられている部屋だとばかり思っていたが、その部屋には一枚も鏡などかかっていなかった。
主がいると言われていた沼を埋め立てた土地に建った家は、一年も経たないうちに全て事故物件になった。
「この先、口」と書かれた標識が差す先には、一方通行の真っ直ぐな道が伸びている。
バスケットボールのゴールネットに引っかかったおじさんの生首が、にやにやと僕達を見下ろしている。
とうに撤去された筈の学校の焼却炉から、黒焦げの子供が這い出して来た。
入った時には鏡がたくさんかけられている部屋だとばかり思っていたが、その部屋には一枚も鏡などかかっていなかった。
主がいると言われていた沼を埋め立てた土地に建った家は、一年も経たないうちに全て事故物件になった。
「この先、口」と書かれた標識が差す先には、一方通行の真っ直ぐな道が伸びている。
バスケットボールのゴールネットに引っかかったおじさんの生首が、にやにやと僕達を見下ろしている。
とうに撤去された筈の学校の焼却炉から、黒焦げの子供が這い出して来た。