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その151〜その160

 火葬場の煙突から煙と共に、真っ黒な何かが高笑いをしながら飛び立って行った。






 夜中に起き出して来た彼女が、ベランダに出て一人意味のわからない言葉で姿の見えない誰かと話している。






 さっきまで元気に動いていた着ぐるみのファスナーを開けてみると、中には誰も入っていなかった。






 かくれんぼの鬼がいつまで経っても探しに来ないので隠れ場所から出てみると、辺りの景色が全く見覚えのないところに変わっている。






 大雨の降る中、マンホールの蓋がわずかに開いて、奥から青黒く細いものが何かを探るようにうごめきつつ伸びて行く。






 森の中で天を見上げると、木々のはるか上から見下ろして来るギラギラ光る眼。






 レモンをかじった瞬間、全くやった覚えのない殺人の記憶がありありとよみがえった。






 山の奥深い場所で、きっちりとスーツを着込みネクタイを締めた男達の行列が、一心に前だけを見て歩いて行く。






 どこまでも何処までもドコまでも落ちて行く、上へ!





 左右にずらりと街の人々が並ぶ中、私は一人路地の奥へと歩を進めて行かなければならない。

その155〜その160は字数が足りなかったので、その151〜その155に追加して掲載しています。

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