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その141〜その145

 一見何の変哲もないシャッター通りを抜けることが出来たのは、足を踏み入れてから丸三年後の同じ日同じ時だった。






 本家の建物は戦争で焼けてしまったというのに、こんな燃えるような夕焼けの時だけ、こうしてかつての姿を取り戻すのです。






 円く並んだ十二個の頭蓋骨を復元してみると、年齢こそ違えどれも全く同じ顔をしていた。






 誰もいない昼下がりの校舎を、子供達の影だけがパタパタと駆け抜けて行く。






 プールに潜った時に見える体の数より、水面から出ている頭の数の方が明らかに多い。


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