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その121〜その125
この自動販売機には私の恋人が閉じ込められているので、私は毎日ジュース一本分のお金を出して、恋人のかけらを買うのです。
私が突然分裂し始め、またたく間に世界を席巻しようとしている。
「人に多く踏まれることで成就する呪いが、全国の人通りの多い交差点には必ず埋まっている」という話を、工事現場で知り合ったおじさんから聞いた。
うちの学校の修学旅行のしおりには、行く先がどこであろうと毎年「夜中に誰かにささやきかけられても、決して返事をしないこと」という注意文が入っている。
僕の新しいルームメイトはとってもシャイな奴らしく、ちょっと視線を向けただけで、3センチ程の隙間にするりと隠れてしまう。




