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その126〜その130

 クリスマスツリーの飾りの一つ一つに苦しげな人の顔が浮かんでいるが、誰もがそれに気づきながら何も言うこともなく、パーティーが始まった。






 とうの昔に死んだ友人から「そのうち必ずそちらに遊びに行きます」と書かれた手紙を受け取ったまさにその時、鳴らないはずの玄関チャイムが鳴った。






 自転車の後ろに乗っている君の腕が僕の身体をぎりぎりと締め付け始めているのに、この坂道はいつまで経っても終わる気配がない。






 私の影に恋した夫と結婚して一年、私の体型は変わらないのに、影の腹だけが日々大きくなって行く。






 村に無数に立っている案山子のうち、どれか一つは人間が成り代わっているのだが、それがどれなのかは誰も知らない。


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