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その61〜その65

 せっかく甦ったあなたの体は陽に当たった途端にどろどろに溶け出し、後に残ったのは真っ白な骨ばかり。






 土砂降りの雨が、いつの間にか真っ赤な血に変わっている。






 彼女は近い将来必ず起こることを夢に見るのが昔からの特技なのだが、ある日を境にぱったり何の夢も見なくなった。






 父はとっくに亡くなっているのに、それを忘れているかのように今朝も会社に向かう。






 人に捕らえられミイラになった人魚は、故郷に帰るべく夜毎に少しずつ海を引き寄せている。


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