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100怪死  作者: ハクマ
8/29

8回目

 雪女と別れてかなり経った。今もまだ雪山から出られていない、僕はこのまま帰れないんじゃないのか?と今更ながら恐怖心が蘇ってきた。


快「………あれは?」


 歩いていると遠くの方に人影が見える、その人影はだんだんと近づいて来ている。そしてこちらに気づいたのか走って来た。

 嫌な予感がして急いで逃げ出すが雪に足を取られて上手く走れない。そうこうしているうちに何者かはすぐそこまで来ていた。そして……………


ザシュッ


 斬られた。白き雪が真っ赤に染まる。………だが傷は浅い再び立ち上がるとそいつは刀を構える。

 どうやら落武者のようだ、落武者は僕のことが敵に見えているのだろう。


快「待ってくれ!僕はここに迷い込んでしまっただけで………」


ザシュッ


 真っ二つに斬られた、最後に見たのは落武者が去っていく背中だった。




 ……………目が覚めると血だまりの上にいた。手の甲を確認する、8/100と書かれている。どうやら死んでしまったようだ。僕は再びあるこうとするが体が動かない。………なんで?よく見ると足が凍っていた。


雪「見に来て正解でしたね」

快「雪女さん」


 そこには先ほど別れた雪女が佇んでいた。


雪「あれに近づいてはいけません」

快「でも帰り道が………」


 そうなのだ雪山を降りるにはこの道を通る他ない、何があっても接触してしまう。


雪「えぇですから………」

?「俺達の出番ってわけだ」


 そこにいたのはさっき小屋に入って来た男であった。彼はみるみるうちに毛深くなり体がゴツく大きくなっていった。


快「雪男ですか?」

?「いや?ビックフットだ」


 何が違うか僕にはわからない、………まぁでも自覚があるならそうなのだろう。

 僕は2人に協力してもらい雪山を降りることになった。


快「けどどうやってあの落武者に………」

ビ「俺が囮になる」

快「それって危ないんじゃ………」

雪「私が手助けしますのでご心配なく」

快「………それなら」


ドスドス………


 足音が聞こえた………来た!落武者だ。刀を構え、こちらにゆっくりと近づいて来る。


ビ「俺に任せな!」

落「………」


バコン!


 ビックフットが思いっきり拳を叩き込む、怯んだ隙に僕は必死に走る。

 落武者はそれに気づいたのか僕を狙ってくる。その瞬間僕と落武者の間に大きな氷が現れる。


雪「早く行きなさい!」

快「はい!」


 僕は振り返らず走り続ける。………………その頃、雪女達は、落武者との戦いを続けていた。


ビ「雪女さんでも倒せないんですか?」

雪「今の私は力の大半を失っていますそれに………」

ビ「それに?」

雪「あの落武者の刀は妖刀です………斬られたらひとたまりもありません、気をつけてください」

ビ「………わかりました」


 2人は落武者の動きを見て身構える。空気が変わる………落武者が構え、一気に前に出る。


雪「!!!避けてください!」

ビ「えっ?」


ザシュッ


雪「!?大丈夫ですか!!!?」

ビ「ぐっ………」

落「………」


ガチャ


 落武者が雪女に向かって刀を切り伏せようとする。


雪「………」


パリン!


………………………


 僕は雪山の麓まで来ていた。2人は無事だろうか?そう思いながらも足を止めない、2人が作ってくれたチャンスだからここで死ぬわけにはいかない。しかし無情にも後ろから追ってくる足音が聞こえる。


快「………」


 また走り出す、相変わらず追いかけてくる、僕は脇目もふらずに走り続けた。………!?なんで………落武者がここに………

 なんと2体目と鉢合わせてしまった。2体目の落武者は僕に気付き、そのまま刀を振り上げ………


カキン!


 仮面の男と刃を交えた………後ろにいたのあなただったんですか


男「………おい」

快「は、はい!」

男「………コイツの刀奪えるか?」

快「えっ?」


 そんなことできるわけ………


男「俺が隙をつくる………頼んだぞ」


 そういって再び落武者と戦い始める。………隙つくられても困るんだが………なんて思ってると徐々に仮面の男が押していることがわかった。


カキン!


男「今だ!」

快「くそっ!」


ガシッ


 体制を崩した隙に刀を奪い取ろうとする………なにかが体の中に入り込んでくる感覚がする。だんだんと体が蝕まれていき、自我が保てなくなる


男「眠れ、怨念よ」


バキン!


 男が刀を折ると意識がはっきりしてくる。なんだったんだろうか?今のは………


快「あの……助かりました」

男「………いやかまわない」

快「そういえばお名前は?」

男「あ、あ〜別にいいだろ?名前なんてそれよりもう帰れ」

快「でも実は………」

男「もう一体はすでに死んだ」

快「なんで知ってるんですか?」

男「………さっき見てきたからな、だからもう早く帰れ」


 言われるがまま帰ることにする、今日はなんだかめちゃくちゃ濃い時間だった気がする。

 明日こそ、明日こそは平穏な日でありますように………そう願うのだった。


配信見てたらこんな時間になってしまった!

まぁでも序盤だからゆっくり頑張る!

だから見てる人はこれからもよろしくお願いします!

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