↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100怪死  作者: ハクマ
PR
36/38

36回目

 36/100僕は殴り殺され死んだ。

 目が覚めると誰かの腕の中にいた。誰だろう?この人………綺麗な人だ……どこかで会ったような?


?「気がつきました?」

快「あなたは………」

ア「私はアスモデウス……とりあえず味方です」


 メリーさんが言ってたのは彼女のことだったのか。その名を聞いただけで安心してしまいそうになるが背中に突き刺さる殺気が体を硬直させる。


レ「アスちゃん………」

ア「レヴィアタン………メリーちゃんのことどうしたんですか?」

レ「………」

ア「………そうですか………一度だけ聞きます、戻ってくる気はありますか?」

レ「………フフッ」


 レヴィアタンは不敵に笑いだし、そのまま僕らに近づいてきた。あまりの気味の悪さにアスモデウスの後ろに隠れてしまう


ア「変なことでもいいました?」

レ「アスちゃん………騙されてるんだよそいつに……そうとしか考えられないよ、どうしてそんなやつの味方するの?こいつはベルゼを殺したんだよ?こいつは僕の妹を唆したんだよ?なんでそんなやつを守ろうとするの?どうして………僕と敵対するの?どう…して……俺をそんな……目でミルンダヨ……………理由なんてひとつだよ………アスちゃん………ダマサレテルンデショ?」


 狂気じみた言葉にアスモデウスも思わずたじろいでしまう。おそらくだが計り知れない嫉妬で壊れてしまったようだ。


レ「カイ………アスちゃんを騙した罪は重いよ……死ね」


ドゴーン!!!


 先ほどとは比べ物にならないほど強力な一撃を僕めがけて打ち込んでくる。アスモデウスが防いでくれてなかったら消し炭になっていただろう。


ドゴーン!!!

ドゴーン!!!

ドゴーン!!!


 あれから何度も攻撃を仕掛けてくる。アスモデウスがすべて防いでくれるが反撃する様子がない。僕もアスモデウスも疲労が溜まり息が上がり動きが鈍り始める。


ア「うっ………」

快「お、おい!大丈夫か……」

レ「アスちゃんに触るな!!!」

ア「危ない!」


パシッ

ドゴッ


レ「あっ………」

ア「うぐっ………」


 アスモデウスが庇ったことで僕は無傷で済んだけどそのせいで彼女は……


レ「ぼ、僕は………」

ア「もう………やめましょう………今ならまだ……」

レ「なんで……なんでそんなに優しいんだよ!!なんで反撃しないのさ!!それもこれも全部ルールのためか!!いい加減に…」

ア「私は彼の味方です………でもあなたの味方でいてあげたいと思ってます…だから!もう争うのはやめましょう?」

レ「……っ!?」


 僕は彼らの事情を知らない、どんな組織なのかも誰がいて何を考えてるかなんてわからないけどアスモデウスが1番仲間思いなのだろうとそう感じてしまった。

 レヴィアタン………お前の答えは………


レ「………俺は快を殺す」

ア「………そう……ですか………快さんこれからちょっとだけ時間を稼ぎますその間に快さんは逃げてください」

快「逃げろって言われてもどこに……」

ア「あなたの家の方向に花子さんがいるはずですそこに…」

レ「快……死ね」


シュン


 一度の瞬きの間に目の前まで距離を詰められてしまう。


ア「快さん!!!」


パシンッ


 そんな音とともにレヴィアタンはどこかへ消えた。ポカンとしてる僕の前にはもう会えないであろうと思っていたそんな存在が頼もしい笑顔で現れた。


ツ「快………間に合ったか?」

快「あぁ!ありがとな、ツクヨミ!」


 どうやら憑依してるみたいだけどもしかして相手は……


そ「私です!そらなです快さん!」

快「やっぱりか!そらながいれば百人力だな!」

そ「任せてください!」

ア「どうやらなんとかなるみたいですね」

そ「そりゃあもちろん………ってあなたは!!」


 あれ?アスモデウスとどこかで会ったことあるのか?でもこっちの方は初対面な感じで戸惑ってるみたいだが……


ア「えっと初めましてですよね?私、アスモデウスっていいます」

そ「そらなです…ってそうじゃなくて!!あなた快さんのこと魅了しようとしたでしょ!私にはお見通しですからね!」

ア「え!?なんでそれを……って私達さっき会ったばかりで」

快「そらな、何かの間違いじゃないか?本当に初めましてなんだが」

そ「………あとでじっくりお話ししますよ………今は」

ツ「奴を倒す……アスモデウスには悪いがそれしか快を守れん」

ア「………頭冷やしてやってください」



 少ししてレヴィアタンが猛スピードで飛んでくるのが見えた。


ツ「時間がない速攻で決めるぞ」

そ「はい!」

ツ「………月よ再び妾を照らせ」


 暗闇だった空に一筋の光が差し込みツクヨミを照らし出した。


ツ「今の余達には攻撃が効かん……怯まず攻撃し続けろ」

そ「時間は……」

ツ「もって5分じゃ」

そ「わかりました」

レ「俺の邪魔ばっかしやがって!鬱陶しいんだよ!ゴミが!!!」


ドンッ


レ「はぁ?」

ツ「今だ!」

そ「これは快さんの分です!!!」


グシャ!バキッ!ドゴン!!!


 そらなは力を緩めることなく攻撃を続けた、レヴィアタンも最初は耐えていたが次第に血を流しながら倒れ込んでついに意識を失った。


ア「今回は迷惑かけました、みなさん」

そ「そんなことより魅了しましたよね?」

ア「し、してないですよ!」

そ「ジーーー」

ア「身に覚えないですって!」


ツ「はぁ……今回はさすがに危なかったな」

快「いっつも危ないんだけどね……」

ツ「余も死を覚悟したからのう」

快「怖いこと言うなよ……とりあえず腹減ったから帰ろう!」

ツ「そうじゃな………!?」


快「そらな、とりあえず解散しよう?なんかの間違いだってきっと」

そ「はぁ………快さんがそこまで言うなら」

ア「助かった………」

快「アスモデウスさんレヴィアタンのことは……」

ツ「快!!避けろ!!!」

レ「死ねぇ!!!!!」


グサッ


快「えっ?………な……なんで………」

ツ「かはっ………か………い………無事か?………」

快「どうして………」

ツ「余は死んでほしくないんじゃよ」

快「やめろよお別れみたいに」


パリンッ


 何が砕ける音がした


ツ「………」

快「ツクヨミ?ツクヨミ!?しっかりしろ!!」



レ「はぁはぁ……奪われる気持ちが少しはわかったか!!!僕はこんな思いでいろんなものを……」


パチンッ


 頬をぶたれた、とても痛い今までで1番……なんで?


レ「なんで!アスちゃん!僕は悪いことしてなんか!」

ア「………帰りますよ」

レ「僕はあいつを殺さないと気が」

ア「帰りますよ!!!じゃないとあなたを殺してしまうかもしれません」

レ「………っ!?わ、わかったよ」


シュン


そ「あっ!………快さん………ツクヨミさん」




ツ「………快」

快「………ツクヨミ?」

ツ「………もしまた会えたら今みたいに抱きしめてくれぬか?」

快「そんなのいつでもやってやる!だからいかないでくれ!ツクヨミ!」

ツ「やくそく………じゃ」


 ツクヨミは光とともに消えていった


快「うっぐふっ………ごほっ………おぇ……」

そ「快さん!?落ち着いてください!」

快「ごめん……ごめん……僕が不甲斐ないばっかりに」

そ「そんなことありません!大丈夫です落ち着いてくれるまでそばにいますから」


ギュッ


快「ありがとう………ありがとね………」


 ツクヨミは死んだ今この時間からツクヨミは消えた。そらなは長い間ここにとどまれない、また僕は1人になるのだろうか?そこで僕の意識は失った。





…………………………………


 その頃花子さんはあるものと対峙していた。


花「どうして邪魔をするのかな?………私が行けばツクヨミは死なずに済んだかもしれないのに……答えてよ!!氷の魔女!!」

雪「………」

ハクマです!

前々からツクヨミは死んじゃう予定だったのでとりあえず予定通り進んではいます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。