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100怪死  作者: ハクマ
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35/38

35回目

 気がつくと僕は学校の教室にいた。周りを見渡すが誰もいない、さっきは電話がなってそれから……


メ「起きた?」

快「うぉっ!?」


 真後ろにメリーさんがいた。もしかしてレヴィアタンから助けてくれたのってメリーさんだったのか?


メ「兄さんが迷惑かけてごめんなさい」

快「………すっごく恨まれたんだけどいったいなんで」

メ「………兄さんが誰かに嫉妬するとしたは理由はひとつだけ……快ちゃん最近アスモデウスさんに会った?」


 アスモデウス……誰だそれ?けどそいつがレヴィアタンの怒りの鍵なんだとしたらそいつに会うしかないんじゃ


グンッ


 そんなことを考えてると急に空気が重くなるのを感じた。レヴィアタンが近づいてきてる、不思議とそれがわかった。


メ「兄さんは私が食い止めるそれまで出来るだけ遠くに逃げて」

快「どうしてそこまで」

メ「快ちゃんには酷いことしちゃったからお詫び……それと……」

快「それと?」

メ「なんでもない……時間さえ稼げばアスモデウスさんが来てくれるはずだから」

快「………わかった……メリーさん危なくなったらちゃんとして逃げてね!」


タッタッタッタッ………


メ「快ちゃん……」

レ「メリーも僕の邪魔をするんだね」

メ「兄さん……」

レ「メリー…邪魔するなら殺しちゃうよ?」


 こうなった兄さんは話を聞かない……今は耐えるしかない花子さんがアスモデウスさんを連れてくるまでは……


メ「快ちゃんには指一本触れさせてあげない!!!」


ドンッ!!!


 学校全体が揺れている2人が争っているようだ。僕は学校を出て校門に向かって走り続ける。

 アスモデウス……名前は始めて聞いたはずなのに何故か顔が浮かぶ、僕はそいつと会って何かしたのか?レヴィアタンはそれにキレてるのか?わからない……いや覚えてないそんな感覚だ。


ドゴン!!!


快「あっぶな!?」


 目の前の地面が割れて空からレヴィアタンが降ってくる。まさかもう決着がついたのか?メリーさんはどうなった?


レ「………」

快「言っとくけど僕はアスモデウスなんて知らないぞ」

レ「………そんなの関係ない……アスちゃんがお前の話をした………それがたまらなく許せないんだよ!!!」


ドゴン!!!

シュウウウン


メ「はぁはぁ……はぁ」


 メリーさんが間一髪で攻撃を吸い込んでくれた。


メ「触れさせてあげないって言ったでしょ!」


シュウウウン


 メリーさんはレヴィアタンを携帯の中に封じ込めた。しかしたった数秒で携帯がガタガタと暴れだし、中から這い出てこようと手が現れ出す。

 必死に抑え込もうとするがあまりの力に押し切られそうになっている。


メ「快ちゃん!早く逃げて!」


 その呼びかけに少しだけ躊躇してしまう。本当にこのまま逃げ続けるだけでいいのか?僕が逃げるたびにメリーさんは苦労する。このままじゃいつかメリーさんまでやられちゃう……それなら


快「………」

メ「なにしてるの!?早く逃げて!」


………バキッ


 だんだんとメリーさんの携帯が壊れ始める。携帯のかけらがひとつまたひとつと崩れて光が漏れ出し、やがて携帯は完全に破壊された。


レ「はぁはぁ………僕はお前をコロスまでずっとずっとずっとずっと恨み続けてやる!!!」

快「みっともねぇよ」

レ「は?」

快「そうやって癇癪おこして関係ないやつ巻き込んで……みっともないんだよ!!!」

レ「っ!!………るせぇ」

快「誰かを妬んでる暇あんならそいつに見てもらえるように自分を」

レ「うるせぇんだよ!!!お前に……お前に俺の何がわかる!!俺がどれほど好かれようとしたか!どんだけ本性隠してアスちゃんのためだけに頑張ってきたと思ってる!!!………なのに…なのになのになのになのになのにアスちゃんは俺よりサタンやてめぇのことまであんな笑顔、俺には見せてくれなかった………」

メ「………兄さん」


 アスモデウスに対する想いがここまで強く深いなんて想像してなかった……だけど


快「それならレヴィアタン……お前のやることは僕やサタンを殺すことじゃないだろ?」

レ「………」

快「お前のやることは僕なんかよりも魅力的な……」


グシャ


 頭を潰された………僕は死んだ35/100


メ「なんで!!どうして快ちゃんを!!ねぇ!兄さん!!!」

レ「もう……もう戻れねえんだよ……また"ルール"破っちまったんだ……下手すりゃ嫌われてる………俺がアスちゃんの1番になるにはもう奪いそうなやつを片っ端から消すしかねぇんだよ……」


 そんなの間違ってるだろ………馬鹿野郎………

 蘇った快に重圧な殺気を放ち押し潰そうとする。その重圧で体が全く動かない


メ「兄さんの……わからずや!!!」


パチン!!!


 レヴィアタンは今までで1番痛く辛いビンタをくらった。ヒリヒリと頬が痛む。そんな辛い状況でもレヴィアタンは快を押し潰そうと殺気を放ち続けた。

 やがて雨が降り出し、静かに3人の体を冷やし出す。

聞こえるのは雨の音とメリーさんの泣く声のみ、レヴィアタンはふと思った


レ(これが俺の求めていたことなのか?………妹を悲しませて……本当に俺の望んでいたことってなんなんだ?)

?「そんなのひとつしかないだろ」


 どこからか声が聞こえてくる


?「アスモデウスを手に入れるそれだけだ」

レ(そう…だよな……俺はなにひとつ間違っちゃない……いかれてんのはこいつの方だ俺のもんに手出そうとして………)


メ「兄さん?」


ガシッ


 メリーの首を掴み体を引き裂く……手は赤く染まり地面には真っ赤な水たまりが出来上がる……メリーさんの瞳は虚ろに変わっていく


メ「お兄ちゃん………ごめんね」

レ「お前が謝る必要なんかねぇよ……こいつだ全部こいつが悪いんだ………だから俺の大事な妹まで犠牲になった……こいつは俺からどんだけ奪えば済むんだよ」


ゲシッ


 そう言って快を蹴り飛ばす、そしてまた赤く染まった手で快を殴り潰した。


グシャ





……………………………


 一方その頃川辺で倒れ込んでいるツクヨミが目を覚ました。


ツ「うぐっ………ここは………」

そ「気がつきましたか」

ツ「……お主は……」

そ「なにがあったんですか?」


 




ハクマです

最近暑すぎて頭がどうにかなりそうだ

みなさんもマジで気をつけた方がいい毎年異常なほど暑い

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