34回目
花「私は君が死ぬ未来を見た。それでも君の意志は変わらないのか?」
ツ「………」
花「今ならまだ……」
ツ「くどい」
余の意志が変わることはない。快とはじめて会った時から………いやそれよりもずっと昔から快のような者の隣に立ちたいと憧れてあったのかもしれん。………だから
ツ「余は快を………」
…………………………………
戦いはレヴィアタンがかなり優勢ではあった。怒りに身を任せただ暴れまくっている。ツクヨミはその猛攻を捌いていくのが精一杯なのか反撃をまるでしてこなかった。
そして僕はあいかわらず何もできない、ただただレヴィアタンに捕まったままぶら下がってることしかできなかった。
自身の不甲斐なさに打ちのめされているがそんなことは無視され戦いは激しさを増していく一方だった。
レ「ずるいずるいずるいずるいずるい!!!」
ツ「………いい加減、快を返せ馬鹿者!!!」
スパンッ!!!
暴れきったレヴィアタンに鋭い一撃を入れ快の奪還に成功する。だがレヴィアタンもただではやられず快の首を引き裂こうと爪を尖らせ向かってきた。
ザシュッ
ツ「ぐっ………」
ツクヨミが身を挺して守ったがその代償に背中ぎ赤く染まってしまう。体をよろめかせながらもレヴィアタンの前に立ち塞がり意地でも快を守ろうと彼の猛攻を防ぎきり、最大級の光を放ち空の彼方へと吹っ飛ばした。
ツ「………快……無事か?」
快「……あぁありがとう…ツクヨミ………早く逃げよう」
そう言ってツクヨミの手を握ろうとした時、パシッと叩かれ唖然としてしまう。
ツ「余なら大丈夫じゃ先に行け」
快「………え?」
ツ「ここで奴をぶっ倒してやる!危ないから先にいっておれ………後で追いつく」
快「………それ死ぬ奴のセリフだろ」
ガシッ
無理矢理ツクヨミを抱えようとするが本気で抵抗されてしまう。そんなやりとりをしてる間にレヴィアタンが勢いよく戻ってきて僕らの前に立ちはだかる。
レヴィアタンは僕をものすごい形相で睨みつけており、あまりの殺気に体が動かなくなる。
ツ「………何故快を狙う」
確かにツクヨミの言う通り僕はレヴィアタンを不快にさせるようなことはしていないはずだ。………強いて言えばベルゼブブを倒したことだが前会った時はここまでキレてなかった。
レ「………君は僕から大事な物を奪った………コロスリユウナンテソレダケデイイデショ?」
快「それは……」
ツ「避けろ!!」
カバッ
ドゴン!!!………
地面が抉り取られ草木は跡形も残らないほど強烈な一撃が僕らの真横を通過する。
ダメか………と諦め逃げる隙をうかがっているとツクヨミが神妙な顔で僕にひとこと
ツ「………達者でな」
そう言って駆け出し、レヴィアタンの懐に手をかざすと自ら彼の体の中に入り込み肉体の制御を奪った。
レヴィアタンは苦しそうに飛び立ち上空でエネルギー弾を自身の体に放ち続けた。
やがてレヴィアタンは遥か彼方へ向かい続けどこに行ったのか、そしてツクヨミはどうなったのかさえわからなくなってしまった。
快「ツクヨミ………」
ひとり取り残された僕はツクヨミのことを考えながらずっと後悔していた。
ただ見ていることしかできないそんな無力感が僕を苦しませる。僕に力があればツクヨミを救えただろうか?少なくともツクヨミがいなくなることはなかったと思う。
フラフラとよろめきながら歩き出す。悲しさと悔しさで頭がぐちゃぐちゃになりながらも救われたこの命を大事に………
グシャ
34/100僕は後ろから突き抜かれ死んだ。
快「………な……ん…で」
バタッ
レ「ミツケタ」
僕の目の前には傷だらけのレヴィアタンがニタニタの笑いながら僕のことを睨め付けていた。そして僕の意識はなくなった。
目を覚ますとそこは檻の中だった。体は拘束されて身動きが出来ない状態で椅子に縛り付けられている。
周りにはたくさんの拷問器具のような物が並べてられていてレヴィアタンの姿は見当たらなかった。
僕はこれからどうすればいいのだろうかそんなふうにぼーっと考えていと扉がキィっと開いてレヴィアタンが入ってきた。
レ「オキタカ……」
快「………」
レ「コレカラお前が死ぬまでコロス」
息を呑む………今から何度殺されるのかそれだけで恐怖が増してくる。だがもう覚悟を決めるしかないそう思った時、
プルルルル
僕のスマホが鳴る。誰かから連絡がきたようだだが拘束されてる状況で電話に出れる訳が……
ガチャ
「…………もしもし私メリーさん今から
あなたを救います」
僕は吸い込まれるようにスマホの中に消えていった。
ハクマです
またちょいと空いたら書くぜ




