22回目
21/100、僕は死んだ。ベルゼブブにやられた後、僕は見覚えのある部屋で目を覚ました。
雪「お久しぶりです………」
快「雪女さん?………」
ここは雪女さんの家だった。僕はここで蘇ったのか?手を見ると確かに死んでいる、その様子を心配そうに雪女さんは見ていた。
雪「大丈夫でしたか?」
快「あの……僕はどうしてここに…」
雪「吹っ飛んできたんですよ………空から」
吹っ飛んできた?ベルゼブブが何かやったのか?体に変なところが無いか探るが特に変わったところは見当たらなかった。
雪「おそらくサタンでしょう……雑な所ありますから」
苦笑いで説明してくれた、どうやら気を失っている間に助けてくれたのだろう。次会ったらお礼言わなきゃな………
快「サタンには感謝しかありませんよ……また救ってくれるとは……」
雪「………やはり何かあったのですね?」
快「………実はベルゼブブっていうやつに」
なまはげが身代わりになってしまったこと、それでもベルゼブブに捕まり殺されたことあいつの力のこと、すべてを話した。
思い出すだけで気持ち悪くなってくる僕の背中をさすりながら雪女さんは最後まで聞いてくれた。
雪「あの子がそんなことを……」
快「やっぱり知り合いなんですね……」
雪「えぇ……あの子が迷惑かけて申し訳ありません」
快「雪女さんが謝ることじゃないですよ!……それより」
雪「やはり気になりますよね……」
ベルゼブブのような理不尽な力を持ってるのは他にもいた。****、名前すら理解できない、あいつやおそらくサタンも……きっとこれから関わることになってしまうのだろう。
雪「この世では今7人の悪魔が力を持ってます。サタン、****、ベルゼブブなどきっとこれからあなたは関わらずには過ごせなくなるでしょう。そして今彼らは2つの派閥に分けられています。」
快「2つ……」
雪「1つは秩序を重んじる****中心の派閥、そして気持ちを重んじるサタン派閥………もっともサタン1人しかいないんですけどね…」
快「それじゃあサタンは………」
雪「………私のせいなんです、私が罪を犯し、もう二度と同じことが起きないためにどうすればいいかで言い争いになったようで……」
この人にもいろいろ事情があるんだろう……今は雪女さんの過去には触れない方がよさそうだな
ともかく!わかったことは6人の悪魔にサタンが狙われてるってことだ!なら僕はサタンのために味方を増やすだけだ、それぐらいしか力になれない
快「……僕はサタンと雪女さんの味方ですよ!」
雪「………ありがとうございます、そう言っていただけるだけで嬉しいです………ですが気をつけてくださいきっと今回のことであなたはもう目をつけられたはずですなにかあればこれを砕いてください」
雪女さんは氷の結晶?を渡してくれた
快「これは…」
雪「それを砕けば私が召喚されます、ただ一回だけなのでそれだけは忘れないでください」
快「ありがとうございます!」
雪「ではもう遅いですから今日はゆっくり休んでくださいね、おやすみなさい」
そう言って雪女さんは部屋から出ていった。布団の中で考える………仲間を増やすってどうすれば?そもそもサタン側についてくれるような奴はいるのか?正直言ってこちら側が圧倒的に不利だ。………考えてもしょうがない、とにかく動くしかないと結論づけ目を閉じた。
……………………………
朝から僕は仲間集めに向かった。雪女さんはそこまでしなくてもいいって言ってくれるが少しでも力になりたかったのでなんとか頼み込んで渋々了解してくれた。
快「その自分から言っておいてなんですがわざわざ案内してくれてありがとうございます」
雪「この辺は危険ですから当然です!」
雪女さんが言うにはこの雪山には神と呼ばれる方が眠っているらしい、その神様は悪魔をも凌駕する力の持ち主のようで味方になってくれればかなり心強い。
雪女さんとその神様について話していると遺跡のような場所についた。
雪「………覚悟はいいですか?」
快「………はい!」
雪女さんが手をかざすと真っ白な空間に移動していた。その空間はまるで宙に浮いているような感覚で身動きが出来ずもがくことしかできなかった。
雪女さんが僕の手を握ると真っ白だった空間が色づいて石像の前に立っていた。
雪「無事ですか?」
快「あ、ありがとうございます!」
?「して、なにようだ?氷の魔女」
石像から声がする
雪「久しぶりですね、ツクヨミ」
快「ツクヨミ様?」
ツ「小僧は敬意があるな!褒めてやろう」
雪「そう言うあなたは顔も見せずに失礼ですね」
ツ「なんか言ったか?」
そう言ってツクヨミは僕らの前に姿を現した。この方が神様………小さ………
快「グホッ……」
そう思った瞬間、強烈な痛みが僕の体を蝕む
く、苦しい………
雪「怒りますよツクヨミ」
ツ「だってこやつがチビって!」
快「ぐっ………はぁはぁ……すみませんツクヨミ様……」
雪「別に快さんは悪くありませんよ!実際小さいですし……」
ツ「貴様……言わせておけば」
雪「ですが力は本物です、そんなあなたにお願いがあって来たのです」
ツ「お願いだ?」
快「そ、そうなんですよ!ツクヨミ様!僕らと一緒にサタンの味方に……」
バタッ
快「えっ?」
22/100いきなり死んだ。なにが起きたかわからなかった。僕はすぐに目を覚まし、速攻で土下座をした。
ツ「その名を口にするな、余は寛大だ一度の死で許してやる!」
マジか………
雪「………次やったら殺しますよ」
ツ「ひぃ……お、おい!今は余の方が強いのだぞ!」
雪「はぁ……最後まで話を聞いてください」
ツ「こ、ここでなら聞いてやる!」
ツクヨミ様は僕の背中に隠れながら話を聞くらしい、どこの世界に殺した奴の背中に隠れる神様がいるんだ……
雪「はぁ……それでいいです……あなたにお願いしに来たのはなにも悪魔の味方をしろと言いに来た訳じゃありません」
ツ「そうなのか?」
そうなんだ……
雪「快さんを守ってほしいんです」
ツ「小僧を守る?」
雪「はい、彼はこれから幾度となく悪魔に襲われてしまいます、それも最上位の悪魔に」
ツ「余がわざわざ守る義理もないのだが……」
雪「………ただでとは言いませんその見返りに私の宝物を捧げます」
ツ「よいのか!?やったー!!!」
雪女さんは指輪を外しツクヨミに渡した。
快「本当にいいんですか?」
雪「………未練だけ残っててもしょうがないですから」
ツ「………あーおい!そんな大事なら……別にただでも……」
この子本当はいい子……
快「グハッ」
ツ「この子ってなんじゃ!!!」
雪「ごほんっ!」
ツ「ひっ!」
快「はぁはぁ、た、助かりました」
雪「いえいえ……」
今の雪女さん………ちょっと怖い
ツ「だろ!怖いよなぁ!?」
雪「………快さん?」
快「今日も美しいです!雪女さん!」
雪「……っ」
ツ「んっ?」
快「どうかしました?」
ツ「見返り変更!」
急にどうした?見返り変更と言われても僕は何も持ってないしな……
雪「では何がほしいんですか?」
ツ「快といったな、貴様は今日から余とともに過ごしてもらう!」
快「えっ?」
ハクマです!
明日も書き終えたら出すのでよかったらご覧ください!




