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100怪死  作者: ハクマ
10/29

10回目

 昨日はなんとかなってよかった。けど今日はとても大変な日だ、久しぶりに学校に行けた。驚くことに今日は家を出ても何も起こらなかった。


快「………どうしよう」


 教室に行くのが少し怖い………10日以上、学校行ってない、いわゆる不登校になってしまっていた。

 ………ここでウジウジしててもしょうがない………よし!

 心を切り替え、思いっきりドアを開ける。


快「………おはよう!」


 そうみんなに挨拶をする、すると友達がやってきて………


友「どうしたんだ?1週間以上も休んで?」


 なんて言ってきたりしてな………言い訳どうするか?

 妄想を膨らませていると……


友「おう!おはよう今日は遅いな!」

快「え?あ、あぁちょっとな………」


 なんでなんも言ってこないんだ?気、使ってくれてるのかな?

 そうこうしてるうちに鐘が鳴り、先生が入ってくる。もちろん連絡などしてない……今度こそ何か言われるか?


先「みんなおはよう!……それではホームルームを始める」

快「え!?」

先「どうかしたか?浅田」

快「えっ、いえ!なんでも………」

先「……じゃあまず出席を……」


 いつも通り時が流れる、まるで僕が不登校になってたことなんて元々なかったかのように。

 僕は不安になり、思い切って友に聞いてみることにした。


友「いきなり呼び出してどうかしたのか?」

快「いや………その、僕、昨日まで休んでたろ?だからなんでみんななにも言ってこないのかって………」

友「は?なに言ってんだ?毎日来てただろ?」

快「え………いやいや!休んでたって!10日間ぐらい、いなかっただろ?」

友「………寝ぼけてるんじゃねぇのか?ほら!もう戻るぞ!」


 腑に落ちないまま教室へ戻る。………僕が休んでない?そんな馬鹿な……僕がこの呪いに巻き込まれてからも確かに時間が進んでいる。あの日、僕がテケテケに襲われた日から一度も学校には行けてない。

 ……もしかしたら僕の代わりがこの学校に?


 教室に戻ると僕の席に誰かが座っていた。


友 「おーい!戻るの早いな!」

快?「………そうか?」

快 「……………は?」


 紛れもなく僕がそこにはいた。友は僕が見えていないのか、快?に話しかけている。

 誰だ?………こいつ………


ギロッ


 快?が睨め付けてきた。咄嗟に逃げ出す。………これ以上あいつと接触してはいけない!僕の頭が危険信号を鳴らしていた。


快「あいつはいったい………」



………………………………………


 

 仕方なく校内でウロウロしていると、見覚えのある人に出会った。


男「授業中だろ?何やってんだ?」

快「………あなたこそ不法侵入じゃないんですか?」


 仮面の男だった。そんな格好でよくここに入ってこれたな………


男「俺のことはいい、真面目に授業は受けた方がいいぞ」

快「……はぁ、無理ですよ、僕に似た誰かが代わりに受けてるので」

男「………!?そうか………お前はずいぶん巻き込まれやすいな」

快「やっぱり呪いなんですね」


 薄々気づいてはいた、だけど認めたくなかった。久しぶりの学校でちゃんと友達と一緒に楽しく過ごしたかった。

 呪いを受けた時点で決まってたのかもな………


快「それで………あれがなにかわかるんですから」

男「……ドッペルゲンガー」


 ………ドッペルゲンガー、それは自分と全く同じ容姿をしている化け物だ、一度でも接触してしまうと本人は死んでしまう、そう聞いた。


快「………ドッペルゲンガー」

男「出会わないようにおとなしくしているんだな」


 仮面の男はそう言って去っていく。近づくだけで即死、そうとう厄介な呪いだ。

 対策も特に思いつかないのでおとなしく帰ることにした。


快?「それでさー……」

友 「なんだそれww」


 まずい!……こっちに来た!


快?「………」

友 「どうかしたのか?」

快?「……いや!なんでもない!」


 逃げ出すと今度は体育館に来ていた。そこには快?達がバスケをしていた。

 一瞬目があってニヤッと笑いかける快?……また逃げ出す


快?「………」


 何故だ……どこに行ってもあいつがいる。


快?「自分の場所ぐらいわかるだろ?」

快 「は?」


 あいつはすぐ後ろまで来ていた。振り返らずに走り、校門を抜ける。すると一瞬で夜中になっていた。


快 「ここは?」

快?「お前がこれから死ぬ場所だろ」


 体がどんどん薄くなっていってる………そりゃそうだ……ドッペルゲンガーはもう僕の目の前にいる。

 

快?「これからは俺が快だ………もう消えな………偽物」

快 「………ぐっ」


ドクンッ


 急に胸が苦しくなり、うずくまってしまう。どうやらここまでのようだ………薄れゆく意識の中、顔を上げると快?が狂気じみた笑顔でこちらを見ていた。


ザシュッ


 なにかが通った?死にゆく前に最後に見たのは快?が目の前で驚いた様子でこちらを見ている姿だった。


快?「テ………おのれ………」


バタッ


男 「………間に合わなかったか」







ハクマです!

次どうするか考えてないけど明日中には書けてると思うので多分………

またよろしくお願いします!

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