3話:作戦完了
格納庫に着いた。幸い人がいなかった。
格納庫にはたくさんの旧型、新型の戦闘機が並んであった。
F-15EからF-117というステルス機までもが揃っていた。
入荷したての戦闘機にはエンブレムマークがついていなかった。
「さあ、破壊工作よ」
「お前はあっちからやれ、俺はこっちからやる」
2人で手際よくC4爆弾を取り付けていった。
「さあ、ここを出よう」
「了解」
格納庫の外に出た。
すると、ランディングゾーンに戦闘ヘリが来た。
ヘリの側面には見たことが無いエンブレムマークが描かれてあった。
「なに?あれは」
「1枚写真を撮れ」
「了解」
サラが小型カメラを取り出し、写真を撮った。
すると、補給基地の管制塔から将校らしき人物が現れた。
ヘリからは、スーツを着た男性と、戦闘服を着た兵士が降りてきた。
「武器商人だ。明らかに正規の者じゃない」
「じゃあここは?」
「ああ。完全に闇だ」
ロシア兵が、何やらケースを持ってきた。金じゃないようだ。
兵士はそれを商人に見せた。
確認した商人は、ケースを取り出し、将校に見せた。
中身はこちらから見えた。金だ。
取引が終わった後、商人は再びヘリに乗って去っていった。
「早く俺たちは撤退しよう。報告はその後だ」
門に向かう途中、兵士に話かけられた。
「よう。新入りか?」
俺たちは敬礼した。
「はい!そうであります!」
兵士は怪しむことなく、言った。
「門の外の警備に向かってくれ。この基地も最近物騒だからな」
「了解であります!上官殿!」
俺たちはこれでより一層怪しまれずに門に行くことが出来た。
周りに人がいないことを確認して、門の外に出た。そして急いで遠くに走った。
「こちらエディ。工作は完了した、ヘリを送ってくれ」
しばらく待つと、仲間のヘリが来た。
Ratのエンブレムマークがついている。
「こちらアダム。降下する」
ヘリが降りて来た。
俺とサラがヘリに乗った事を確認すると、ヘリが上昇した。
補給基地から十分離れると、C4爆弾のスイッチを押した。
すると、補給基地で爆発が起こった。
「作戦完了」




