第二章-4 真実
イッカは去ろうとする幹部を止めた。
「お前は、なぜ、ダークエネルギーの支配者となったのか、教えてくれ!」
幹部は、少し戸惑ったが、承諾し、話し始めた。
「私は、『スイバラ』という街で生まれ育った。」
「スイバラ、!」
メラーが叫んだ。メラーによると、商業地の客はスイバラから来ている人も多いという。
「お前も、そうだったか。私がダークエネルギーに支配された理由を説明しよう。私が嫌な過去を持っているのは、知っているだろう。私はそれから逃げるために、隣の町、トースカまで逃げてきたのだ。そこで私はここを秘密基地として、暮らしていた。もう外の人とは関わりたくなかった。そんな時に、近くにある果物がなる木から食料を取って帰ってくると、その秘密基地は、敵の拠点にされていたのだ。」
「あぁっ!」
イッシは感情的になってしまい、声を上げた。
「その後、私はその秘密基地を返すよう試みた。しかし、その態度がかえって悪い影響を与えてしまい、抵抗する間もなくダークエネルギーを注入された。その後、私は与えられた人間を増やし、ダークエネルギーで埋め尽くしていたのだ。」
「お前は、人間をどうやって増やしたの。」
アズンが聞いた。すると幹部は答えた。
「私より更に上の者が人間を持ってきた。私はそれにダークエネルギーを注入していた。」
「上の者は、どのような姿形をしていた。」
「お前のような、姿をしていて、顔は猛獣のような怖い顔をしていた。顔は人間ではない、動物のようだった。名前は分からない。」
幹部は、イッカを指さしていた。
四人はすぐに思い出した。メラーの言葉を。それは全く一致している。それはつまり、トースカに攻撃を仕掛けた張本人なのだ。メラーが聞いた。
「そいつは、お前が逃げてきた、トースカに攻撃を仕掛けたやつだぞ!」
幹部は驚いた。自分と密接な関係を気づいていた人が、自分が逃げた街を攻撃していたのだ。幹部は言った。
「そいつはおそらく、この組織の頂点に当たるものだと思う。しかし、兵力は多いぞ。8段階の階級があり、上から順に、王将、副将、金兵、銀兵、馬兵、一等兵、二等兵、歩兵とある。私は、下から2番目の、二等兵だ。やはり、あいつは、、、存在してはいけない化け物なのだ!」
四人は信念を固めた。そいつを殺さない限り、トースカや、世界は平和にならないと。
「行こう!」
イッカ、イッシ、メラー、アズンの四人は、幹部とともに洞窟の出口へと向かった。出口にについた一行は、は、幹部に向かって手を振った。幹部は、嬉しそうな顔をしながら、スイバラの方向を向いて走り出した。四人も、さらなる手がかりを探しに、歩き出した。




