第三章-1 見渡す街
幹部が言っていた、スイバラには何か手がかりとなるものがあるかもしれない。四人は、スイバラへと向かうことを決意した。スイバラはどうやらこの山を超えた先にあるようだ。しかし、どの方向にスイバラがあるのかはわからなかった。幹部は迷わず進んでいたそうで、その姿は見えなかった。
一行はとりあえず歩き出した。途中、いくつも敵が出てきたが、四人の前ではどんどん倒されていく。こいつらは、「歩兵」の階級だそうだ。一行が歩き回っていると、アズンが言った。
「山の上に行けば、どこにあるか分かると思うよ。」
四人は頷いた。そうと決まれば、四人は早速山の山頂に向かい始めた。山道を歩くにつれて、敵もだんだん強くなっていた。時々「二等兵」と記された者とも戦った。
それから、長い時間がたった。高い山の一番上までたどり着いたのだ。イッシが喜んだ。
「やったー!」
こんなところまでは、トースカの中で誰も到達したことがなかったようだ。四人はまずトースカの方を見た。山頂からは、とても小さく見える。次に、山の向こう側を見渡した。すると、山の麓に、街があった。これは、スイバラなのか。三人は、その街に向かって歩き出した。すると、山道の少し平坦になっている場所で、強そうな敵が現れた。そいつは何か話そうとしたが、四人は聞く耳も持たず、戦闘態勢に入った。しかし、ただ一人、違和感を感じている者がいた。メラーだ。何かダークエネルギーの敵とは違和感を感じたのだ。
「何か違う、、」
しかし、メラーは周りを見渡すと、そんなことは誰も気にしていなかった。メラーは、周りに紛れようと、不審に思いながらも、しぶしぶ戦い始めた。四人はどんどん攻撃を仕掛ける。相手の方を見た。攻撃を食らっている。たくさんの攻撃を負い、相手はすぐに倒れてしまった。そこで、やっと他の三人も違和感に気づいた。しかし、誰も言わなかった。四人は勝ったと思った。すると、なんとそいつは新しく手を生やし、増えた手を使っていきなり攻撃を仕掛けてきたのだ。接近してきた四人は反応する間もなく、大きな傷を負ってしまった。
「ガハッ!」
イッシが血を吐いた。イッシはただでさえイッカより弱いのに、一番近くで攻撃されたのだ。イッシはそのまま倒れ込んだ。
「う、動けない、、、体が重い、、!」
イッカは振り返った。弟であるイッカが絶体絶命に陥っているのだ。そして、そいつは近づいてきて、、、!|




