第二章-1 冒険の目的
トースカを後にした一行だったが、ダークエネルギーを司る謎の生物とは誰なのか、まだ分かっていなかった。そこで、一番に手を挙げたのは、メラーだ。先日の戦いの時に口止めされていたが、大切な情報だったようだ。イッカたちはその話を聞いた。
「そいつは、イッカに似た体つきをしていた。顔は黒いフードで覆っており、見えなく、とてもかすれた、醜い声だった。そいつの話を聞いてみると、トースカを侵略するつもりだったようだ。」
イッカたちは息を呑んだ。もし自分たちが戦いに加わっていなければ、トースカの街はすでに崩壊していたのだ。さらにメラーは続けて言った。
「そいつに聞いたのだ。『なぜ、人々を攻撃するのだ』するとそいつは答えた。『攻撃に理由はない。そうゆうもんだろう。』その後はもう覚えていない。なにか鋭いもので突き刺された感じがした。」
「それで、操られたのだろう。」
イッカが言った。つまり、そいつを見つけ出すのが大事なのだ。しかし、どうすればいいのか分からなかった。周りには高い山が見える。その手前には、広い平原が広がっている。このトースカ広区域には、ダークエネルギーらの拠点があるかもしれない。
四人は道を歩きだした。イッシが言った。
「こんな開けた平原のどこに、拠点があるんだよ。」
「私たちが知らない場所にいると思う。」
アズンが言った。イッシが聞き返した。
「例えば?」
メラーが答えた。
「落とし穴が仕掛けられていたり、見えない壁があったりとか、、!」
イッシは震えた。
「怖いよ〜!」
イッカがなだめた。
「もし敵を見つけたら、四人一緒に戦えばいいだろ、」
「でも〜、」
イッシはやはり気が弱いのだ。




