第一章-4 いざ冒険へ出発
イッカが話しかけた。
「お前、、正気を取り戻せ、いつもの姿に戻れ。」
メラーは倒れ込んだまま、手を動かしている。メラーが最初に起き上がった。イッカとイッシは剣を持った。しかしイッカとイッシを待ち構えたのはメラーの思いがけない言葉だった。
「イッカ、それにイッシ、本当にごめん、、」
「謝るな!」
イッカはなにか言いたげだったメラーを口止めした。
「こちらこそ、お前に大きなダメージを追わせてしまったな。本当にすまない。」
メラーは大きな傷を負っていた。アズンは「フロスト」だから、メラーたちを救護することができる。アズンが目を覚ますのを今か今かと待った。それから3人はとてつもない時間が過ぎたように感じた。実際は、ほんの数分間だったのだろうが。一番アズンを心配していたのは、メラーだ。メラーは、必死に声をかけた。
「アズン、アズン、聴こえるか!」
アズンは、それに心を揺り動かされるように、手を動かした。3人は、とても喜んだ。アズンは言った。
「心配かけたな。」
4人はとても喜んだ。そして、アズンはその力を使い、「フロー・リカバリー」で仲間の応急処置を行った。アズンの能力が3人の役に立ったのだ。その後は全員とも回復し、元通りの体力まで回復した。トースカも復興しつつある。なんとか生き残った半分ほどの住人が、街を再び元気にしていた。そこでイッカは思った。
「世界はこれで平和になったのではない。能力を使える俺達がこの世界を救わなければならないはずだ。」その思いを知った仲間たちは、一斉に言った。
「旅立とう!世界を救うために!」
4人はトースカに別れを告げた。町の住民も大勢集まった。
「絶対、行きて帰ってくるんだぞ!」
「頑張ってこい!」
トースカに向かって、大きく言った。
「ありがとう!トースカ!」
そうして、イッカ、イッシ、メラー、アズンの4人は、人々に見送られながら、世界を救うために旅立ったのだった。




