第四章-4 敵と味方
その男性は、迷いもなく歩き始めた。男性は言った。
「街の奥にある洞窟に、人々が囚われていると思うんだ。」
五人はそのダークエネルギーの敵に近づいていくように感じた。しかし、男性は、人を殺して食べて思い出も消し、洗脳してしまうようなダークエネルギーに対して全く怯まなかった。メラーは思った。
「なにか理由があるのかも、、」
六人は洞窟の手前まで来た。カンサが言った。
「ここからは、洞窟か。とても、細いな。まあ、人がギリギリすれ違えるくらいか。」
その言葉を合図に、六人は細い洞窟に入っていった。
洞窟に入ると、大きな空洞が広がっていた。それは直線ではない。入り組んでいて、視界がとても悪く、壁だらけで狭いところしか見えない。イッカが言った。
「はぐれたら、大変だ。一緒に行動しよう。」
他の五人は頷き、歩き出した。できるだけ、太い道を通ることにした。視界が悪くならないためにだ。
すると、また大きな空洞があった。しかし今度は、不気味だ。『五人』は嫌な予感がした。少し進み、壁を左に曲がると、なんととても大きな敵が現れた!それは、人とは思えない、それでも何か、機械みたいだ。それは、今までイッカたちが見てきた中で一番大きかった。男性は言った。
「そいつの顎が弱点だ!」
しかし、男性はさらに何か小声で言おうとしていた。五人は敵の顎に向かって刀を繰り出し、アズンは四人に向かって防御の壁を作った。最初に攻撃を仕掛けたイッシの攻撃は、当たった。
しかし、安堵したのも束の間、イッシの剣は粉々に砕けてしまった。
「まずい、これでは、戦えない、、!一方的に、殺される!」
イッシは男性に向かってでも助けを頼もうとした。イッシは男性に向けて言った。
「助けて!このままじゃ、俺達は、負けてしまう!」
男性は、その言葉を聞いたのか、聞いていないのか。しかし、男性は五人に向かって言った。
「ハッハッハ!!こいつは騙されやすいな!」
五人はハッとした。こいつも敵なのだと。
「勇者たちもこれでお終いだ!!!」
その声とともに、いきなり男性は攻撃してきた。初めはすぐ倒せると思った。イッカが切りかかった。しかし、
「ガキィィン!!」
大きな音が響き渡った。イッカたちはまさか攻撃があたっていたとは思わなかっただろう。そう、そいつは鉄壁の防御を持っていたのだ。戦闘が始まった瞬間、鉄の防御服を装着していたようだ。四人は、手当たり次第に攻撃した。しかし、それは全く効かない。むしろ、無傷だ。アズンが言った。
「まずい、あいつが攻撃をしてきたら、大変だ!!」
「ドゴォォ!!」
男性からものすごい音とともに、衝撃波が来た。イッカは攻撃途中だったため、至近距離で攻撃を受けてしまった。イッカの剣はイッシのように砕けてしまった。
「もう、だめだ、、!」
メラーが嘆いた。
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