第四章-1 水街・スイバラ
一行は、スイバラにやってきた。トースカよりもたくさんの人が住んでいて、街の様々なところに水路が張り巡らされている。カンサは説明した。
「スイバラは、船が沢山通っているから、色んなところに行けるぞ。」
どうやら、ここに来たのはこの先に進むについて正解だったようだ。
一行が街の中央部へ行くと、スイバラの住民は迎えた。
「トースカの、勇者さまだぞ!」
どうやら、能力の噂はスイバラにも伝わっていたようだ。そして、さらに住民は言った。
「カンサが帰ってきたぞ!」
四人は少し戸惑ったが、カンサは言った。
「私は、もともとこの街の長だったのだが、トースカであいつらに操られてしまったのだ。」
四人は不思議に思った。アズンが言った。
「なぜトースカに来たんだ。」
カンサは答えた。
「先ほどトンネルの話をしただろう。その下見だ。」
四人は納得した。その後、五人は一旦バラバラに分かれて、食料を調達したり、住民の手助けをしたりした。やはり来てみると、船がとても多い。どうやら遠くの街からも船がやってくるそうだ。四人は楽しそうだ。あっという間に夜になり、五人は街の広場に集まった。カンサが言った。
「北に向かって通りを歩いた後、役場の前で右に曲がると、宿がある。そこで寝ることができる。私は自分の家で寝る。」
四人はカンサと別れ、歩き始めた。カンサは南方向に歩いていった。宿に来た一行は、その夜、楽しい会話を交わしていた。
「カンサ、結構強かったな!」
「カンサも加わった五人なら、きっとあいつらを倒せるよ。」
また、今後の予定も立てた。イッカが言った。
「しばらくはここで情報を集める。また、場所が決まったら、船で行けるところまで行き、そこから歩く。ここからはしばらく街はないそうだ。たくさんの食料が必要だな。まあ、一旦この街では疲れを癒しておこう。これからは、毎日宿で寝られなくなるからな。」
他の三人は頷いた。四人とも、どんな情報が集まるのだろうかが気になったが、明日からの情報収集のためにも、いつもよりも早く寝た。
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