↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
しょたが異世界でちーとなしょたとして幸せになる  作者: 卯月 唯
二章*ヴェルディー王国*
18/24

「少し町をまわってから帰るか。」

にゅ?

「くくっエリシアの言ってたように顔に出やすいなお前。ほら、しっかり掴まっとけ。」

はいなの。………すぅ。



ふにゅ。ふわぁ~。よく寝たーなの。あのあとジンさんと町をまわって、ジンさんがお酒を買って、いろんな人に話しかけられて、女の人に囲まれて、逃げて、眠たくなって、あったかいなの。

「ん、起きたか。」

またまたジンさんなの!

「起きたんならユーセルんとこ行くぞ。」


「いらっしゃいフゥ、ジン。」

こんにちは~なの。

「ユーセル、これエリシアから。フゥの鑑定結果だ。」

「母に会ったんですか。はぁ、わかりました。有難うございます。…………成る程。ジン、陛下を呼んで来て下さい。」

「わかった。今どこにいる。」

「そうですね、……先程少しお話していましたから執務室に居ると思いますよ。ふふっ」

「はぁ、やり過ぎんなよ面倒くせぇ。フゥ、ここで待っててくれ。」

にゅ?はいなの。


コクン


「じゃあちょっと行ってくる。」


ジンさんが部屋から出ていっちゃう。……なんだろう?…………もやもや?にゅ、わかんないの。


「それでは二人が来るまで少しお話しましょうか。」


コクン


「では先ずフゥの鑑定結果から見せましょうか。文字が読めないということなので読み上げますね。」

ユーセルさんが紙を見せてくれたの。でも今回は少し読めるの。えっと、……の…し………のののの!


鑑定結果 鑑定士 エリシア・ユーセル


名前 フリージア

年齢 5歳

性別 男

種族 人族

level 1

HP 23

MP 1000000

魔法適性 ∞

武器適性

魔法level

武器level

称号 剣帝の隠し子

天使

加護 光の精霊王の加護

水の精霊王の加護

状態異常 栄養失調 level5

精神病 level8

身体的発育不良level8

言語障害level3


「いろいろ規格外ではありますが、フゥが今知らなければならないのは状態異常についてです。状態異常とは体が普通ではないということですので、この状態が続くと危険です。なので状態異常が無くなるように頑張りましょう。」


コクン


「栄養失調と身体的発育不良は食事で改善できると思います。精神病はゆっくり治していきましょう。言語障害は私と少しずつ練習しましょうか。」


コクコク


「文字ですね…………。ふむ、確かこの辺りに……。……これですね。」

そう言ってユーセルが持って来たのは分厚い本。

「この世界では、ひらがな・カタカナ・漢字の3つが使われています。数字や記号もあるので、全部使いこなせるのは言語を専門にしている者たちぐらいですね。私も漢字は使用頻度の高いものだけ覚えています。」

にゅ?文字がいっぱいなの。僕、ひらがなは分かるよ!えっと、あいうえおかき…………わをん。よし!

「おや、もしかしてひらがなが読めるのですか?」


コクコク


「おやおや、それでは文字を覚えるのはとても速く出来そうですね。カタカナはひらがなと同じように覚えられますよ。ですが5歳でひらがなが読めるのは素晴らしいですよ。大人でも読めない人がいますからね。ようですね、ひらがなが読めるならこれを使ってみるといいかもしれません。」

にゅ?


「連れてきたぞ。」

ジンさんなの!おかえりなさいなの。

「ちゃんと待ってたな。偉いぞ。」

ジンさんが頭なでなでしてくれたの!うれしいの!

「可愛らしいですね。それと、フゥ、これをどうぞ。」

ユーセルさんがくれたのはひらがなが書かれた丈夫そうな紙。

「これを使って会話をしましょう。文字を指でさしてください。」

はいなの。えっと、

「ふ・う・し・゛・ん・す・き」

できたの。これならみんなとお話しできるの!


くぎゅっ


「フゥ、俺も好きだぞ。」

にゅ~!ジンさんと両思いなの!!

「フゥ、私も貴方の事が好きですよ。」

はぅ!えっと、

「ふ・う・ゆ・ー・せ・る・す・き」

できたの!!

「ジン、フゥを渡しなさい。」

「嫌だ。」

「ジン!」

にゅ?ジンさんとユーセルさんどうしたの?

「俺様は?俺様は?」

あっ忘れてたの。えっと、

「ふ・う・へ・い・か・す・き」

「ぐふぅ、俺様だけ役職名………。」

あれ?どうしたの?

「ジン!」

「嫌だ。」

「そして無視ーっ!」

わかんないけど、みんなとてもおもしろいなの!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。