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しょたが異世界でちーとなしょたとして幸せになる  作者: 卯月 唯
二章*ヴェルディー王国*
17/24

「転移」

ジンさんがそういうと、急にまぶしくなった。森に行ったときと一緒?

「フゥ、目ぇ開けろ。」

ジンさんに言われて目を開ける。ふぁあ!人とお家がいっぱいなの!ここってどこなのかな?ギルド?

「ギルドまで少し歩く。しっかり掴まってろ。」

ギルドじゃないみたい。

「おっジンじゃねぇか。新しい酒入ったぞっ!」

「ジンさんうちの店寄ってってくれよ。」

「何だ隠し子か?やるなー。流石モテる男は違うなっ!」

ジンさんいろんな人に話しかけられてる。みんなニコニコ。ジンさんは人気者なの。

「着いたぞ。」

大きいお家なの。

カランコロン


中はとってもにぎやか。あっお酒飲んでる。お酒はすごいの。お酒は人を幸せにするの。お母さんもお酒があれば優しいの。

「ギルド『エリィの楽園』へようこそ。」

女の人……こわい。痛いことしないで……。

「冒険者登録だ。」

「……………その子の………ですか?」

「あぁ。」

うぅ、すごく見られてるの。

「…………………少々お待ち下さい。」

……女の人どこかへいったの。


帰ってきたなの。にゅ?後ろにもうひとりいるの。ほわぁ、きらきらなの!

「はろー、ジンくん。受付の子がジンくんが天使拐ってきたって言ってたけど………やっぱり誘拐?それとも……隠し子?今すぐ白状すればちょっとしたイタズラで許してあげるわ♪」

きらきらでこわくないの!ふしぎね。

「拾った。んで俺の子になった。国王命令だ。登録させろ。」

「ふーん。まぁいいわ。可愛い子は大歓迎よ♪この紙に必要事項を記入してね。」

「あぁ。フゥ、文字書けるか?」

にゅ?文字はひらがな書けるよ。でもこれ、ひらがなと違うの。


フルフル


「エリシア、代筆でもいいか?」

「もー、エリィって呼んで♪代筆でもいいわよー。」

「わかった。」

ジンさんが代わりに書いてくれたの。書きながら読んでくれるから僕にもわかったの。でも種族とか適性とかむずかしい言葉はわかんないの。



名前 フリージア

種族

年齢

魔法適性

武器適性



「書けたぞ。」

「はいはーい。あら?名前だけなの?」

「他はわからない。」

「そうなのね…………よかったら、鑑定しましょうか?」

「いいのか?頼んだ。」

かんてい?なんだろ、でもジンさんがいいなら大丈夫だよね?

「それじゃあその子を私に渡してね♪」

やっ!ジンさんと離れるのやっ!かんていは僕の敵だったの!


ぎゅっ


「可愛い~!ジンくんのこと大好きなのね!いいわよ~じゃあ、お姉さんと手を繋いてくれる?」

「いやもう姉って年じゃイエナンデモアリマセン。」

にゅ?

「気にしないで~。………………はい、終わったわ。カードの発行まで、ちょっと待ってってくれるかしら~。」

「わかった。ギルドの中をフゥに説明してるから出来たら声かけてくれ。」

「えぇ、じゃあね♪また後でね~♪」


ジンさんがギルドの中を案内してくれる。

「これはクエストボード。ランクに分かれていて、右に行くほど難易度だ。後は指名手配ボードとかパーティーメンバー募集ボードとかあるが 、先ずは文字を覚えないとだな。」

ボードがいっぱいなの。でも読めない……。

「そんな顔すんな。ユーセルあたりが教えてくれるだろ。」

ほんと?がんばっておぼえるね。

「ここは1階で地下には鍛練場がある。2階は会議室とギルドマスターの部屋、あとは個室がいくつかあるな。ちなみにここのマスターはエリシアだ。」

ギルドマスター?

「ん?何かわからない事があったか?」

えっと、今は大丈夫なの。


フルフル


「そうか。」

「ジンくーん。フゥちゃーん。出来たわよー!」

「行くか。」


コクコク


「はいこれカード。無くさないようにジンくんが持っているといいわ。」

「わかった。」

「あとこれね。鑑定結果が全部書いてあるからリリィちゃんに渡しておいて♪」

リリィ?

「ふふっ♪リリィってだあれ?って顔に書いてあるわ~♪フゥちゃん可愛い!!リリィちゃんは私の息子なのよ♪」

へー。

「フゥも会ってるだろ。ユーセルのことだ。」

にゅ!ユーセルさんがリリィちゃんでエリィさんの息子なの!だから同じきらきらなのね。

「また来てね♪」

バイバイなの。あっ最初の女の人も手ふってくれたの。お母さんと違って優しい人なの。うれしいの!


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