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愛という名の尊さ  作者: Momoha
【第一章】溶けない雪
22/26

22.価値観を変えた存在

本作では、

愛情に飢えている2人の嘆きを

テーマにした、

心痛い、でも、なんだか、暖かくなる

ヒューマンラブストーリー、サスペンスで

お互いの傷跡、嘆き、生い立ちのせいで、

交差する恋愛が描かれている


猫のように丸くなってソファーで眠ってるサクを見て、寝ている間も無意識に自分を守ってるんだなと感じる。きっと今までずっとこうやって自分自身を自分で守り、甘えたい気持ちや孤独な感情を押し殺して我慢して生きてきたのだと察せられる。


サクが私に泣きながら話してくれた話。私に会うまでの性の交わりの話は、最初はビックリしたけど、でもそれが無かったら、サクはきっとすでにこの世に居ないだろう......逃げ場が欲しかったのだと思う。犯罪や薬などに手を出していないのが、唯一の救い..........


今までの私の恋愛の価値観を裏返したサク.......サクに出逢う前の私は、そういう人を毛嫌いしていた。理由は理解出来なかったから。不幸な赤ちゃんが産まれて、居る中なぜ簡単に体を重ねるのか.......むしろ殺人に近い事にもなりえる。中絶をする動画を見て学んだり、こういう事があるのになぜ出来ると友人に話していた.......でもサクに出逢い、何かが自分の中で変わる........サクも被害者だったという事に気づかされた..........


私の中で納得できた。なぜ?という疑問から、なるほどと頭の中でピンっときた.......その時に思った。

よく頑張って生きてきたのだと.........でも全て(望まない妊娠をする側)が被害者ではないと思う。でもどちらか一方は被害者かもしれない。サクは産まれた瞬間から、いや出来てしまった時サクの生き方が決まってしまったと言っても過言ではない........


でも私はサクがこの世に生を受け出逢えて、本当に心から感謝してる。あの日心が通い合うような不思議な巡り合わせ.......私を変えた唯一無二な存在に........心から産まれてきてくれてありがとうと感じる。こんな感情は本当に初めてで、自分は母親でもないのに........なぜだか私もわからない


ただ幸せになってもらいたい........私も病気を抱えている。サクも何か(病気)抱えているだろう...........

私は医者じゃない。だけどサクが欲しかった愛情を与えることは無限に出来る。医者は薬を与えて話を少し聞くと終わり。でもそれが彼らの仕事.......沢山の患者さんが、居るから仕方ない...........だから、私はサクには薬よりも愛情で治してあげたい...........サクが自分で病院に行きたいと言ったらそうするけど.....病院に行っても薬をもらい、徐々に効かなくなり増えていき先が見える........医者によっても様々だが、サクの場合睡眠薬は必ず飲まされる。抗うつ薬、抗不安薬など薬を飲まされるだろう........だけどサクはまだ自分で寝れるから........睡眠薬は飲ませたくない.........本当に薬など飲ませたくない........


考えれば考えるほど不安になり夜の薬を飲み1人で話し出す


「サクめんこいな......でも寝ちゃった......なんでって?そりゃ疲れたんだよ.....」


心の中の人と話し出す(子供の頃からする行動)

病気ではなく私自身の中の人と友達のように笑ったり、話したりする(人が見ているところではしない)


「ずっと泣いてたから疲れちゃったの」


キッチンの前に座りニコニコする


「うん.....サクはかわいいの......やっぱり?(笑)」


どんどん声が大きくなり、話が盛り上がる


【私の頭の中】


(心の人) 「まだ寝てるの?」


(私)   「うん....寝てるよ」


(心の人) 「ちょっと起こしてみたら?」


(私)   「ダメ!そんなことしたら.....悩み事があ                    るの......」


(心の人) 「どんなこと?」


(私)   「仕事のことかな.....仕事に行くとね、      自分が自分じゃなくなる.....むしろ自分を殺す感じになる」


(心の人) 「あーなるほどね.....頑張ってよくやって     るよー本当に頭が下がるよ。行かなくていいんじゃない?」


(私)   「それが出来たら行かないよ(笑)」


(心の人) 「だよね(笑)」


(私)   「(笑)」



物音がして、話すのを止める。周りを見渡し誰も見てないことに安心する


「ふぅー」と胸を撫で下ろしサクの寝ているソファーに行き寝顔を見つめる


サクの睫毛は、本数が多くて長く目をつぶるとより一層長く見える.......かわいそうだが、寝てるサクに


「サク....もぅ寝るよ....パソコン見終わったから....」


寝てるサク


「風邪引いちゃうから.....」


まだ寝てるサクに少しイタズラをしたくなり、キッチンの電気を消して真っ暗にしソファーの後ろに隠れ、ソファーに寝てるサクの髪の毛をバサッと撫でて、隠れては又同じ事をする


徐々に動き始めるサクに、ニヤニヤする私はソファーの裏で楽しくなり、床をゆっくり歩き魔法使いのように不気味感を出す


「んっー....オト.....」と起きるサクに笑いを堪える。ソファーの下にある杖の箱を取り出し箱を開き杖を光らせる


ソファーに手だけ置き魔女のように指を動かす

「ねーオトでしょ?後ろにいない?」


気づかれたのが、悔しくサクの足の方へとゆっくり回り杖をサクに向け


「エクスペクト·パトローナム!!」と大声で言い出す私にビックリするサク


「消して(笑)その光....」笑いだすサクに失敗したと思いやけくそになり闇の帝王になりだす


「誰か杖を俺様に渡すものはいるか?」


素振りも同じく声の高さも一緒にするが、サクは笑う


「何を笑っておる?俺様がそんなに面白いか?」


サクに近づきながら、笑わないように後ろを向く


「オトだろ?(笑)オルデモート卿(笑)」


「度胸があるな!黙れ!!ワームテール」と杖で演じるとサクの笑いに釣られて、笑ってしまい「ノックス」と囁き杖の灯りを消し真っ暗になる


「オト面白い(笑)」


「怖がらせるためだったんだけど」


お腹を抱えて笑い続けるサク


「待って」と笑い続ける


再び杖を出し「ルーモス」と囁き杖が光る


「ティティランドー(相手をくすぐる)」


本当に笑ってるサクに少しだけ魔女のようになれた気がする


「リクタスセンプラ(笑いを止める)」


「オト....お腹痛い(笑)」

「痛いよ.....(笑)」


「誰か進んで俺様に杖をよこすものはおらんかね?」


「俺(笑)」

「オトもぅ笑いすぎて......」


「おおう!黙れ!!ワームテール!!」


「どんだけワームテール怒られてるの?(笑)」


かなり大爆笑しているサクが「笑いすぎてお腹が痛い......」と咳をする。ツボに入ったみたいで、嬉しくやってよかった。こういう演技は本当に心を許した人でないとやらないし他の人には見せない部分。もっと見せた方がいいとよく言われるが、そう簡単に出来るものではない。信頼の上に成り立つから


「もぅ一回見たい.....」


「又?」


「だって面白いんだもん」


「もぅ眠いから又今度ね.......」


「うん.......」


「黙れ!ワームテール!!客人をおとなしくしておけと言わなかったか!!」と杖を横に向ける


笑いだすサクにTVの近くに落ちてるモッフィーを手渡すと「俺の...」って言いながらハグする


「俺の宝物.....」

価値観が変わるというのは、中々ないと私は思います。それくらい大きな影響を自分に与えない限り起こらないと、中々経験しません。 オトサク


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