12.よく寝るサク
寝室で、昼寝をしてるサク
一緒に居る時間が、増えて本当に眠れてるのか
心配になる。サクの気にしてるオネショは、最近ないが、正直なところ一人で居るときは、どんな生活を送っているのか、心配になる
リビングで、2人で話す
「サクくん、よく眠るよね」
「多分、夜眠れてないのかもしれない」
「なんで?」
「リナに、サクのこと言ってなかったよね」
リナに、サクの事を話し、誰にも内緒だよと言いながら固い約束をする。悲しい顔を浮かべ、サクの方に行こうとするリナを止める
「だから、寝てるの(笑)」
「わかってるけど、可哀相」
「サクに、その言葉言ったら駄目だよ、絶対言ったら駄目!」
リナの顔を真剣に見る
「だってさ可哀相じゃん、お父さんもお母さんもさ、よく生きてたよ!」
「そうだけど、言われた方は傷つくの
それに、いい気持ちはしない、平等に扱って」
「わかった、なんでサクくんって、
そんな生い立ちなのに、いいこなの?」
目が潤むリナ
「だから、性格もあるよ、悪くなる人も居るし、サクみたいに、反面教師になる人も居る」
「そうなんだね」
立ち上がり、窓を見るとタロとムギが歩いてる
可愛いなと思いながら、見つめる
「何みてんの?」
リナが話す
「タロムギだよ」
タロは、白くピジョンフリーゼとトイプードルのミックス犬。顔には少し茶色がかったような、模様が、薄く顔の中心にかけて、広がっている
性格は、ツンデレで、飼い主さんが一番好き
男の人がトラウマにより、苦手で恐がり
ムギは、ミニチュアダックスで、長毛で色がクリーム。毛が長く、人懐っこく、優しく、タロを大事にしてる優しい子
お話しをしながら、オセロをしたり、チェスをするが、大抵はオトが負ける。リナは強い
「ねぇー、なんか飽きた(笑)」
リナが床に大の字になり話す
「どうする?」
「どっか行こ!」
「サク寝てる」
サクを置いていくと、探し回るとか、泣くとか、細かいことは、リナは知らない、伝えてない。
サクのプライバシーに関わることは言いたくない
「行こうよ!ゲーセンとか!サクくんも起こして」
「ごめん行かない」
「なんでー」
「だから寝てるの!」
「そんなにサクくんが大事なの?」
「私が居ないとサクは駄目なの!」
「子供じゃないんだからさ(笑)」
こんなに、うるさいのに寝てるサク
「じゃあさ、フラッと行こうよ」
「先行ってていいよ、結局タイセイの車乗ってるんじゃん!(笑)」
「あいつが、悪いからいいの!」
「意味わからん(笑)」
「コンビニ寄った後、待ってるから」
立ち去るリナ
絶対、起きた.....
玄関の音がデカすぎて.....
もっと小さく閉めてよと思う
それと、勝手に出ていったリナにも少しイラッとする。遊びたいけど、それよりもサクが勝つ
サクと出逢ってから、何かが変わった気がする
今までの自分とは違う
「サク~」
リビングから、呼ぶ
ふらついたのか、倒れる音がする
「オト~痛い」
「何やってんの?(笑)」
ベットから落ちてるサクに笑ってしまう
「起きようと思ったらさ、落ちた(笑)」
「(笑)」
一瞬おかしな事を言ってしまう
「サクみたいな可愛い子供が欲しい」
「えっ?」
顔を赤らめる
「いや、将来的にみたいな.....」
「子供ってことはさ.....」
「どう?子供」
「俺とオトの子供?」
「それ以外誰が居るの?」
「ってことはさ、俺がパパ?」
「で、私がママ」
「うん、欲しい。だけど正直パパって、わからない、いい父親になれるのかな.......」
「今じゃなくて、将来的な話をしてる。でも流石に今は無理だよ」
「ちょっと待ってよ」
「まだ、俺たちさ(笑)」
笑いを堪えていたが、笑ってしまった
「オト、顔が真っ赤だよ(笑)」
慌てて顔を隠し、話題を変える
「リナと一緒に、出掛ける?」
「オトも行くなら、俺も一緒に行く」
読んでくれて、ありがとうございます!
オトサク




