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愛という名の尊さ  作者: Momoha
【第一章】溶けない雪
12/26

12.よく寝るサク

寝室で、昼寝をしてるサク

一緒に居る時間が、増えて本当に眠れてるのか

心配になる。サクの気にしてるオネショは、最近ないが、正直なところ一人で居るときは、どんな生活を送っているのか、心配になる

リビングで、2人で話す


「サクくん、よく眠るよね」


「多分、夜眠れてないのかもしれない」


「なんで?」


「リナに、サクのこと言ってなかったよね」


リナに、サクの事を話し、誰にも内緒だよと言いながら固い約束をする。悲しい顔を浮かべ、サクの方に行こうとするリナを止める


「だから、寝てるの(笑)」


「わかってるけど、可哀相」


「サクに、その言葉言ったら駄目だよ、絶対言ったら駄目!」

リナの顔を真剣に見る


「だってさ可哀相じゃん、お父さんもお母さんもさ、よく生きてたよ!」


「そうだけど、言われた方は傷つくの

それに、いい気持ちはしない、平等に扱って」


「わかった、なんでサクくんって、

そんな生い立ちなのに、いいこなの?」

目が潤むリナ


「だから、性格もあるよ、悪くなる人も居るし、サクみたいに、反面教師になる人も居る」


「そうなんだね」


立ち上がり、窓を見るとタロとムギが歩いてる

可愛いなと思いながら、見つめる


「何みてんの?」

リナが話す


「タロムギだよ」


タロは、白くピジョンフリーゼとトイプードルのミックス犬。顔には少し茶色がかったような、模様が、薄く顔の中心にかけて、広がっている


性格は、ツンデレで、飼い主さんが一番好き

男の人がトラウマにより、苦手で恐がり


ムギは、ミニチュアダックスで、長毛で色がクリーム。毛が長く、人懐っこく、優しく、タロを大事にしてる優しい子


お話しをしながら、オセロをしたり、チェスをするが、大抵はオトが負ける。リナは強い


「ねぇー、なんか飽きた(笑)」

リナが床に大の字になり話す


「どうする?」


「どっか行こ!」


「サク寝てる」


サクを置いていくと、探し回るとか、泣くとか、細かいことは、リナは知らない、伝えてない。

サクのプライバシーに関わることは言いたくない


「行こうよ!ゲーセンとか!サクくんも起こして」


「ごめん行かない」


「なんでー」


「だから寝てるの!」


「そんなにサクくんが大事なの?」


「私が居ないとサクは駄目なの!」


「子供じゃないんだからさ(笑)」


こんなに、うるさいのに寝てるサク


「じゃあさ、フラッと行こうよ」


「先行ってていいよ、結局タイセイの車乗ってるんじゃん!(笑)」


「あいつが、悪いからいいの!」


「意味わからん(笑)」


「コンビニ寄った後、待ってるから」


立ち去るリナ


絶対、起きた.....

玄関の音がデカすぎて.....

もっと小さく閉めてよと思う

それと、勝手に出ていったリナにも少しイラッとする。遊びたいけど、それよりもサクが勝つ

サクと出逢ってから、何かが変わった気がする

今までの自分とは違う


「サク~」

リビングから、呼ぶ


ふらついたのか、倒れる音がする


「オト~痛い」


「何やってんの?(笑)」


ベットから落ちてるサクに笑ってしまう


「起きようと思ったらさ、落ちた(笑)」


「(笑)」


一瞬おかしな事を言ってしまう


「サクみたいな可愛い子供が欲しい」


「えっ?」

顔を赤らめる


「いや、将来的にみたいな.....」


「子供ってことはさ.....」


「どう?子供」


「俺とオトの子供?」


「それ以外誰が居るの?」


「ってことはさ、俺がパパ?」


「で、私がママ」


「うん、欲しい。だけど正直パパって、わからない、いい父親になれるのかな.......」


「今じゃなくて、将来的な話をしてる。でも流石に今は無理だよ」


「ちょっと待ってよ」

「まだ、俺たちさ(笑)」


笑いを堪えていたが、笑ってしまった


「オト、顔が真っ赤だよ(笑)」


慌てて顔を隠し、話題を変える


「リナと一緒に、出掛ける?」


「オトも行くなら、俺も一緒に行く」




読んでくれて、ありがとうございます!

オトサク


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