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帰還した世界での学園生活  作者: astry
第一部 一年生
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二度目の旧校舎地下ダンジョンから帰還して

 イセリアたちは旧校舎から出たときには第一階層探索組が既に外で待っていた。

お互い無事をたたえ合い、自分たちが捜索した階層の報告し合うために寮の食堂へと向かう。


 食堂に着いた一行はまず第一階層探索組からの報告を聞く。

第一階層自体には変化はなかった。これは先生たちが言っていたのと変わらない。

だが、先生たちは交戦していなかったが、第一階層探索組は第一階層のボス部屋にてガーゴイルと交戦したことを聞かされる。

第二階層探索組で第一階層探索組がガーゴイルと交戦したことを知っていたのはイセリアだけだった。

第二階層探索組でそのことをとがめる人はいなかった。けれど、報告はしてほしいとイセリアは言われた。


 ガーゴイルは一か月前より数が増えており、最初は連携をせず、一体一体が好き勝手に空から降りてきて爪で攻撃してから空へと上昇する。ヒット&アウェイの戦いをしていた。

ユーリがイセリアと連絡を取り弱点を知ってからは翼を壊して下に落として頭または胸部にあるコアを破壊し続ける。

しかし、数がある程度減ったときガーゴイルは戦法を変えて来た。

空にいるまたは爪で攻撃できないガーゴイルは魔法で援護するなどして目に見える形で変わった。

ただでさえ苦戦を強いられたところでこの変化はないと第一階層探索組はいう。

最終的にはユーリの活躍によりガーゴイルを全部を倒すことに成功した。

それに一か月前とは違い今月はファントムは第一階層には現れなかった。

ガーゴイルを全部倒した後、空に文字が浮かび上がり、文字を写真に収め撤収したという。


 次に第二階層探索組でボス部屋までに現れた魔物は第一階層より強くなってはいるが、あの程度なら第一階層探索組でもまだ十分に戦っていける。と第二階層探索組はいう。

第二階層にもやはりというべきボス部屋があり全員で突入する。バトルフィールドが形成された後、デビルゴーレムが出現して最初の攻防でデビルゴーレム十数体を倒し、シャルロッテ、アモン、エリナ、イセリアを除き戦闘不能に陥ったことを話す。

第一階層探索組にいた二年生は驚いていた。

そこからデビルゴーレムの変化とデビルゴーレムを倒した後、ファントムが現れV-MAXのようなブースト系の術または魔法を使うとカウンターとしてファントムがV-MAXを使うことを話。

そして、一ヶ月後に第三階層が解放されることを報告した。

ついでにファントムが第三階層で打ち止めであることも伝えた。


 お互いの報告を終えた後、第一階層に再び現れた文字の解読をする。その内容は、


 再びガーゴイル討伐おめでとう。これからは一月ごとに復活ではなく。これからは次の日0時になった瞬間からもう一度戦うことができるぞ。ガーゴイルと戦ってもっと力をつけるがいい。


文字の解読によりガーゴイルと毎日戦えるようになったことが分かった。解読内容を伝えてから先生たちの締めの言葉をいただき報告会はおわった。

イセリアは思うガーゴイルと戦いたい人物は果たしているのであろうかと。

もしいるとしたら第二階層探索組に参加していたメンバーぐらいであろうとイセリアは予想する。

そして、予想通りにすぐに戦いと思う人物がいた。その人物はエリナであった。


「ガーゴイルと戦えるのか。よし!イセリア、0時にオレに付き合え」

「今日、デビルゴーレムと散々やり合ってすぐにガーゴイルとやり合うのか」

「その通り!戦ってみたいんだ。話によると前回は一方的に倒されて今回は苦戦した。これでは強いのか弱いのか分からないだから戦ってみたいんだ。そして、オレは強くなっているのか確かめたい」

「今の実力を確かめるのになんで私が必要?」

「何言ってんだ?ダンジョンは最低二人組のパーティーを組まないと危ないだろ」


 エリナは心底心外そうにイセリアを見る。

基本ダンジョンを潜る際、パーティーを組んで潜ることを推奨されている。

単独でダンジョンに潜るのは命知らずかまたはバカの所業と言われるほど危険な行為としてまっとうな冒険者ならやらない。

だが、単独でダンジョンを攻略した人物はダンジョンの難易度次第では勇者、英雄など言われ称えられる。


「確かにもしものことがあったとき、救援を呼べる奴がいるといいけど。そこでなぜ?私?」

「お前ならもう一度ダンジョンに潜れる体力と精神力があるだろ。他の奴らはまた潜れ程の体力も精神力は流石に無いだろうからな」


 エリナの話を聞いてイセリアは周りを見る。エリナの言う通りほとんどの人が体力的に限界に来ていた。

まだ体力的に余裕があるのはイセリアとエリナ以外にアモン、ジークリンデ、ユーリくらいである。

その三人は体力的には大丈夫そうでも精神的に参っている。

故にイセリアはエリナと共に再び旧校舎地下ダンジョンに潜ることにした。


「わかった。次はどうやって門限すぎてから寮を出るかだが」

「皆が寝静まったときに寮を出ようぜ」

「それがいいか。なら時間までゆっくり休んでいるか」

「オレも休むか。んじゃな~」


 イセリアとエリナの二人は食堂を後にして時間が来るまでゆっくりと休んで疲れを取りながら、日が変わるのをただ待つ。

二人は皆が寝静まったことを確認し、マリアに見つからないように寮をでる。

二人は真っ直ぐ旧校舎地下ダンジョンへと向かう。二人は誰にも見つからず旧校舎までたどり着くことができた。


「行くぞ。イセリア、準備はいいな!」

「いつでもいけるぞ」

「行くぞ!」


二人は旧校舎地下ダンジョンへ足を踏み入れ攻略を開始する。


イセリアとエリナが旧校舎地下ダンジョンへ突入したとき旧校舎前に人影が現れる。


「むぅ、既に先客いるよですな」

「いったい誰ですか。我々以外でこんな夜更けにここを訪れるバカな人たちは見つけ次第、説教いたしましょう」


二人はイセリアとエリナの後を追うように旧校舎地下ダンジョンへと入っていた。

次回:夜の旧校舎地下ダンジョン第一階層

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