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帰還した世界での学園生活  作者: astry
第一部 一年生
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いざ!港町インマーニへ!

更新、遅れてすみませんでした。これからも応援よろしくお願いします。

 非常食などを買いに行ってから、週末の休日が過ぎて日曜日、まだ太陽の光が王都を照らす前に今回のために特別に使用許可が下り、ついでに長距離運用のデータを収集するためにGクラスの寮の前に車が到着した。

 寮に前には全学年のGクラスの生徒達が車を見に集まっていた。


「これが車っていうやつか」

「私が想像していたものと違う」


生徒達は初めて見る車にいろいろな感想を言っていた。

だが、転生者であるシャルロッテはこの世界の車の形を知っていた。それは転生する前の世界で使われていたダンプトラックと呼ばれる車種の形をしていた。


「トラックで指定された場所へ行くの・・・」


シャルロッテは驚いているところに声がかかる。


「ダンプトラックそれは主に砂や産業廃棄物などを運搬するために用いられる車である。なおこの世界では開発コンセプトは砂や産業廃棄物の運搬ではなく、バスと同じく大量の人を乗せて輸送を目的に設計された乗り物」


シャルロッテは声がする方向に振り向いた。そこにはイセリアが紙を持ちながら隣に立っていた。


「いったいどうやったらトラックの形に行きつくのやら」

「そうよね。私は転生者でイセリアは異世界渡航者だから車と言ったらすぐにこれといった形を想像できるけどこの世界の人たちはすぐに想像できないものね」

「でも他の転生者から絵か何かで教えられていますよね?」

「確かに、じゃあなんで?」

「なんでだろう」


 二人は首を傾げなんでバスではなくトラックの形が採用されてたのか考え始めるだがそうしている間に他の生徒は次々とトラックに乗っていくそして、二人を残して全員がトラックに乗った。

二人はそれに気づいて慌てて自分たちの学年に割り振られたトラックに向かった。


 イセリアはすぐさまトラックの運転席側のドアを開けて今運転席に座っている人物を引きずり出し後ろに乗せてすぐさま運転席に座りエンジンをかけようとしたが


「しまった。これにはエンジンキーはないんだった」


イセリアは気を取り直しえて資料で確認した起動方法を思い出しハンドルから軽く魔力をトラックに入れる。これによりトラックの動力が起動しめイセリアは目的地へ向かうためにアクセルを踏もうとするがまだ前のトラックがあるために進めなかった。


「今のうちに飲み物とか用意しておこう」


イセリアは色々な物を取り出し運転席に配置していく。配置が終わったころには前のトラックが動き始め三年生と二年生たちを乗せて各々目的地へと向かって行った。


「皆、私たちも目的地へと行くぞ!いざ!港町インマーニへ!」


 イセリアはアクセルを踏み、トラックは加速を始め、イセリアは目的地である港町インマーニへとトラックを走らせる。




 一年生たちを乗せたトラックは順調に進んでいく。

荷台に乗っていたユーリとジークリンデ以外の皆は、最初の方は緊張していたが次第に慣れていき、次第に緊張が解けていきいつも通りに状態に戻りつつあった。

とそこでイセリアはブレーキをかけ始めトラックを止めた。

助手席に座っているコンゴウ先生はイセリアになぜ止めたか聞いた。


「どうしたなぜ止めた」

「道のど真ん中に子供が座ってますよ。ん?あれは泣いているのか?」

「何?本当だ子供が座っている。泣いているかどうかはわからんが確かに座っているな」


 イセリアが突如トラックを止めたのは道のど真ん中に子供が座っていたからである。それに今トラックがいる場所は林の中にいるため少し道をそれて子供を回避できない状態である。

さらにイセリアが子供の周りに人の気配を感じた。


「それに子供の周りに複数の人の気配がありますね。数にして十人」

「多いな」

「まず私が接触してみます。周りの奴らがもしも賊だったら私が道を作ります。先生はその隙をつき車を急発進させてすぐそばを駆け抜けてください」

「イセリア、お前はどうする」

「すぐそばを通ったとき車に飛び乗ります」

「わかった。皆、聞いたな」


 二人の会話を聞いてた皆は頷く、他にも今回のために一緒に乗ってきた研究員の人たちもいたがその人たちにも了承をもらいイセリアはトラックから降り、先にいる子供の元へと向かった。


 コンゴウ先生は助手席から運転席に移動していつでもトラックを出せる状態にする。


「研究員さん、一つ聞きますがこの車の耐久力はどれくらいありますか」

「魔法の直撃を三、四発受けても壊れませんよ。この車のボディの材質は木材で出来ていますが、魔木の鋼樹こうじゅで出来ていますのでそう簡単に壊れたり燃えたりしませんから安心してください」

「ですが車は大丈夫でも荷台に乗っている皆さまと生徒は大丈夫なのですか?」


そこでコンゴウ先生と研究員との会話にイセリナが入ってきた。


「そこはわたくしが結界を張り相手の攻撃を耐え凌いで見せますわ。ですから先生はわたくしたちのことは気にせず発進してくださいませ」

「わかった。皆を頼んだぞイセリア」

「お任せてくださいませ」


イセリナは鉄扇を取り出し呪文を唱えて荷台に結界を張る。

イセリナが結界を張り終えたころには、イセリアが子供のすぐそばまで来ていた。


「少年、ここは道の真ん中だ。端にずれなさい」

「助けて、おばさん、僕、僕」


子供がイセリアに助けを求めてイセリアにしがみつこうとしたが、イセリアは子供を蹴り飛ばす。

誰もがイセリアの行動に言葉を失い、そこから先に起きたことは誰にも口にしたがらなかった。


 林を無事に抜けた一行しばらくしてインマーニとエンデュミオンの間にある町につきそこで一泊してからインマーニへと再び向った。それから半日の時間が経過して一行は無事に港町インマーニへと着いた。

そこからはコンゴウ先生の指示で今日から世話になる宿へと向かい宿の隣にトラックを止めて一行は宿へと入っていった。


次回:第一回一年生Gクラス課外授業、初日

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