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帰還した世界での学園生活  作者: astry
第一部 一年生
30/83

イセリア&狭間から出てきた少女VS神魔皇帝ゴッド・エンペラー

 師匠たちと世界を越えて修行中の私は世界の狭間で師匠たちに狭間の魔物を百体倒せという試練を出された。

今の私では、世界の狭間の魔物の中堅くらいしか倒せない。だから私は隠れながら中堅以下の狭間の魔物を探しては倒していった。

ときに中堅より上の狭間の魔物に会ったり、狭間の魔物の巣の中に突っ込んだり、そのたびに全速力で逃げるということもしたがそれでもこつこつと狭間の魔物を倒していき、狭間の魔物百体倒せを残り一体までにしたところ、やばいやつを見つけた。

それは神魔皇帝ゴッド・エンペラー、神魔皇帝と名前の前に中二病くさい言葉がついてはいるがその名に恥じないだけの強さをゴッド・エンペラーは持っている。

私は隠れて周りを確認したところやつ一体だけのようだ。どうやらあいつは仲間のところからはぐれた固体みたいだ。

本来、ゴッド・エンペラーは基本、群れをなす魔物だから、単体でいること自体珍しいな。

私はゴッド・エンペラーに見つからないように息を潜めてゴッド・エンペラーがどこに行くのを待ったが、ゴッド・エンペラーは何かしているようで見つけたところから動こうとしない。

しばらくゴッド・エンペラーを監視していたが、そこで私はなぜ、ゴッド・エンペラーが動かなかった分かった。空間にひびが入り始め、徐々にひびが広がり、最終的に空間に入ったひびが割れ、空間に穴が開いた。

そして、ゴッド・エンペラーは空間の穴から先の世界へと入っていった。それを見た私は助かったと思ったが、ゴッド・エンペラーが入っていった。世界から人の声が聞こえた。


「遅かったか。薬草採取なんてせず、すぐに撤収しとけばよかったか。よりにもよってこいつがこの世界に現れるなんて」


 穴が開いた先には人がいたのだ。ゴッド・エンペラーがいなくなったことに安堵していた自分を恥じた。その先にいる人たちはゴッド・エンペラーなんて倒せない。

まぁ、私も倒せないのだが・・・、だけど倒せなくてもこちらへと押し返せるかもしれない。希望的観測だが、今、ゴッド、エンペラーのことを知っていて戦えるのは私しかいない。

私はゴッド・エンペラーを追ってその世界に突入した。

声がしたとおりやはりそこには人がいた。そこにいた人の人数は五人、全員が女だった。

 そのうちの一人は顔はキレイで目は少し釣り目ぎみ、髪は白く長髪で私と同じく、後ろで一本結びをし、瞳の色は金色の目をしていた。見た目は二十代後半のように見えるが、なんとなくだが違う気がした。そして私と同じくこいつからは魔力と神霊力を感じられた。

もう一人は、どこかで見たような顔をしていた。え~と、どこだったかな確か、どこかの世界のどこかの国のどこかの城で見たような気がする。どこだったかな思い出せないな。髪型は姫カットで髪の色は金髪、瞳の色はサファイア、こちらは神霊力を感じられる。

もう一人は背が高く、こちらもどこかで見たことがるような気がする。髪型はショートヘアで髪の色は緑、瞳の色はエメラルドで全体的にかっこいい女性。

もう一人はこちらも背は高いが先の女よりは低い、顔はかっこいい、髪型はピクシー・カット、髪の色は蒼く、瞳の色はルビー。

最後の一人は五人の中で一番背が低く、顔は凛々しい、髪型はストレートで髪の色は黒、瞳の色はアメシスト、最初の二人と違い、この三人からは魔力だけしか感じられない。

私はこの五人をゴッド・エンペラーのターゲットにさせないために、私は剣を抜き、ゴッド・エンペラーに対して攻撃を開始した。そこで白髪の女が、


「あの少女が、ゴッド・エンペラーの気を引いているうちに逃げるぞ!」


まさか、私を囮にして逃げると言い出した。さらに彼女はゴッド・エンペラーを知っている。先の声はこの女と見て間違いないだろう。

ほかの四人が難色を示すが、


「あいつはそう簡単には死なない。皆を街道まで逃がしたら私が後で援護に戻る。だから心配要らない。それに皆がここにいたら足手まといになって、あいつが全力を出せない。だから逃げるんだ」


白髪の女はなんと私のことを知っている!?私とあいつは過去に会ったことがあったか?覚えがない。それに白髪の女は四人を街道まで送ったら援護に戻ってくるという。ほかの四人は自分たちの実力を知っているのか後ろめたさがある顔をしてこの場を逃げ出した。だが・・・、あの女、私が全力を出せないとか言っていたが、これでも全力で攻撃しているつもりだ。

それにしてもこのゴッド・エンペラー、こちらが全力で攻撃しているのにまったく反応を示さない。こちらのこと羽虫としか思ってないのかもしれない。勝手に周りを飛んでいていつでも叩き落とせると、そう思うとものすごくむかつくな。

そこで私はゴッド・エンペラーの目を狙うことにした。さっきから関節を攻撃していてもびくともしないので目を潰しそこから畳み掛ける。私は高速で移動しゴッド・エンペラーを揺さぶりを掛けて、気を散らさせてゴッド・エンペラーの目を剣で突きにいった。

私の剣はゴッド・エンペラーの目と思われるところにどんどん吸い込まれていく。あと少しのところで直撃というところで、ゴッド・エンペラーが消えた。

いや、消えたとは私の視界から突如、いなくなっただけでゴッド・エンペラーは私の真後ろにいた。

ゴッド・エンペラーはついに動き出し、私に対して左腕の砲身で殴りに来た。私はクイック・ブーストで回避したがゴッド・エンペラーのほうが早く、相手の攻撃を完全に回避しきれず、攻撃をかすめ、威力が強いためかかすめただけでも、私にとっては大ダメージが入り吹き飛ばされ木々に体を打ちつけた。

ゴッド・エンペラーは私に追撃するべく左腕の砲身をこちらに向けてきた。

ゴッド・エンペラーの左腕はレーザー砲、出力が高いからこちらの魔法障壁など簡単に貫き、この身を焼くだろう。

ゴッド・エンペラーによる攻撃よってこちらはまだまともに動けない。やはりは私にはゴッド・エンペラーを倒すことも、狭間に戻すだけの力はなかったのだ。さらば、私の人生・・・

私は目を瞑り死を覚悟したところで、なるはずのない音が鳴り響いた。銃声である。本当は私を焼くはずだった。ゴッド・エンペラーのレーザーは右にそれ、後ろの木々を焼き、左からさっき逃げ出したやつの声が聞こえた。


「簡単にあきらめるとはそれでも、アリシア・デュミナスの弟子か、期待はずれにもほどがある。アリシア・デュミナスならたとえ敵わなくても、そう簡単にはあきらめないぞ!ガッツを見せろ!イセリア・イグナイト!」


私は声をする方向を見て、そこにいたのは先ほど四人を逃がし後、ここに戻って私を援護するといっていた白髪の女が、左には大口径のキャノン砲を持ち、右には私も持っている、対ドラゴン用アサルトライフルを装備していた。それとありえないことに白髪の女は私の素性を知っていた。


「彼のものを癒し、失われしものを再生せよ、キュア」


白髪の女は私に近寄り、神霊術を使い、私の負った大ダメージを瞬時に回復させた。


「なぜ、戻ってきた!!!」

「簡単な話だ。ゴッド・エンペラーは放置できない。やつを放置してこの国を滅ぼされてたまるか」

「ゴッド・エンペラーのことをわかっているならなぜ戻ってきた。逃げろよ!」

「皆を逃がす際に言っただろ。戻って援護すると、ゴッド・エンペラーはここで倒す。その際、ゴッド・エンペラーのとどめはお前が刺せ。さて、こんなことをしているうちに空気を呼んでいたゴッド・エンペラーが痺れを切らしてきたぞ」


本来ならすぐにこちらを攻撃してきてもいいのにそんなこともせず、ゴッド・エンペラーは突っ立っていただけだった。でもそんなわけがなかった。ゴッド・エンペラーの目が赤く光だし、ゴッド・エンペラーは咆哮をあげた。


Gyaaaaaaaa!!!!!!!


その咆哮は聞いたものすべてに対して恐怖のどん底に落とすような咆哮、私は縮み上がり萎縮したが白髪の女が私の肩に手を乗せ


「大丈夫だ、なにこの程度の咆哮で私たちは止まらないし止められない。さぁ、いくぞ!第二ラウンドの始まりだ!!!」


白髪の女はゴッド・エンペラーに突撃した。私はその姿をなぜか自分と重ね合わせた。


次回:人を超えて・・・VS神魔皇帝ゴッド・エンペラーⅡ

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