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〖贈り物〗

胡桃はゆっくり霊糸を入れる。


細い糸。


骨付近。


だが。


ピタッ。


止まる。


胡桃


「真奈姉ちゃん。」


胡桃


「引っかかる。」


病室静寂。


真奈は目を細めた。


真奈


「……ダメか。」


真奈は紫苑を見る。


真奈


「分かった。」


真奈


「氷室。」


紫苑


「……。」


真奈


「一気に行く。」


病室止まる。


真奈


「骨に絡んでる残滓。」


真奈


「全部焼き切る。」


海斗


「全部!?」


真奈


「あぁ。」


真奈


「心配すんな。」


真奈


「蛇塚と桐生もやった。」


紫苑は視線を動かす。


蓮。


鷹臣。


二人ともぐったり。



「……。」


鷹臣


「……。」


真奈


「ただ。」


真奈


「お前は別。」


静寂。


真奈


「二人より痛ぇ。」


紫苑


「……。」


真奈


「深い。」


真奈


「量も多い。」


真奈


「だから。」


真奈


「胡桃が治癒入れる。」


胡桃頷く。


胡桃


「大丈夫です。」


胡桃


「私。」


胡桃


「頑張ります。」


汗だく。


それでも笑う。


紫苑


「……。」


真奈


「いいか。」


真奈


「行くぞ。」

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