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〖贈り物〗

真奈は紫苑を見る。


真奈


「最後。」


病室静まる。


胡桃


「……!」


胡桃は前へ出る。


紫苑


「……。」


由美は和真を抱き上げた。


和真


「ス~~。」


玲央


「……。」


まだ和真を見る。


杏奈


「氷室くん。」


杏奈


「今日は脇腹の続きからよ。」


胡桃


「うん。」


胡桃は椅子を紫苑の横へ置く。


座る。


昨日より近い。


紫苑


「……。」


胡桃


「体。」


胡桃


「どうですか?」


紫苑


「……軽い。」


胡桃


「良かった!」


ニコッ。


紫苑止まる。


真奈


「胡桃。」


胡桃


「うん!」


真奈


「昨日と同じ。」


真奈


「目五。」


真奈


「霊糸五。」


胡桃


「分かった。」


胡桃は目を閉じる。


淡い光。


紫苑の内部。


昨日浄化した場所。


綺麗。


だが。


脇腹深部。


骨付近。


黒い残滓。


胡桃


「真奈姉ちゃん。」


胡桃


「まだある。」


真奈


「あぁ。」


真奈


「今日は骨周辺。」


紫苑


「……。」


胡桃


「大丈夫です。」


胡桃


「ゆっくりやります。」


静かな声。


胡桃


「怖くないです。」


紫苑止まる。


病室静寂。

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