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祓ノ血族(はらいのけつぞく)  作者: ハルヤ
第1章 「帰してもらえない胡桃」
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その頃のアジト

地下アジト。


重い沈黙が流れていた。


海斗が煙草を咥えたまま、

低く呟く。


海斗

「……なんなんだ、一体。」


「訳分かんねぇ……。」


誰も笑わない。


一樹だけが静かに考えていた。


一樹

「…………。」


あの結界。


あの転移。


そして、

電話越しでも感じた圧力。


どれも異常だった。


紫苑は、

ずっと黙っている。


だが頭から離れない。


それでも、

自分を“化け物を見る目”で見なかった胡桃。


そして、

杏奈の異常な霊力。


玲央が煙草を灰皿へ押し付けながら、

紫苑を見る。


玲央


「お前、

あの女気になってんのか?」


数秒の沈黙。


紫苑は顔も上げず、

短く吐き捨てた。


紫苑

「……うるさい。」


だが。


その声は、

いつもより少しだけ弱かった。

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