表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/193

〖集中力〗

胡桃


「最後……。」


細い霊糸が最後の残滓へ触れる。


黒い残滓は静かに消えた。


消失。


沈黙。


胡桃


「終わった~~~。」


その場へ座り込む。


真奈


「よくやった。」


真奈


「胡桃。」


真奈


「凄い集中力だったぞ。」


由美


「よく頑張ったわね。」


杏奈


「流石は妹だわ。」


胡桃


「えへへ……。」


紫苑は脇腹へ触れた。


違う。


今まであった。


鈍い痛みじゃない。


血が通っている。


熱がある。


怪我本来の痛み。


紫苑


「……。」


その時。


胡桃の体が揺れた。


フッ。


崩れる。


紫苑


「おい!!」


咄嗟だった。


片腕で胡桃を抱き止める。


全員止まる。


胡桃


「ご、ごめんなさい……。」


胡桃


「ちょっと……目眩が……。」


真奈


「当然だ。」


真奈


「あれだけ集中した。」


真奈


「しかも霊力出しっぱなし。」


真奈


「無理もない。」


杏奈


「初めてであれは凄いわよ。」


由美


「今日は休みましょうね。」


胡桃


「うん……。」


紫苑はまだ胡桃を支えていた。


胡桃


「あっ。」


胡桃


「ご、ごめんなさい!」


慌てて離れる。


紫苑


「……。」


腕だけ。


少し熱が残っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ