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祓ノ血族(はらいのけつぞく)  作者: ハルヤ
第3章〖接触〗
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〖人を見る目〗

翌朝。


大学病院。


杏奈出勤前。


病院入口。


由美が到着する。


淡い色の服。


柔らかな笑顔。


だが目だけ違う。


由美


「杏奈。」


杏奈


「お母さん。」


二人で病棟へ向かう。


病室。


神崎組。


全員止まる。


海斗


「……増えた。」



「母親?」


玲央


「似てるな。」


由美は笑う。


由美


「初めまして。」


由美


「冠崎由美です。」


優しい。


だが。


病室へ入った瞬間。


空気が変わる。


由美


「……。」


見える。


残滓。


玲央。


海斗。


蓮。


鷹臣。


一樹。


微量。


問題ない。


そして。


最後。


紫苑。


沈黙。


由美


「……深いわね。」


杏奈


「でしょう?」


由美


「これは。」


由美


「胡桃だけじゃ足りない。」


杏奈


「和真?」


由美


「えぇ。」


由美


「でも。」


由美


「まだ。」


由美


「人を見る必要がある。」


神崎組


「?」


由美が笑う。


由美


「少しお話ししましょうか。」


全員


「は?」

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