37/193
〖穏やかな空気〗
深夜。
冠崎家。
リビング。
――パキン。
空間が歪む。
真奈が戻って来た。
真奈
「ただいま。」
真奈
「終わったよ。」
全員が振り向く。
由美
「お帰り。」
修一
「ご苦労。」
杏奈
「お疲れ様。」
胡桃
「大丈夫だった?」
真奈
「あぁ。」
真奈
「下位だけ。」
真奈
「結界張って来た。」
空気が少し緩む。
陸斗
「流石は真奈姉。」
隼人
「最強は伊達じゃないか。」
真奈が二人を見る。
沈黙。
陸斗・隼人
「……?」
真奈
「お前ら。」
二人がビクッと止まる。
真奈
「朝。」
真奈
「起きろよ。」
沈黙。
陸斗
「まだ言う!?」
隼人
「終わった話だろ!!」
真奈
「終わってない。」
杏奈
「クスクスクス。」
由美
「はいはい。」
修一
「もう寝なさい。」
真奈
「風呂入って寝る。」
スタスタ歩く。
陸斗
「姉貴怖ぇ。」
隼人
「マジで。」
胡桃が小さく笑った。
そして――
翌朝。




