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〖修復〗
真奈は結界核をテーブルへ置いた。
淡く光る核。
表面にはヒビ。
欠損。
霊力も乱れている。
真奈
「胡桃。」
胡桃
「?」
真奈
「霊糸紬で。」
真奈
「欠けた部分とヒビを修復して欲しい。」
胡桃の顔が少し真剣になる。
真奈は杏奈を見る。
真奈
「杏奈。」
杏奈
「はい。」
真奈
「胡桃の修復が終わった後。」
真奈
「浄化。」
真奈
「結界。」
真奈
「頼めるか?」
杏奈はふわっと笑った。
杏奈
「お易い御用よ。」
真奈
「出来るか?」
胡桃は結界核を見る。
そして。
にこっと笑った。
胡桃
「任せて!」
真奈
「よし。」
胡桃が結界核へ触れる。
淡い光。
紫の霊糸が指先から溢れる。
細く。
優しい糸。
欠けた部分へ絡み付く。
胡桃
「大丈夫。」
胡桃
「ゆっくり直すからね。」
ヒビが少しずつ埋まる。
杏奈は静かに隣へ座った。
結界準備。
真奈はそれを確認する。
真奈
「じゃ。」
真奈
「私は風呂入るわ。」
全員
「今!?」
真奈
「終わったし。」
真奈
「疲れた。」
由美
「先ご飯?」
真奈
「風呂。」
修一
「優先順位そこか。」
真奈
「大事。」
スタスタ歩いて行く。
陸斗
「自由過ぎる。」
隼人
「姉貴だし。」
胡桃は笑いながら。
静かに霊糸を紡いでいた。




