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祓ノ血族(はらいのけつぞく)  作者: ハルヤ
第3章〖接触〗
31/193

〖修復〗

真奈は結界核をテーブルへ置いた。


淡く光る核。


表面にはヒビ。


欠損。


霊力も乱れている。


真奈


「胡桃。」


胡桃


「?」


真奈


「霊糸紬で。」


真奈


「欠けた部分とヒビを修復して欲しい。」


胡桃の顔が少し真剣になる。


真奈は杏奈を見る。


真奈


「杏奈。」


杏奈


「はい。」


真奈


「胡桃の修復が終わった後。」


真奈


「浄化。」


真奈


「結界。」


真奈


「頼めるか?」


杏奈はふわっと笑った。


杏奈


「お易い御用よ。」


真奈


「出来るか?」


胡桃は結界核を見る。


そして。


にこっと笑った。


胡桃


「任せて!」


真奈


「よし。」


胡桃が結界核へ触れる。


淡い光。


紫の霊糸が指先から溢れる。


細く。


優しい糸。


欠けた部分へ絡み付く。


胡桃


「大丈夫。」


胡桃


「ゆっくり直すからね。」


ヒビが少しずつ埋まる。


杏奈は静かに隣へ座った。


結界準備。


真奈はそれを確認する。


真奈


「じゃ。」


真奈


「私は風呂入るわ。」


全員


「今!?」


真奈


「終わったし。」


真奈


「疲れた。」


由美


「先ご飯?」


真奈


「風呂。」


修一


「優先順位そこか。」


真奈


「大事。」


スタスタ歩いて行く。


陸斗


「自由過ぎる。」


隼人


「姉貴だし。」


胡桃は笑いながら。


静かに霊糸を紡いでいた。

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