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祓ノ血族(はらいのけつぞく)  作者: ハルヤ
【祓ノ血族】-本編-
191/193

【幻灯楼のVIP席】

真奈は、深いため息をついた。


そして。


神崎組のこと。


黄泉連のこと。


骸のこと。


結界核と封印具のこと。


総本家に連れてきた六人のこと。


その全てを、順を追って話し始めた。


四人は、それぞれソファに座り、黙って話を聞いていた。


琴音

「結界核と封印具のことは知ってるわ。」


琴音

「おばあちゃんから聞いたし。」


琴音

「でも、戻したんでしょ?」


真奈

「ああ。」


真奈

「でも、そこだけなのか。」


真奈

「他にもあるのかは、まだ分かってないんだよ。」


來華

「神崎組のことは知ってるわ。」


來華

「胡桃ちゃんが巻き込まれたやつよね。」


來華

「あれから、また何かあったのね。」


真奈

「ああ。」


真奈

「黄泉連が出てきた。」


真奈

「姿を見られてるし、気配も取られた。」


真奈

「あのままだと、イタチごっこだ。」


來華

「なるほどね。」


千颯は、黙っていた。


真奈

「千颯?」


千颯

「え?」


千颯

「ああ。ごめん。」


千颯

「実は、私の行方不明の兄貴のことが引っかかってさ。」


千颯

「何か関係があるかもって。」


真奈

「ああ。」


真奈

「随分前だろ?」


千颯

「うん。」


千颯

「だけど、何か引っかかるのよ。」


千颯

「ねぇ。」


千颯

「その六人の年齢、分かる?」


真奈

「あ~~。」


真奈

「杏奈なら知ってるかもな。」


真奈

「入院した時に、カルテ取ってたから。」


千颯

「杏奈ちゃんに聞いてみてよ。」


千颯

「何か分かるかも。」


真奈

「分かった。」


真奈

「聞いてみるよ。」


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